約束の時間には少し早い、ということで
わたしと、担当の男性と、
クライアントの営業マンと計3人、
車中で待機していました。
わたしはおとなしく後部座席に座り、
残る2人の男性は、「最近、どうですか?」
「いやあ、どこも厳しいみたいっすね」というような
雑談を交わしていらっしゃる。
そのとき。
ラジオからSMAPの新曲が流れてきました。
作詞・作曲・編曲 斎藤和義
歌 SMAP
タイトル:「僕の半分」
感傷的なメロディと
狂おしいまでにロマンチックな歌詞が
わたしたち3人が平和に待機する車中を
ひたひたと微妙な違和感とともに
満たしはじめます。
そのときの私の眼から見た風景を
失礼ながら絵にしてみましょう。

ああ、もし流れてきた曲が「越冬つばめ」なら
「頭頂部がヒュルリヒュルリララ3人トリオ」(含むわたし)にふさわしすぎて
笑えもしたでしょうが、
この、あまりに、反語的な、
あまりに対極に位置する、
冬の車中の恋愛モチベーションを上げまくる歌!!
嗚呼。神よ。わたしは今、知りました。雷鳴に打たれるごとく、SMAPにうたれて。
人間のカラダに「基礎代謝量」があるごとく、
人間のココロにも「基礎ときめき量」があるんですね。
わたしたち、ときめかない3人。
いや、男性2人の立場に立つならば
「僕たちこそ、あなたのせいで、ときめかないですっ!」と言われてしまうに違いない、
この、50歳の、わたし。
たとえ、恋愛感情などなくても
男女がいっしょにいるだけで
ある種の「基礎ときめき量」が保証されていた10代、20代。
そして、30代。
わたし、こんなに遠くまで来てしまったんだ。ヒュルリ~、ヒュルリララ~。
「こんまり流ときめき整理収納法」にかかったら
廃棄されちゃうんでしょうか?!
いやいや、もちろん、
妄想過多なわたしの心のなかだけの出来事ですから、
SMAPの歌は何事もないように終わり、
その後も、なごやかに会話を交わし、
「さあ、行きましょか」と車を降りて
ちゃんとした大人らしく、
神妙な顔をして、
薄い頭頂部を寒風にさらすことも臆さず、
颯爽と仕事に向かいましたよ。
えらいぞ!>ヒュルリラ3人組!
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