毒を隠してわが道を行く?

コルチカム(別名:イヌサフラン)。

土も水も、あればあったでいいけども、
なければないで一向に構わず、
そこらへんにゴロっと
球根を転がしておくだけで
花を咲かせるという
まことに自主独立精神に富んだ植物。

そういうことならば、ぜひとも転がしてみたいなあ、
と思っていたところ、
生協のカタログに発見し、
喜び勇んで購入。

「よっしゃ、よっしゃ」とウキウキしながら
ゴロリと転がしておいたのです。

ところが、いつまでたっても
外見には、な?んの変化もなし。

10月頭には芽が出るんじゃなかったっけ?

放っとけっていうから
その言葉を真に受けて放っといたら、
いつの間にか終わっちゃう遠距離恋愛みたいな感じ?

ためしに球根を触ってみると
内部で何かよからぬことが起きているような
何かがしぼんでるような触感。

あ?あ。

とあきらめかけていたら、

人間の胎児みたいにクルンと丸まった芽が
玉ねぎに似たカサカサの皮を突き破って
顔を出してきました。


生きていてくれて、ありがとう。


そうか。これからが自主独立運動の正念場だったんだね。


急いてはものを仕損じる。

何事もあきらめてはなりません。




このコルチカム。

球根も花も葉も、すべてが有毒。
少量食べても、呼吸麻痺などを起こして
死に至ることもある毒草なんだとか。

自主独立の気概を支えているのは、
相手を死に追い込む猛毒だったというわけですねえ。


人間であれ、花であれ、

独立独歩を貫くには、我が道を行く精神と

それなりの毒が必要ってことですかね。



上手に咲かすと、こんなに可愛いコルチカム。
なかなかどうしてやり手です。


【関連記事】
35歳から出てくる魅力とは?


関連記事

スポンサーリンク