そんなに多くないですが、
これだけは、ゆるぎない自信と確信をもって
正々堂々と、声を大にして、断言できることがあります。
それは、
自転車がボロである、ということです。
別の言い方をするなら、
もういい加減に自転車を買い替えてはどうか。
ってことになりましょう。
よくある白いママチャリなんですが、
たくさんの食材を山盛り積んで走れるように
大きなカゴが前後についていて、
しかも、そのカゴのあちこちのコーディングが剥げ、
見事に錆びていて
使用頻度の尋常ならぬ高さと
「手入れなし期間」の長さを
雄弁すぎるほど雄弁に、
いやんなるほど饒舌に物語っています。
で、昨日もこの自転車で美容院へ颯爽と出かけたのですが、
昨日、担当してくれた美容師さんは、
わたしのどこが気に入ったのか、
あるいは気に入らなかったのか、
カット&カラーが終わり、
荷物を受け取って
お金を払って
ちょっとなごやかに会話を交わしたら
小走りでお店のドアを開けてくれて
そのままキープして
外に出て見送るという(ま、ここまではよくあるけども)
「丁重なお見送りサービス」を
さらに丁重かつ大げさにする心構えと見え、
自分(男性美容師さん)を中心に、
その左右に女性美容師さんをはべらせる形で
三人一組、一列になって
道路まで出てきて
「ありがとうございました!」と言い終わった後も、
じっと私の背中を見つめて立っています。
こ、これは、
後ろ姿が見えなくなるまで立っている
恋人デート後別離方式の採用だろうか。
であるならば、こちらとしても、
もう一度、振り向いて
微笑みながら手を振るのが礼儀なのではなかろうか。
そんなことを考える間にも、
わたしの目に前には、
刻一刻と近づく、あの自転車!(実際にはすぐそこ)
あああ。
いままで白い自転車だと思っていたけれども、
ほとんど茶色ではないか。
こうやって他人のような目で見ると
一層、みすぼらしく、貧しい姿ではないか!
振り返らないようにしつつも
目の端の方にかすかに入ってくるのは、
オサレーな美容師さん3人組!
しかも一向に、ドアを開けて中に入る気配なし。
自転車は近づく。
ここでわたしは、自分でも予期せぬ行動に出てしまったのです。
もう、何年来、行ったことのない
思春期のような行動。
長年連れ添った自転車を
まるで他人のように冷たく見送り、
スルーっと通り過ぎてしまったのです。
美容院での「気取っていたい人」から
あまりにも「ベタな買いだしオバチャン」への変化を
見られるのが嫌だったんだな、きっと。
ああ、しかし。
これが、自転車だったからよかったものの、
働きづめの毎日で疲れ、老い、小さく、みすぼらしくなってしまった
自分の親だったりしたら、どうするのか!?
知らないフリをするのか!?>わたし
・・・と問題をいたずらに大きく深刻にしてもあれなんで
これくらいでやめときますが。
あれですね~。
しばらく時間を置いて、
あたりをうかがいつつ、
ふたたび、自転車の方へと戻る挙動不審の女。
しかも、十分すぎるほど大人!!
かっこわるし~。
ボロを持つなら、堂々としろ>自分
あ。そうそう。
髪はカラーもカットも
ちゃんと提案してもらって
持参した写真通りになりました(*^_^*)
次回は、もう少し遠いところに
自転車をとめておこうと思います。(←違うよねー、わかってるよー)
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