ブーツとパンツの相性、という問題。

よし!パンツでいこう!

と決心したが早いか、、

パンツを洋服ダンスから勢いよく引っ張り出して
履いてみたら、あなた、

そのパンツがブーツカットなもんで
裾がもう、もたもた、もたもたして、

おまけにブーツもブーツでだらしないったらありゃしない。
なんのための筒まわり「ゆったりちゃん」なんだか、
こんな時に限って、な?んの役にも立たず、
パンツの裾をすっきりと収納できないでやんの。

フン。

なんだか見た目がニッカボッカじゃん。

これって仕事中の男性がラフに履いてこそのアイテムでしょうが。

私がガテン系ねらってどうするよ。



ブーツ、手ごわし。

つーか、いつまでもブーツカットを履くのがそもそも問題かい?


             ニッカボッカ

3回という長きにわたって
書き綴ったブーツ問題は、
これにてひとまず、おしまい?。

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40代。コートは生活も物語る。

コートは人生を物語る
生活も物語りますね。

とくにウールのコート。

朝、満員の通勤電車で
ギューギューに押されて
ちょっとおかしな格好のまま、
なんとか落ち着き、
ようやく目を上げてみると

至近距離の女性のコートに
髪の毛やホコリやもろもろが
たくさん付着している。

うむ。

コートをハンガーにかけない

ライフスタイルの持ち主と見た。


この潤沢な付着物は、
事件の物証としては有効だが、
日常の衣服としてはいかがなものか。

なんて偉そうに言っていますが

この私も、
濃紺のコートにちょくちょく
犬の抜け毛を付着させて歩いています。

昨年など、仕事先で
「おっ、Carinaさん。柴犬をお飼いですね」と
同好の士に鋭く指摘され
その忌憚なき一言を糸口に
犬の換毛と室内の犬小屋化問題について
丁々発止のやりとりを交わしました。

コートの付着物が
事件解決の糸口にはならずとも、
コミュニケーションツールとして
予想外の働きをしてくれたわけです。

でもな、仕事場で犬の話はしなくていいしな。

今年こそ、
コートのそこかしこに、ちらほらと
もれなく付いてくる犬毛の
徹底的な根絶をめざし、

一つ。脱ぎっぱなしにしない。

二つ。着用前に必ずブラシをかける。

三つ。仔細に付着物の有無を点検する。




「コート美化のための3カ条」

を厳守する所存であります。

髪の毛やほこりやペットの毛やあれやこれやを

もれなく付けている方はもちろん
ときどき付けている方や
ごくまれに付けている方も
私とともにコート美化運動はいかがですか。

【関連記事】
40代からは、家も自分も「更新」すべし。


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35歳から出てくる魅力とは?

「味のある人だ」

「いい味、出している」

という場合の「味」。


その正体を探ろうというのが
今回の記事の狙いです。

んじゃ、参りましょうか。

ジャニーズJrや
HEY!SAY!JUMPのメンバーに
「味がある」という
ほめ方はしませんな。

NEWSの山ピー
KAT-TUNの亀梨クンなんかも
カッコイイけど、
味があるとは言いません。

さすれば
嵐の面々はいかがでしょう。

今まさに、
アイドルとして油が乗りに乗っているだけに
「旬」とか「勢いがある」
なんて評し方がピッタリくる感じですね。

となると、
SMAPですか。

おおっ!

もしかしたら
草クンなんかが
そろそろ、「味のある演技」なんて
評されるかもしれませんよ。

どれどれ?草剛クンは・・・

1974年生まれ。35歳。

なるほど、なるほど。

そうなんですねえ(深くうなずき、ひざを打つ)

皆様。
ジャニーズ事務所のアイドルグループを
若い方から並べるという迂遠な方法にお付き合いいただきまして
まことにありがとうございます。

おかげで、やっとこさ、
一つの仮説を導くことができました。

「味がある」と称される年齢の下限は35歳である

いかがでしょう。

もちろん上限はなし。青天井。
100歳、200歳、よろこんで。

「味がある」の「味」は

加齢とともに増す魅力の一つである

こう言いたかったわけですね。

「味がある」という表現に
なんだか日増しに親しみを感じる今日このごろ。

その正体を見極めて
加齢街道驀進中の自らの味方につけたいと、
かように思うわけです。

というわけで次回も、引き続き
この「味」について考察を深めるとお約束して
今回はこれにて失礼。

【関連記事】
40代。秋の陰影こそ、強い味方!
40代、時間を味方につけたい。
想像力を刺激するオンナをめざせ!


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「味のある人」の「味」。その正体を探る!

