電車のなかで若い女性を見ると、
ああ。そんな感じのオシャレをしていたら、
わたしみたいなオバチャンになったとき、
大変だよー。苦労するよー。
と老婆心ながら、
こっそり耳打ちしてあげたくなることがあります。
ここでいう「そんな感じ」とは、
(1)(安物の)流行服で全身をキメている。
(2)髪も一応は流行のスタイルである。
(3)靴やバッグの扱いが雑である。靴なんか磨いたことなし。
(4)メイクもやや雑。髪の手入れもやや雑。
(5)というわけで、もろもろが雑。
という感じです。
なんというか、
こう、細かいところには、あまりこだわらず
全体の雰囲気が、
そこそこ流行の範囲内に収まっていて
それなりに似合っていて、
自分が満足していれば、
それでオーケーとする姿勢。
といえばいいでしょうか。
わたしはまぎれもなくそんな「若い子」でしたね。
そして、今も、あちこちで「わが後輩たち」をたくさん見ます。
いやー。若い子はそれでもいいんですよね。
(楽しみなさいねー。そんな時はあっという間に過ぎるからねー)
しかし、40代半ばころからでしょうか。
オシャレを成り立たせるメンテナンスに
時間をかけなければならない時期に
いよいよもって本格的に突入したことを知るのです。
(知りたくなかったけどね!)
髪も、肌も、服も、靴も、バッグも、体重も、筋肉も
これ、すべーて、メンテナンス。
別名、「お手入れ」とも呼ばれるようですが、
これらは基本的に、
(1)根気よく、丁寧に、途中で投げ出さず、しっかりと、継続することが求められ、
しかも、
(2)洗う、磨く、拭く、塗る、絞る、研ぐ・・・
という、まあ、はっきりいって退屈で単調であまり面白くない作業に、
何がしかの喜びを見出すという、
「ファッション雑誌をポテトチップスを食べながら見る」的な
グータラな楽しさの対極にある、
丁寧で地道な精神性が必要なのです。
はあ・・・無理。わたしにはやっぱ、無理

年をとればとるほど、
奇抜な服装をしている雑な感じの人より、
細部まで小ぎれいな人のシンプルな装いが美しいってことは
わかっちゃいるんですけどねぇ。
「わたしはあなたの細かいところは見ないから、
あなたもわたしの細部は見ないでね条約」
を世界中の人々と締結できないかなあ。
今すぐにでも調印するけどな。わたし。老眼だし。
なんてどーでもいいことを長々と言っていますが(暑さのせいでしょうか)
わたしもそこはそれ完全にはあきらめず
できる範囲で努力したいと思うだけは思いますので、
万が一、若い女性がこのブログを読んでくださっていたら、
今のうちから、「メンテナンス癖」をつけることを
強く強くお勧めします。
迂遠なようですが、
化粧ポーチを整理する、あたりから
始めるのがいいかもしれませんね。
もしくは、靴のヒールの底を直しに行くとか。
【関連記事】普段着から考えてメンテ癖をつけましょうか♪よければ、こちらも。
普段着についての記事が一挙に読めます。
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長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ?

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