私の親世代の方のお宅へお邪魔すると、
あたりまえのことだけど、
とても「古さ」を感じることがありますね。
建物が古いとか
家具が古いとか
といったモノの古さに関わることでなく、
あの戸棚の置物はずっとあの位置にあったであろう。
あの日めくりは毎年、あの位置であったであろう。
というような
配置の固定化。
さらに
つねに同じ場所をつねに同じ丁寧さで掃除しているであろう。
あの場所に、あのモノがあるのは、
必ずや不便であるにも関わらず、
ずっとそれは我慢されているんだろう
というような
行動と感情の固定化。
この二つが、