前回の記事にて申し上げた
35歳を下限に加齢とともに増す魅力の第一候補
「味のある」の「味」。
その正体をしかとつかまえましょうぞ。
昆布出汁の正体はグルタミン酸
かつお出汁の正体はイノシン酸
ならばこの「味」の正体は
元をたどればいったい何であるのか。
その主成分をしかと見極め、
この市井にグータラ生きる私にも
わずかでも、手に入れることはできまいか。
「味の素」風な化学的エッセンスでよし、
「松茸のお吸い物」風な人工的フレーバーでよし。
ちゃちゃっと手に入るならば、
ぜひとも虎の巻を得たい。
そんなささやかな(?)野望を胸に調べてみました。
広辞苑。
味:(かみしめて知るような)物事のおもむき。面白み。
意外にそっけない。んじゃ、「面白み」を調べてみよう。
面白味:おもしろいこと。興味。おもむき。
もっとそっけない。
おもむきを調べてみよう。
おもむき:面白味。味わい。
もっともっとそっけないうえに、振りだしに戻ってるじゃん。
医療のたらい回しならぬ、
語意のたらい回し。
こんなことだから
若者の辞書離れが進むんだ!
もう知らないっ!