乗り越えよう。アラフォーの孤独。

アラフォーをとっくに過ぎた私には、
30歳後半から40代前半の女性なんて
「若くていいわね。戻れるなら戻りたいよ」的な
とっても、うらやましい存在だけど、
実際は、そんなに華麗なものではなく
ものすごく心が揺れ動くビミョーな年ごろなんですね。

たとえば、こんなことがありました。

近所のママ友3人と居酒屋で開いた新年会でのこと。

そのうちの一人が

「もう私、子ども会のお母さんたちのなかで一番年上よ。
みんな、20代後半とか30歳前半ばっかり!
この前、いっしょに廃品回収の作業してたら、
若いお母さんが、私に対して最大級の敬語使うねん。
最大級よ!!怖いんかな?
ああ、私、オバチャンになったんや?!!ってショック受けた」

と語ったのです。

私以外は、3人とも40歳になったばかりの
アラフォーど真ん中。

その発言に首を上下に大きく振り、
生ビールを持つ手にぐっと力を込めて
激しく賛同の意を示しながら

「自分では同じ気持ちでいるのにね」
「そうそう」
「気持ちは若いのにねえ」
「ほんと、ほんと」

とものすご?く感慨深げでした。

さらに、こんなこともありました。

先日、別の部署へ異動したクライアントの女性(30代半ば)と
久しぶりに会うことがあり世間話をしたのですが、

「上司が42歳の女性なんですけど、
なんか、やけに友だち感覚で接してくるんですよね。
でも本質的には友だちとは違うし、
ちょっと違和感、感じてしまう・・・」

と漏らしたのです。


ああ、わかる。わかるなあ。

子ども会で最大級の敬語を使われた
40歳のママ友の気持ちも、
会社で「年のあまり変わらない部下」に
おそらくは最大級の敬語で遇されている
42歳の上司の気持ちも、わかる。

地域活動とビジネスを
いっしょに語っちゃだめなのかもしれないけど、


いろんな場面で

ビミョーな居心地の悪さと

ビミョーな孤独感を味わっている

アラフォー女性たちがたくさんいるんだ。



「若い人」から見たら、
明らかにもう「若くない人」になっている自分に
気づかされる瞬間。

「私たちは若い」という暗黙の了解の上に成り立つ
たわいない会話やギャグや遊びの輪から
あらかじめ省かれてしまっている雰囲気に気づく瞬間。

ついこの間まで、この私が、
その会話の中心にいたのに。

いつ?いつの間に?

という浦島太郎的感覚。


40代は、老いる自分を

少しずつ受容する10年間なんでしょうね。



受容の仕方で、後半の人生が大きく変わるのかも。


がんばれ。アラフォー。
私もがんばる。(アラフィフだけどね)


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