痛い40代。敵は若者コトバ!?

過去記事 雑誌Marisolの「おばさん警報」でも書きましたが、
私はすぐに若者コトバを覚えてしまい、
実生活のもろもろのシーンで使いたがるタイプ。

事あるごとに使って
若年層ならびに同年代に顰蹙を買うタイプ。

これは、今に始まったことでなく、
20代後半のころ、仲のよかった男友だちから
「Carina。若者コトバを使いすぎやって。ええ加減、カッコ悪いぞ」
と苦々しい顔で注意されたから、
そろそろ20年選手になるわけですね。

あの出川哲郎氏が
「うるさい」だの「抱かれたくない」だのと
あちこちで軽んじられつつも、
リアクション芸を続けて
一定の地位を確立したように、

この私も、
「痛い」だの「年甲斐もない」だのと
あちことで顰蹙も買いつつも、
若者コトバを使い続けて
一定の地位を確立したい。

継続こそ力なり。

80歳になっても
90歳になっても
「なんてね」とか「やばい」とかを乱発してやる。
(そのころには若者コトバじゃないけども)

かように思い定める次第です。

しかし、先日、
もう一つのパターンに属する
コトバの世代間ギャップ事件に遭遇しましたよ。

仕事先でのことです。

私が先に昼食をとっていたら、
他のスタッフが合流。

ひとりの男性が
自分も同じテーブルに座ろうと椅子を引きながら、

「午後からの取材、1時間ほど遅れるそうです」

と伝えてくれました。

ガッカリ。早く帰りたいのにさー。

と心中、ブーたれたものの
ともかく、何か答えないといけません。

ところが、あいにく私の口のなかは、
明太子スパゲティの咀嚼で手いっぱいというか
歯いっぱい、舌いっぱいなもんだから、
最低限の言葉でショックを表現しようとしたわけです。

そこで出たのが、


「ガビーン」


至極当然。
一点非の打ちどころのない受け答えのつもり。

後顧の憂いなく、再び、
明太子スパゲティのフォーク巻き取り作業に
没頭しようとしたときです。


「Carinaさん。リアクションが昭和やなあ」


へっ?


一堂、にこやかに賛同。



ああ。ガビーンか。ガビーンね!


昭和だね。確かに昭和だ。
何ならさらに遡って
ガチョーンもあるけど。
オヨヨでもよかったかな。


それにしても、


若者コトバを使えば痛い。

昔のコトバを使えば死語。



って


うるさいな。もう。


あのね。
図書館でも資料館でも博物館でも
新旧を取り揃えてこそ一流なの。

洋の東西を問わず、
時代を超えて、
膨大な書籍を収蔵してこそ
そこにある資料的価値にも信を置けるってものなの。

「ああ、この方は
死語から若者言葉まで使いこなすのだな。
その脳という貴重な書庫に、
日本の俗語の栄枯盛衰が刻まれているんだな。
これぞ、年の功!生き証人!」

とはならんもんかねえ。

なんてことを
ブツブツ言いながら帰宅して
食卓で翌日の買い物メモを書いていたら、
娘が一言。


「お母さんの書く字、古っ!」


ええ!?文字も?!?



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