松田聖子に学ぶエイジレス。

昨日、松田聖子さんが出演している再放送番組を見ていて
「ああ、この人はやはりすごいなあ」と思いました。

今や聖子ちゃんといえば、
エイジレス美人の代表なんでしょうが、
肌の美しさやスリムな体型といった外見だけでなく、
「その場における身の処し方」がこの上なく絶妙。

会話はつねに、ほどよい低音をキープし、
大きく口を開けてざっくばらんに笑うものの
決して下品になるほど崩さず、
「相変わらず可愛い子ぶっているよね」
と陰口を叩かれないギリギリのラインで、
かわいさ、女の子らしさ、華やかさを表現している。

あくまでも大スターとしての
ゆるぎない自信を土台にしながらね。

これって、


類まれな自己愛と類まれな客観性があればこそ


可能なんでしょうね。

あっぱれ、聖子ちゃん。

自己愛だけでも
客観性だけでも
あの洗練された佇まいには達せません。

エイジレス美人を狙う路線は、
つねに「痛い」「若づくり」「年甲斐もない」といった批判と
背中あわせの危険なチャンレンジです。

この難易度の高い道を選ぶならば、
外見を磨きあげるための投資と努力は言うにおよばず、
聖子ちゃんが、そのパフォーマンスを通じて
身をもって教えてくださっている


・適度な低音で語る
・前髪は潔く上げる
・明るく心から楽しそうに笑う
・自分が知らない話題には迎合しない
・自然に可愛いのであって可愛い子ぶらない


というセレブ感あふれる態度に学ぶのもいいかも。

ただし、私たちはスターじゃないんで、
「何、きどってるの?」と
不思議ちゃん扱いされる危険性も大。

自己愛と客観性のバランス、お忘れなく。


【オススメの関連記事】
エイジレス美人の絶対条件とは?

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
汲めども尽きせぬ泉のごとく(笑)書くも書いたり!よければどうぞうわめづかい

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着たい服を着つづける、気迫。

先週の記事(→「さよなら!年代別ファッション誌」)で書いたように
「いくつになっても着たい服を着ていい」という文化は、
確実に定着すると思います。

うれしいじゃありませんか。

何着てもいいんですよ。

ミニスカートも
チューブトップも
ムートンブーツも

もう、何でもござれ。

街中に露出度満点の中高年女性があふれ、
人生を謳歌するように
高らかに笑いながら闊歩する時代。

ああ、やっぱり、うれしい。

私も闊歩するよ?。
(プリティ・ウーマンがBGMですかね。やっぱり)

ただし、現・若者の意識はそう簡単には変わらないから

「あのオバサン、何してんの?」とか
「もう、痛い。やめてほしい」とか
「最悪?!何、あの若づくり?」とか

心ない批判の矢が放たれる可能性は、
極めて濃厚です。


堂々としていましょう。


柳に風、で右から左に受け流しましょう。

「年相応」という常識的な成熟の道を歩まないならば、
「年不相応」という新しい常識を
私たちの世代が作らなくちゃならないんだから。

出る杭は必ず打たれるものです。


媚びず、

へつらわず、

迎合せず。



冷たい視線を向ける若い女性がいたら、
「あんたたちの未来のためにやってんのよ。文句ある?」
とにらんでやりましょうか。

気迫と覚悟をみなぎらせ、
「痛い」なんて言わせない。

この心構え、かっこいいかも。


【オススメの関連記事】
痛い40代。敵は若者コトバ!?

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
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「退屈な着こなし」に安住してない?

