いつもと違う場所でわかった、自分と衣服の「くたびれ」感。



昨日は、早朝から某食品メーカーを取材に出かけたのですが、
インタビューを終え、
工場内での撮影に映ったときのことです。
「寒い!寒い!」とみんなで建物のなかに入ったら、
あちこちに大きな、大きな鏡!


特に意識して見ようとせずとも
おそらく20代半ばの女性社員さん、
おそらく40代の担当営業女性、
間違いなく57歳のわたしの3人が
その大きな、大きな鏡に映りました。
全身です。


あれ?わたしの顔の造作はどこにある?


まず、自分の姿にフォーカスしてそう思いました。
この鏡、映りがぼんやりしているのかな。
それとも、わたしの目がさらに悪くなったのかな。


しかし、40代の女性を見ると顔の輪郭も造作もくっきり!
20代の女性なんてピカピカお肌に
山口百恵に似た魅力的な口元まで
しっかりと見えます。


わたしの顔の造作だけ、見えにくいのか。


「あの人、鏡をチラチラ見ているなあ!」と思われないように
ビミョーに間隔を開けつつ、
たまたま鏡が目に入った風を装いながら
チラチラと鏡を見てみたら、
ほかの二人はもちろん、
50代の男性ディレクターも
40代前半の女性カメラマンも
肉眼で見るとおり、
そのままの雰囲気で鏡に映っています。


つまり、これが、わたしなのだな。
ずいぶん、おばあちゃん風味であることよ。


この前、夫の病院に行くとき
無料送迎バスの運転手さんが
わたしの気持ちを明るくしようと
なごやかかつ、にこやかに
「お孫さんはずいぶん、大きくなられましたか」と
孫のいないわたしに聞いてきて地雷を踏む、
というミスを犯されましたが、
それも、やむなし。


この送迎バスに乗るとき、
ついつい自分が若手のような気持ちになって
乗りにくい後ろに「わたしが行きます!」と名乗り出て
先に乗り込んでいたけど、
自分が自分に対して感じているこの「若手感」、
そろそろ賞味期限切れなのかもしれないな。


「若くありたい」という願望とは別に、
というか、その願望はさほどなくても
自分が長年慣れ親しんできた「若手感」は
意外に手放しがたく、ひょっこり顔を出すのです。
(だって生まれてからこの方、
すっと「年上の人たち」がたくさんいたからねえ!)


若見えしていると思ったことはないが、
その自分の想定以上に「年相応」であることよ。


昨日みたいに、
いつもと違う場所で
いつもと違う面子に
自分を混ぜて置いてみると
日ごろの「くたびれ」がくっきり見えました。
身に着けていた服や小物も
自分では「まだまだ新品」感覚だったのですが、
思っているより、くたびれていました。


鏡よ。いろいろ映してくれてありがとう。


日々、やるべきことに追われる「疲れ」は、
「くたびれ」になる。
新しい服でも買って
くたびれ払拭しようと思いました。





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自撮り挑戦で思う、「ちょっとやってみよう」の大切さ。


仕事で顔写真が必要になったのですが、
もともと顔に自信がないうえに
写真を撮ることが苦手です。


近いうちに取材の仕事でもあれば
カメラマンに頼みこんで撮影してもらおうと目論見ましたが
こういうときに限って、そんな予定も入らず。
ちょうど姪が夫のお見舞いに来てくれると言うので
「ついでにおばちゃんの写真もとって。ほんで奇跡起こして!」と
思いきりハードルを上げて頼みました。


ところが、病院には誰かがいるし
「どうしたんですか?」ってことになるし、
なかなか落ち着いて撮れないんですねえ。
「こんな感じでいいよ」と
わたしも照れくさくて
すぐに妥協しちゃうタイプ。
でも、まあ、これでいいか、と思うようにしました。


翌日のことです。


夫の病室にひとりでいるとき、
試しに自撮りしてみるか!と思い立ちました。


自撮りなど、まったくといっていいほどしたことがありません。
偶然、スマホに自分の顔が映ると
想像を絶するバアサンっぷりにびっくり仰天。
あの顔を撮影するなんて考えるだに恐ろしい。


しかし、世のブロガーさんたちは
上手にやっているではないか。
わたしだって文章だけブログといえども
ブロガーのはしくれ。
やってやれないことはなかろうばい。



勇気を奮い起こして
カメラを自撮りモードに変えて
よくわからないままに、多いほうがいいだろうと
ビューティーモードの目盛りを「8」にして
病室のあちこちに立ち、
我が尊顔(おかしな言い方ですが)を
じっくりと見比べました。


カーテン越しに自然光が入ったところが
どうやら、一番、よさげです。


何枚か、場所を変え
表情を変えて
撮影してみました。


するとどうでしょう。


カメラのビューティー効果と
柔らかな自然光、
そして自分自身の試行錯誤のおかげで
嘘のような色白&美肌が実現しています。
顔の造作の残念さは仕方ない。
そこは仕方ないが、
色白&美肌にはなってるじゃないか。


翌日、「こんなのでいいでしょうか」と送ると
「バッチリです!」のお返事!


ああ。よかった。
あのとき、「ちょっとやってみよう」と思ってよかった。
翌日には、歯ぐきがプーっとはれて
おたふく風邪みたいになってしまったから
これぞ、ほんとの「奇跡の一枚」だった!


何が言いたいかというとですね。


「ちょっとやってみよう」の大事さですよ。


「これでいいか」と
「ちょっとやってみよう」って
本人にとってはごくごく小さな違いだけど
現実には、大きな違いを生むことがある!


仕事でも、しばしば思うんですよねえ。


仕事で信頼される人って
すごいことをしているというより、
その「ちょっとした」をやれる。
「これでいいかあ」となりそうなときに
もうちょっと調べる。
もうちょっと手なおしする。
もうちょっと工夫する。
そういう人なんですよねえ。


ほめられたのがうれしくて
意気揚々と、娘に写真を送りました。
「確かに色は、白いな」と
相変わらずクールな返事。


「そんだけかい?」
「顔、長い」
確かに。




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