80年代の中ごろ、
女性の昇進には、ガラスの天井があると言われていました。
「見えない昇進の壁」ということでしょうか。
それから30年近くたちましたが、
このブログを読んでくださっている方のなかにも、
「いま、まさに、その壁に、頭をぶつけているところです」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
向こう側がくっきりと見えていて
すぐに行けそうなのに行けない。
透明だけど分厚くて、
無理に突破すると傷だらけになりそうな、
首の骨を骨折しそうな、ガラスの天井。
わたしは、アルバイトからフリーという、
お気楽な風来坊路線を歩んできたので、
ガラスの壁に頭を打つ苦労も機会もなかったのですが、
そんな生き方の報いか。このごろ、
ああ、わたしには
「ガラスの天井」はないけども、
「ガラスの壁」があるな。
ということがわかりましたよ。
どこにあるか、というと
百貨店やファッションビルの
ちょっと高級そうなブティックの
入り口のところにあるんです。
というか、ブティックの居並ぶフロア全体に
「ガラスの壁」がそびえていて、
壁の向こうに入っていけず、
入っても買っちゃいけないよなーと節約心がささやき、
さらーっと素通りしてファストファッション店へと
直行するクセがついているのです(いや、ほんとに)
しかし。
いつもなら夏は比較的ヒマなので
テキトーな服で過ごしてきましたが、
今年は、気の張る仕事が間もなく始まるにもかかわらず、
おしゃべり会だってあるにもかかわらず、
「ボーダーを着る女は95%モテない」なんて本まで出て、
非モテ服の筆頭に躍り出たボーダー服や
どこか色あせたTシャツや、シャツや・・・
改めて見てみると、
あああ、どれもこれも、くたびれたものばかり。
ヨレヨレで行っていいのか>自分
しかも、50歳。本人がヨレヨレ。
というわけで、一念発起して、
この土曜日、わたくしは、
ボーダーニットに白パンツという
(ヨレヨレではあるが)
さわやかな部類に入らないとも限らない服装をしつつも、
心は、テロに立ち向かうジャック・バウワー(笑)。
「捨て身」という名の手榴弾でガラスの壁を爆破し、
おしゃれなブティック店内に突入、
目当ての服を一斉捜索するという行動に出ました。
で、試着室からりりしい顔で出てきたら、
店員さんが「ああ、丈もいいですねー」と言って
シャツの裾を軽く触って直してくれたのですが、
そのときに、そうならなきゃいいなあと思っていた、
まさに、その場所を触られて、
隠していたユニクロ製合皮ベルト・ぼろぼろバージョンが
チョロっと露出しちまったのが、痛恨!
(チョロットではありませんよ)
ま、この「ガラスの壁・大突入作戦」によって
なんてことない白い麻のシャツを買ったのですが、
せっかくですから、
このシャツを徹底活用して
この水曜の取材も
7月7日の「おしゃべり会」も
夫の実家にも登場するつもり。
「会う人たちがダブってないからいいのさ」
「見えないからボロでもいいのさ」
という「のさ発想」がすでに、
おしゃれじゃないんだけども
この性分と付き合って、早50年。
これも自分、と受け入れたい(笑)
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これでいいのか!?ブティックの接客。
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