先日、ラッシュアワーの電車に乗ったら
若い女の子たちだって
何もそんなにうらやむほど美しくないことに気づきましたよ。

私たちが動物園のサルを見たとき、
毛づやがちょっと違うくらいで
老いも若きも大差無く感じるのと同じように

サルの目から見たら
私たち人間だって
老いも若きも大差ないんだろうな。

って、サル目線になってどうする。私。

でもね。


「美しさ」に大差はなくても

「面白さ」には大きな開きがありそうです。



若い女の子の装いには、
センスの良しあしは別にして
たくさんの遊びや工夫がある。

帽子、マフラー、耳あて、ピアス、カラータイツ、手袋、バッグ、ストラップ、マスカラ重視のメイク、カラフルなトートバッグ・・・などなど。

賑やかで楽しい。

それにひきかえ


30代後半以降の女性の装いは、どこか寂しい。

要素がとっても少ない。



上から

帽子(60代以上に多し)
マフラー
ダウンジャケット
パンツ
バッグ
手袋
タイツ


以上。

もっとミニマルな人なら、

ダウンジャケット
パンツ
バッグ
ショートブーツ

以上。おしまい。オール黒。もしくはグレー。
髪だけ明るい茶色、とか。

いや、もちろん
若者みたいにゴチャゴチャ装う必要はないんだけど、
この要素の過度な少なさはいかがなものか。

さらに
「冬の間は、お出かけスタイルはこれ一本で済ましています」
という雰囲気の人も多いなあ。(コートで隠れちゃうもんね)


もう少し要素を細分化してこだわったほうがいいのかも。


手帳やペン、財布などの小物でもいいし。


遊び心をプラスして退屈を撃退しよう。


まず、あんたがね>自分


★雑談
遊び心といえば、暮らしそのものもそうですねえ。
ここ最近の私は、仕事・家事・ブログだけな感じ(>_<)
今日、髪の毛を切りに行きましたけどね。←これについてはまた。
そうそう、この春は旅行を計画しているんですが、
生きた情報を集めるために、この方のブログをいつものぞいています。
特に北米・アジア地域への旅行を計画中の人は必見です!


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センスが悪くて・・・と嘆く前に。

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ジーンズと靴の繊細な関係。

モデルの黒田知永子さん、
ボーイフレンドジーンズについて


大切なのは、

ロールアップの分量と靴とのバランスを考えること。



と言ってらっしゃる。


やっぱりな。そうだよな。


過去記事「ハイヒールは何歳まで可能?」
ボーイフレンドジーンズのことを書いたときも、

「これからどうする?アラ50なわたし。」のfu~さんに


靴は甲の開きの広いものがお勧めです。
足の甲から足首までの距離が長いと、繊細な感じがでて、良いですよ。
どちらにしても、甲の深い靴はおばさんぽく見えるので、私は買いませんが・・・。

そして、普段は素足で、今時分はストッキングの色、柄がポイントです。
勿論カラータイツもアリです。
最近のお気に入りは、黒の大きな格子柄。
ちょっとセクシーに振ってみると良いですよ。
編みタイツもアリね。
足元をエレガントにセクシーに持ってくれば、ヒールじゃなくても履きこなせると思いますよ。



というコメントをいただいた。

さっそく持っているヒールのなかで
甲浅のベージュのやつを選んで履いてみたら
足の甲からロールアップした足首までが
繊細に見えましたよ。感謝。


それはそうと


ショートヘアで小柄な中高年女性(私ね)に
ボーイフレンドジーンズは
なかなかよいチョイスでした。

このジーンズそのものは
もう数年、流行ってるみたいだけど
ローライズ&ブーツカットほど同世代女性を席巻する勢いがないしね。
(あれはすごかったな。運動会なんかじゃ、お尻、見えてたもんね)



60代や70代の女性がロールアップして着ても、

とてもキュートだと思います。



追記)そうそう、ずっと気になっていたのでした。
「甲高幅広の昭和足に合うハイヒール」(←昭和足って 笑)を
紹介してほしいというコメントをいただいていたのです。
「これぞ!」というお勧めがあれば、ぜひコメントいただけるとうれしいです。
この質問をくださった「49歳から始めるおしゃれの練習」のあっころさんは、
メイクレッスンを経てびっくりするほど美しく変身!そのビフォー&アフターはこちら。
記事も面白いです。


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自分が好きな服ほど似合わない。

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老け顔の犯人は、この前髪か!?