前回の記事にて申し上げた
35歳を下限に加齢とともに増す魅力の第一候補
「味のある」の「味」。

その正体をしかとつかまえましょうぞ。

昆布出汁の正体はグルタミン酸
かつお出汁の正体はイノシン酸

ならばこの「味」の正体は

元をたどればいったい何であるのか。


その主成分をしかと見極め、
この市井にグータラ生きる私にも
わずかでも、手に入れることはできまいか。

「味の素」風な化学的エッセンスでよし、
「松茸のお吸い物」風な人工的フレーバーでよし。

ちゃちゃっと手に入るならば、
ぜひとも虎の巻を得たい。

そんなささやかな(?)野望を胸に調べてみました。

広辞苑。

味:(かみしめて知るような)物事のおもむき。面白み。

意外にそっけない。んじゃ、「面白み」を調べてみよう。

面白味:おもしろいこと。興味。おもむき。

もっとそっけない。

おもむきを調べてみよう。

おもむき:面白味。味わい。

もっともっとそっけないうえに、振りだしに戻ってるじゃん。

医療のたらい回しならぬ、

語意のたらい回し。

こんなことだから
若者の辞書離れが進むんだ!
もう知らないっ!
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プチ劣等感に心が痛むとき。

十六夜の月が夜空に輝いた、この日曜日。

京都の小さなお寺で
お月見のライブを楽しみました。

寺の座敷を開け放ち、
楽団の奏でる音色の合間には
ししおどしや
虫の音が響くコンサート。

前半は、行儀よく座席にすわって
後半は縁側に足を伸ばして
闇に浮かび上がる庭の木々と池の姿を
眺めながら、音楽を聴く・・・

という
芸術の秋にふさわしい。
京都らしい
大人らしい
宵を過ごしたのでございます。

が、
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達人に学ぶ「美しい老い方」

1996年に亡くなった女優・沢村貞子さんの著書「老いの楽しみ」 (岩波現代文庫―文芸)

久しぶりに引っ張り出して、電車のなかで読んでみました。

たくあんだって、薄く切っても刻んでも、小綺麗にね。
私の好きな言葉は何でも「小」がつくの。
小綺麗、小ざっぱり。で、小憎らしいことは言わないことにして。



小綺麗、小ざっぱり。



なるほどなあ。

もしかたら、これって
私のような40代後半を迎えた女性の指針になるかもしれませんね。


美しく老いるための極意と言いましょうか。


もう、私なんか、髪型や服装に迷ったら

「どちらが小綺麗か」で選んじゃおうかなあ

て気分。

たとえば、

ショートヘア。
襟付きシャツにカーディガンにパンツ。
ミディアムヒールのパンプス

みたいな服装に

アクセサリーとかスカーフとか
冬なら手袋とかマフラーなんかで
さりげなくオシャレ感を添えるような装い。

言いたかないけど、
ほんとに、もう、ここんとこ

髪にも肌にも体にも張りがなくなってきたもんね。

フワッとしたり、
ゴチャッっとしたり、
ベタっとしたり、
ヒラヒラしたり、
ズルッとしたり、

なんて、

衣服が、肉体に軽やかにまとわりつくことで生まれる
デリケートなテイストを、
肝心のまとわりつかれるほうの肉体が
支えられなくなってきた。

もちろん、いくつになっても
大胆&最先端ファッションが似合う人もいるだろうけど
それ相応の資金力が必要だし、
はっきりいって私にはありません(シュン)。

広辞苑で調べてみると
(毎度、毎度、辞書を引っ張り出して恐縮です)

こぎれい:きちんと整っていて気持ちのいい感じのする様子。小ざっぱり。

ああ、なんだか
沢村貞子さんが生まれ育った浅草の
きちんと拭きあげられた家々とその前栽が
目に浮かぶようです。

大ざっぱなケアで流行を追うより

小ざっぱりとした身だしなみに気を配る。

ってのはどうでしょう。

綺麗は無理でも、

努力次第で小綺麗は手に入りますぞ。


【関連記事】
老化を先取りする、という戦略。



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オバちゃんが噂話を好きな理由。

あの、つかぬことをお伺いしますが・・・

皆さんは、悪口や噂話なんかはお好き?

