芸能人に学ぶ「髪を切る勇気」

唐突ですが、俳優の高橋克実さん。

懐かしいところでは「トリビアの泉」。
現在では、「レッドカーペット」など
バラエティ系番組にも出演。

俳優業においても映画にテレビに引っ張りだこの人気者。

ご活躍です。

ちなみにこの方、私と同い年の1961年生まれ。
(そっか。同じ年なんだ。知らなかった。なんかビミョーだな)

というわけで

日本を代表する演劇プロデューサーであり
所属マネジメント会社社長の北村明子氏が、その著書、

「だから演劇は面白い!」 (小学館101新書 50)

にこんなことを書いていましたよ。

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(髪を切れと言い続けてもかたくなに拒んできた高橋氏を、
ある舞台作品に出演させることになり)

「このときしかない!」と腹をくくり、
私の行きつけの美容院へ嫌がる高橋をひっぱっていきました。

「もういいかげんに踏ん切りなさい。
この頭では今度の役はできないよ!」

いざ切る段になっても、まだ高橋はあらがう。

「・・・切るの、1センチだけにしてください」

抵抗する高橋を無視して、
「とにかくばさっと切ってください」と美容師さんに頼んで
丸坊主にしてもらいました。

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いざ切る段になっても、まだ高橋はあらがう。
「・・・切るの、1センチだけにしてください」


という下りがやけにリアル。

どうやってあらがったんだろうか。
頭を押さえてうずくまったりしたのかな?

ああ、高橋さんのちょっと気弱で切なげな声が
私の耳にも聞こえてきそうです。

つらかったでしょうね。高橋さん。
怖いんだろうなあ。北村さん。

髪を切るって、男性にとっても一大事だもんね。
ましてやその髪が残り少ない貴重なものであれば、なおのこと。

そして思い出したんですよ。

先日の記事 痛い40代。「流行のお下がり」に要注意!
でも紹介した横森美奈子さんのコラムの一節を。

ちょっと引用しましょう。

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(浅野ゆう子さんがフランスを旅する番組に出演中)

そこに今で言うフランスでの”カリスマ美容師“の
サロンへも行ったわけです。
そこでその人に
「髪を切った方がもっと素敵になる」と言われたのだけれど、
彼女(浅野ゆう子さん)は「明日までに考える・・・」と、たじろぎ、
結局一晩悶々と悩んだ末「切らなかった・・・」のでした。

 それまでなんとなく見ていた私(横森美奈子さん)は、
ここで急にテレビに向かって身を乗り出し
「なあんで?ぇ?!何で切らないの?お?」と、怒った。


(以上、カッコ内はCarinaが追記)
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髪を切れと迫る第三者と、髪を切ることを拒む本人のバトル。


結末は逆なんだけども、
どこか通じるシチュエーションでもありますな。

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坊主にしてから高橋はどんどん売れて
バラエティ番組「トリビアの泉?すばらしきムダ知識」の司会は好調、
NHKドラマ(2008年「フルスイング」)の主演も務めました。
キャラクターがはっきり見えるようになったのです。

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というのが敏腕プロデューサーの結論です。


たかが頭髪。

されど頭髪。


バッサリ切る勇気も必要か!?


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