先日も書いたように
またもや美容院に行き、
カット&カラーをしてきたのですが、
今回の課題は、前髪。

何を隠そう、私、30歳を過ぎたころから
前髪なしでやってきたんですね。

キュッとまとめておだんごにしたり、
ポンパドールにしてみたり、
ワンレンボブにして横に流したり、
ずっと前髪なしで過ごしてきたわけです。

それが、48歳にして、
思い切ったショートヘアにして
久しぶりに前髪とご対面!

「前髪は軽く流しておきましょうか」
なんて美容師さんのおよび腰な提案に乗り、
眉毛の下くらいの長さで
カットしていたのですが、これが何だかなあ。

ものすごく中途半端だし、

「若づくりしたい人なのね」的な

不本意きわまりない印象を与えるわりに、

前髪直下のまぶたのたるみを強調して老け顔に見える。



潔さを旨とする私にとっては、
もっとも避けたい事態。

そこで、今回。

および腰の美容師さんの腰を叩き、
眉毛の上でカットしてもらったんですね。
すっぱりと。

ああ、すっきりした。
潔いよ?。

でもね、ひとつ問題が。
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その「美女路線」、大丈夫か!?

すでに短い髪をさらに切り、(とくに前髪)
黒メガネの面白キャラ風に変身を遂げたことは、
すでに書きました。

短くなった前髪は、
基本、さりげなく斜め方向に流していますが
油断していると、
すだれ状におでこに張り付いているときもあり(おいおい)。

そうですね。その顔を、一言で表すなら


黒メガネの鳳 啓助?


いやあ、例えが古くてすみません。

というわけで
実をいうと仕事場に顔を出す直前まで

「あれえ、切りすぎでしょ。どうしたんですか!」とか
「おおお、個性的になっちゃって!」といった
若干、戸惑い気味の反応を予想していたんです。

ところがどっこい、

「いい感じのカジュアルじゃないですか」
「これまでで一番似合っていますよ」
「すごく若々しい印象になりましたね」
(↑「これまでもお若かったけど」というお世辞つき」
「オーガニック野菜を食べている女性という感じ」

といったわりにストレートな褒め言葉が飛んできたわけです。

ふ?ん。なるほど。そうか。鳳啓助なのにな。


この褒め言葉から2つのことがわかりました。


それは、

(1)誰も私に「美女」を求めていなかった

(2)(意図していないにもかかわらず)生活感がにじみ出ていた


ってこと。


いやあ、どっちも当たり前といっちゃあ当たり前なんですけどね、
わかんないもんなんだよなあ。

まず、(1)のほうですが。

ちょっと有名芸能人の方々を例に挙げながら
説明させていただきましょう。

ドラマにバラエティにとご活躍中の泉ピン子さん。
普段は、ショートヘアにメガネをかけてらっしゃるご様子。
そのスタイルが視聴者のイメージにも定着していますが、


あの方が、もし、美女を志したらどうだろうか。


たとえば、ちょっと年の差がありますが、
萬田久子さんのフォンテーヌコマーシャル風に
ロングの巻き髪にヒラヒラとしたワンピースを着たら??

正直申し上げて、かなり残念な姿が眼に浮かびます。

泉さんには、ぜひとも、
そのプロ意識とビミョーな底意地の悪さを
ショートヘアとメガネとシャネルスーツでもって
キリリと表現していてほしい。
「私の夫は医者よ」的なプライドも込みでね。


泉ピン子は、萬田久子にはなれない。その逆もまたしかり。


そうなんです!

すでにご承知の通り、
私は、明らかに、泉ピン子さん世界の住人なんですよ。


50歳近くなった私が

美女を志す方向性にあるファッションから撤退しても

誰もそれを不服に思わない現実があったんです。

(いやあ、知らんかったわあ←鈍感)


なんだかやけにネガティブなことを書いているようですが、
自暴自棄にも自己嫌悪にも自信喪失にも
陥っているわけではありません。
自分を卑下しているわけでもないんですよ。

いつまでも「きれい」を狙える人は、
とことん「きれい」を狙えばいい。

いつまでも「可愛い」を狙える人は
とことん「可愛い」を貫けばいい。

ただ私は、

「生き生きしている」
「はつらつとしている」

あたりを狙ったほうがいいんじゃないか。

その先に、もしかしたら

「かっこいいよね」

が待っているかもしれないし (´艸`)

な?んて思ったら、
ちょっと希望が持てそう。それだけでもよし。


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山ほどあるよ?。年をとる楽しさ!

