熟年離婚。妻から言い出すワケ。

夫のパンツ(下着)を洗濯機から取り出し、
テキトーに振ってシワを伸ばしていたら、
フツフツ、フツフツと
すでに出勤した夫への不満が沸いてきた。
続けてシャツ(下着)を引っ張り出し、
またもやテキトーに振ってシワを伸ばすころには、
フツフツとした不満は、
メラメラとしたプチ憎悪へと増幅&増大…。

とくにケンカしたわけじゃないが、
私が主に提供する家事労働に対する
「慣れっこ」な感じが腹立たしい。
さまざまな行動の細部が思い出されて憎らしい。

なんてことありませんかね?

この感情の「マグマ化現象」は、
とりもなおさず「洗濯物干し」という行動によって
喚起されたものです。

夫の「パンツ」や「シャツ」や「靴下」という
具体的な物品を扱うことによって喚起される感情。

愛する故人の遺品が「懐かしさ」を呼び覚ますなら、
愛すべき家族の洗濯物は「うっとうしさ」を呼び覚ます。


みたいな。

私ね、この瞬間、

「ああ、熟年離婚のナゾが解けたかもしれない」

と思いましたよ。
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