三谷幸喜さんのお姿を拝見していて、
なんて完成度の高いルックスだろう!
ともんのすごい感銘を受けました。
いやいや。
わたしなんかが今さら改めて言うまでもなく、
独特のユーモアと緻密な伏線、
それによるヒット作連発といった、
こう、お仕事上の光り輝く能力が、
その「坊や」的お顔と
ややぽっちゃりと小じんまりした体形に、
まぶしいほどの後光を添えてはいるんですが、
それだけじゃなくて
人見知り・自己保身的
偏屈・偏食
臆病
市民社会には目立たず適応することにしている
でもイヤなことはイヤという
私生活的にやや不遇
といった、
多くの人々が
「できるだけ外見からは見えないように
コントロールしておきたい内面」
も、十分すぎるほど十分に表情や外見や歩き方やメガネや服装に表れていて、
そんな「人間的な小ささ」の表面化が、
脚本家という複雑かつ重層的であってほしい職業にふさわしい
何ともいえない陰影とおかしみを与えています。
そういった意味で、
ああ、ものすごく完成度の高いルックスだ!
と思うわけです。
きっと、あのルックスのおかげで
気取らず、偽らず、仮面をかぶらず、奢らず
「偉いさんなのに、偉いさんでないように生きられる」
自由さも手に入るんでしょうね。
いや、それもこれも
あの方が創りあげた「作品」なのですけども。
そう言った意味では、
笑福亭鶴瓶さんなんかも
ルックスの完成度がものすごく高いなあ。
人懐っこいけど、決して愚かなお人よしではない、
「感じがいい」とはどういうことかを考え抜いた人の
厳しさも同時に表現された外見。
わたしもそうなんですけど、
女性はどうしても、
造形的な美を基準にしたピラミッドを頭のなかに思い描き、
そのピラミッドの上の方だったり、下の方だったりに自分を配置して
憧れたり、落ち込んだり、涙ぐましい努力をしたりするわけですが、
ルックスの完成度って
なかなかどうして、
そんな単純な尺度では測れないのかもしれませんね。
なーんて。
自分が
美のピラミッドの下のほうに
ポジションしているゆえに
尺度を変えたいだけかもしれませんが(笑)
年をとると、
どうしても「美」の尺度から不本意ながら
はみ出ることが多くなるので、
自らの姿に絶望しないためにも、
なんか、こう、別の尺度で「外見」をデザインしたいなあ
なんてことも思ったりします。
というわけで、本日の記事はここまで。
つまんなかったら、ごめんなさいよ~。
それはそうと。
前記事への温かなコメント、
そしてたくさんの拍手、もう、本当にありがとうございます!
もっと長期間、誕生日記事を掲載しておき、
不遇なわが身をネット上だけでも忘れて酔っていたいと思いましたが、
「祝ってくれくれ」精神も
度を超えると見苦しいので(いい年だし)
急ぎ、新しい記事を更新しました(笑)
本当にありがとうございます。
コメントのお返事にて、
また熱烈感謝を申し述べます。
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長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ♪

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