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ダウンジャケットの着こなしは?

先日、銀行が混んでいたので、
番号札を持って長い間待っていたら、

窓口に向かう人々の実に多くが、
老若男女を問わず、
ダウンジャケットを着ていました。

ダウンジャケット。
根強い人気ですね!

ロングコート丈、
お尻が隠れる丈、
ショート丈。

ベージュ

グレー
濃いパープル
茶色

赤と紺のツートン
など百花繚乱(ってのは大げさだけど)。

なかには
カップル二人とも、夫婦二人とも
ダウン着用というペアルック的風情の方々もお見受けしましたよ。


しかし、ダウンジャケットって

意外に難しいですね。


軽量であるわりに
物量感が大きく、
表面積も大きく、
素材感も独特なため
他のアイテムを圧する存在感。

バッグや帽子やマフラーといった小物だけでなく、
たとえば、パンツとのコーディネートも
なかなか難しいですよ。

特に比較的、年配の女性が着ていらっしゃる

ダウンジャケットをタウン仕様にアレンジした
ビミョーに上品なデザイン系のもの。

キルティングステッチに工夫を凝らして、
スリムに見せようとしている感じのもの。

あれは、簡単そうに見えて
どうして、どうして、なかなかに曲者です。

ダウンジャケットの本来のアウトドア性が
デザイン段階ですでに
中途半端に洗練されちゃっているため、

アウトドア方向にも
タウン方向にも
そのミックスにも、
どちらにも行けなくなっちゃって
なんだか野暮ったく見えちゃう気がするんだなあ。
(ダウンでは出しにくい「きちんと感」は出てるけどね)


ダウンジャケットを手なづけるには、

ちょっと戦略が必要なのかもしれません。



でも、あったかいし、軽いしねえ。
実用性重視でいっちゃうのもありか。


雑談)
先日、ママ友4人のランチにでかけたら私のユニクロのVネックセーターと
友だちの丸首セーターが明らかに同シリーズ。色違い、襟ぐり違い。
いわゆる「ユニかぶり」ですね。
さらに仕事先で女子大生にいろいろ話を聞いていたら、
「ユニかぶりを避けるために、ユニクロは下着だけ」なんて子もいました(フン)
クライアントの女性には「だから+Jシリーズに絞っています」とか。
みんな結構、「ユニかぶり」回避に気をつかっているんだなあと発見した次第。
ちなみにランチでは二人とも見て見ぬふりで通しました(笑)


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冬は、心地よい素材で印象アップ!

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大人の余裕を!ブラックフォーマル。

昨年の夏、ご近所の息子さんが若くして亡くなり、
お葬式に参列したのですが、
その時に引っ張り出した、
わが喪服のバブリーなことといったら
もう、びっくり仰天ですよ。

「なぜ、そこまでして肩をいからせたい?うん?」と
ワンピースをじっくり座敷に座らせて、
その本意を問い正したいほどの立派すぎる肩パッド。

美しすぎる市議は注目を集めていますが、
立派すぎる肩も別の意味で注目を集めるもんですね。

中一の娘なんか、開口一番、
「うっわぁ、古っ!」と驚嘆の声を上げたもん。

しかし、まあ。
私も長い間、買わずに済ませたもんですよ。

この喪服を購入したのは1990年前後だろうか(遠い目)。


ぎゃー。約20年経ってるじゃん。

肩パッドは悪くないんだな。私が悪いんだな。



というわけで、
「喪服、買わなきゃなあ」
と心の底から思ったのが、昨年の夏のこと。


にもかかわらず、放置。


うっすらと気になりながら、まんま、放置。


ずっーーーと放置。


そして、一昨日の夜です。
1通のファクスが届きました。

日ごろ、とってもお世話になっている
取引先の方のお父上が亡くなった知らせですよ。


行かねばなるまい。

片道2時間かかるが、ここは、
万難を排して行かねばなるまい。

行って、誠意と弔意と敬意を示さねばなるまい。


しかし、何を着て?

