仕事の打ち合わせが終わったあと、
「お昼でも食べましょうか」と、
イタリアンレストランに入りました。
クライアントの女性に奥のソファ状の椅子へ座っていただき、
わたしは、通路側の木製椅子へ座ります。
バッグを隣りの席において
よっこらしょと座って顔を上げると、
その女性の後ろにあるスリット状の窓から、
秋の光が、わたしの顔面へシャキーン!
それとは対照的に、
向かいに座る女性は、文字通りの「後光効果」で
顔はやや暗い影になり、
何だか、ゆったりと神々しく見えます。
片方が暗くて片方が明るいって、
なんか、ちょっと落ち着かないけど、ま、いいか、
と思っていましたが、
さあ、いろいろ食べながら話そうとなったとき、
あ、わたしのメガネ。曇ってる。
と気づいたんですねー。
メガネの右側の斜めちょい上のところ。
それまで気づかなかったけども、
光にシャキーンと照らされて
それなりの広さのスペースが曇っている。

とても、気になる。
ここで、おもむろにバッグからハンカチをだし、
メガネをとり去り、
「メガネなしの顔」を何の前触れもなく、
突如、相手の現前に披露し、
「何ごと?」と相手が動揺する隙も与えないほどに、、
どこが曇っているかを確認せずにおられぬと
メガネをぐっと掲げて光にかざし、
そののちゴシゴシふき、
再度、光にかざして目を細めてチェックし、
(ハーっと温い息をかけるならここ)
もう一度、念のためにクイクイっと吹き、
「これでよし」と肩をなでおろして
メガネを慎重に装着し、
元の顔に戻って静かに微笑む・・・
という一連のプロセスに入ってもいいのかもしれませんが、
家族や友だちや同僚ならともかく、
クライアントの女性の前で、
しかも差し向かいに座りながら「メガネと自分だけの世界」に入るのは、
いかがなものか。許されるのか。淫靡ではないのか。
おじさんではなく、レディーとして。
「人前でメガネを拭いてはいけません」というマナーは
聞いたことがないけども、
「人前でパンツを脱ぐ」がマナー逸脱度10000。
「人前でハナクソをほじる」が逸脱度200、
「人前でメイクをする」が逸脱度50だとしたら、
「人前で(突如)メガネをふく」も
逸脱度10ぐらいはあるんじゃなかろうか。
(度数についてはテキトーなので、厳しく査定しないように)
・・・というわけで
「人前でメガネと自分だけの世界に入る」ことはできず、曇った眼鏡を装着したまま、
気どってクリームソースのニョッキや
サラダやデザートやコーヒーを食べました。
面倒だったのでトイレに立つこともせず、
終始一貫、曇ったメガネで貫いたことをご報告しておきます。
秋の光は、透明なせいか、
窓ガラスや鏡や
メガネの「曇り」を強調しますねーー。
世のメガネ・レディーのみなさま。
いつもより、メガネを入念に磨きましょう。
もしくは直射日光を避けましょう。
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めがね美人になるための5か条。
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