家族や友人に「はい、チーズ」なんて言われて
安易にポーズをとった写真ほど、
自己嫌悪に陥る可能性高し。
写真写り向上委員会なぞがあれば、
「ポーズと写真写り。その反比例法則について」とでも題して
一席ぶちたいくらいですよ。
このところずっと「あ?あ、こんな顔?」と
意気消沈するだけでスルーしてきましたが、
この問題、もうちょっとちゃんと
考えなくてはいけないのかもしれません。
(今年の抱負は、「細部主義を貫く」だし)
なんてことを思っていたら、
ハタ!と気づいたことがあるんです。
たとえば、
中高年向けヘアカタログ。
同年代の女性のほほ笑んだ顔だけが、
見開きに並んでいるんですが、
その紙面を見ていると、
なぜか、ちょっと晴れない気分になってくる。
同じように
40代以上向けのファッション雑誌なんかで
モデルさんでない読者とか女性文化人なんかが
単にポーズをとって並んでいるのを見ていても
なぜか、心が沈んでくる。楽しくない。
なんでだろ?
と思っていたんですね。
で、ここからが気づいた内容なんですが、
観光地での私の写真も、
ヘアカタログの顔写真も
ファッション誌の文化人の写真も
(いっしょくたにして大変、申し訳ないんだけども)
ポーズをとっているじゃありませんか!
もちろん冴えない私のテキトーかつダサいポーズと
ファッション雑誌の演出された洗練ポーズとでは
雲泥の差がありますよ。
ありますけれども、
この際、
年を重ねた女性に、
ポーズは似合わない。
と断言しちゃいたい。
誰かと語り合っている
何かをじっと見ている
何かを作業している。
など
能動的な行動がともなっていないと
あんまり美しく見えないな。
そういえば、
観光地で撮影中の女性グループを思い浮かべても、
「はい、チーズ」とポーズをとった瞬間に、
一人残らず無防備な「おばちゃん」と化してるもんね。
それも、少女になり損ねたおばちゃん風。
ポーズをとるなら、あくまでも堂々と。
「はい、チーズ」は封印したほうが無難。
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