まさかの、バブルで?

よもや、肩で風切るつもりかい?



おおおおお?、だから買っとかなきゃ?!!!



半年前に買っとかなきゃ?!!



時間はイヤっちゅうほどたっぷりあったのに?!!




シュン。



防犯・防災・冠婚葬祭



これらの「いざというときビッグスリー」に、
日ごろの備えがなく、
毎度毎度あわてふためき、うろたえる私。

神様。この私が、大人の余裕で臨める日は来るのでしょうか?

次回は「あわてて喪服を買いに行く!の巻」。


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これぞ、喪服の「あわて買い」。

喪服を買いに走らねばならない日は、
田舎からやってくる義兄をもてなす日でもあり、
仕事の納品日でもあるという、
考えるだに恐ろしい、三重苦。

・喪服を買う
・数珠やバッグ、香典などを準備する
・義兄の寝具を準備する
・室内を掃除する
・しゃぶしゃぶの用意をする
・そのための肉や野菜の購入をする
・塾に行く娘の早い晩御飯を準備する
・原稿を書く、チェックする、メールで納品する
・義兄が寝るまでよもやま話で盛り上がる

あああ。だめだ。

私には無理だ。来ないでくれ。義兄さん。

あんたさえ来なければ、
ぐっと楽になるんだからさ。

ホテルになれぇ。ホテルがいいよぉ。

・・・と心中、一心不乱に念仏を唱えたものの
「やっぱり、ホテルにするね」の連絡は入ることなく、
であるならば、こうもしてられないと
自転車をかっ飛ばしてイオンに。

そうです。そうなんです。


もう、こうなったら

喪服も、黒ストッキングも、香典袋も、

しゃぶしゃぶの肉も野菜も、ビールも、ワインも、

チーズも、フルーツも、ぜ?んぶ、イオンで買っちゃうんです。



イオンよ、いてくれてありがとう。
あんただけが味方だよ。


婦人服売り場の
一番奥にあるブラックフォーマル売り場には
「全品20%オフ!」のPOPが
ひらひらしているではありませんか。

よし。買うぞ。ブラックフォーマル。

ネット上では、「百貨店で買いなさい」的なアドバイスが多かったけど、
いいんだ。もう、イオンで。お金、ないし。時間もないし(本来はあったはずだが)。

売り場には、

おそらくは同年代。
明るい茶色のセミロング・ストレートヘアをした店員さんが
後ろで手を組んだまま、仔細ありげに巡回しています。

私が後々、「牧羊犬スタイル」と名付けることになる
彼女の秀逸な接客についてはまた次回。
お楽しみに?!


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喪服を買うなら、ここに注意!

急にお葬式に参列せねばならない事態となり、
あわててイオンのフォーマル売り場に駆けつけたところまでは
すでに、ご承知の通り。

そのとき両腕を後ろに組み、
仔細ありげに売り場を巡回していた
50歳前後と思われる明るすぎる茶髪の店員さんは、
私が売り場エリアに入ったら
意外にも、知らんぷり。

あらら?

なぜか、もう一人のさらに年配の店員さんに近づいて
大したことじゃないに違いない話題を持ち出し、
上半身を大きくそらして笑いあったりして
「知らんぷり状態」を延長する構え。

ふ?ん。

でも両腕だけは相変わらず後ろに組んだままで
かかとだけを上げ下げしたりして、
やっぱ、どこかビミョーに仔細ありげ・・・。



放牧していたんですね。私を。



買う気のないひやかしか、
葬儀を明日に控えたせっぱつまった客かを
じっと観察していたんです。

そして迷い込んだ羊(←私ね)に
自分の縄張りである牧場を、
自由に、好きなだけ歩き回らせ、
あっちの喪服、こっちの喪服に近づかせ、
あれもいいなあ、これもいいなあと夢を見させておいて、
その間にこの羊(→私ね)の好きな草(この場合は喪服)の種類を観察し
その傾向を概ね把握した瞬間に、
ボーダーコリー顔負けの牧羊犬に変身!
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