見られる快感、というのがありますな。
ほとんどの女性は、それを味わいながら
日々を過ごしたはず。
美しい女性は、そりゃもうたっぷり。
そうでない女性もそれなりに。
若いころは、道を歩いていると
同世代の男性たちが視線を送ってきました。
「どれどれ?どんな顔かな。」
「な?んだ、この程度か」
とあからさまにがっかりした様子が伝わって
傷ついたなあ(シュン)。
見られてうれしかったり
見られたことで傷ついたり、
見られなくて悲しかったり
と悲喜こもごもでした。
いずれにしろ見られることが、
あたりまえな日々。
それがいつごろからか。
見られていないことに気づく。
あれ?街がステージではなくなった?
スポットライトが当たるにせよ、当たらないにせよ、
観客の前に立っていたはずだけど…
だれもいねえじゃん。
おいおい、どこ行った?みたいな。