「嫌いです」

と取り付く島もない雰囲気で拒絶されると
ちょっと困るな。

私はね。

悪口も噂話もキライじゃない
でも、あんまりしないようにはしている
でも、時々、場の雰囲気に流されて言ってしまうこともあって
そのときは調子に乗ってなんだか楽しい!
でも、あとで自己嫌悪に陥る
というようなタイプです。

それから、こんなことってありませんか。
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年をとることが素敵なワケ

会社の受付に
40代後半と思われる女性と
24歳の女性が
同じ制服を着て並んで座っています。

そこを訪ねた男性が話しかけるのは
もっぱら24歳の女性ばかり。

男性は、カウンターにぐっと体を預けて、
24歳の女性にだけ可能な限り肉薄することによって
40代後半の受付嬢を自分の視界から締め出し、

「いくつ?」
「この辺の美味しいお店、知ってる?」

と甘ったるい声で質問攻勢。

ま?ったく相手にされていない
40代後半の受付嬢は
なぜだか、ときどき曖昧な笑顔を浮かべたりしながら
居心地の悪さをじっとこらえていたのです・・・

なんて身につまされるシーンが描かれているのは、
映画「空気人形」
(以下、とりたててネタばれなし。安心してお読みください)

1956年生まれの余貴美子氏が
年配の受付嬢を演じていました。

このシチュエーション、わかるなあ。

ここまで露骨じゃなくても、
無神経な男性っているもんね。

意外に本人には、悪気がなくてさ。

というか、


オスの本能だから仕方がないと言わんばかりに

堂々と年齢差別しちゃうヤツ。(フン)



映画のなかで余さん演じる女性は、
保湿パックなどなどアンチエイジングに余念なし。
その執念たるや鬼気迫るものがありました。

みんな同じなんだな。
歳はとりたくないもんねえ。

でもね。

映画のなかには、こんなセリフも。

心を持ってしまった空気人形が
よろこびと希望に満ちて言う言葉。




歳をとるの。私ね。歳をとるのよ。




そう。


私たちは生きている限り、老いる。


加齢を全肯定するシンプルな言葉によって
あたりまえの事実が胸に響きました。

歳をとるの。私も。
生きているから。

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「空気人形」でも抜群にかっこよかった高橋昌也氏、79歳。
ブログの写真もおしゃれなので、よければご覧ください。

俳優・演出家。
99年閉館まで銀座セゾン劇場の芸術総監督。
1993年末期食道がんを宣告され、食道全摘出。
2000年から13年間休止していた俳優業復帰。

かっこいい。歳をとるって素敵だ。
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【関連記事】
アンチエイジングという「老化」



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痛い40代。その原因は、栄光の記憶?

栄光の記憶なんて華々しいタイトルで始めたものの


じゃあ、あんたに栄光の時期があったのかい?


と聞かれたら、


・・・・・


いかにも寂しい栄光の時期ではありました。

と答えざるを得ません。

女としての低空飛行。
飛翔なし。頂点なし。

でもねえ、今となっては、
若いってだけで、そりゃもう十分に栄光といえるわけだから。

あれでも、それなりに栄光。


というわけで
きっと皆さんには、栄光の記憶がたくさんあることでしょう。


で、つかぬことを伺いますが、


その成功体験に、

今も、しがみついたりしてませんか?



たとえば、ヘアスタイル。
たとえば、メイク。
たとえば、勝負服。
たとえば、下着。
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痛い40代。「流行のお下がり」に要注意!

腰パン姿で出かけようとする思春期の息子を
「だらしない!ズボンくらいちゃんと履きなさい!」と叱る
ローライズジーパン着用の40代母親。

なんて家庭内風景は、ここ何年も
フツーに見られたんじゃないでしょうかね。

今世紀に入ってから

パンツの股上は日増しに浅くなる傾向が進み、

私の保有する美脚ビジネススーツ数着も

ローライズ傾向が明らかです。

地球温暖化問題や歴史に残る政権交代や
リーマンショック以降の世界的経済危機に比べると
重要度や規模の面で劣ることは否めませんが、
この急速に進行した「ズボンの股上浅化問題」も
21世紀を語る上で欠かせないテーマの一つだと思いますが、
いかがでしょう。

お腹が冷えるという身体寒冷化問題と直結してるし。
女性にとっては地球温暖化より大問題ではない?(そんなことないか)。

それはさておき。

さきほどの家庭内親子いざこざに戻りましょう。

40代母親に叱られた息子が、
玄関を開けようとした手をとめて、
あきれたような顔で振り返り、こう言い放ったとしたら?

「じゃあ、お袋こそ、そのジーパンやめちゃえば?

そのルーツさあ、この腰パンなんだけど」

な、なんと。

あれだけだらしないと眉をひそめ、
口を酸っぱく注意してきた腰パンが
私の、この、お気に入りのローライズジーパンのルーツですって!?

あああああ。(とショックのあまり、座りこむ母親)

なんて光景も繰り広げられていたかもしれません。(ちょっと大げさだけど)


いやあ、言われてみれば、至極当然なんですが、
改めて指摘されるとちょっとびっくりしませんか?
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