喪服を買うなら、ここに注意!

急にお葬式に参列せねばならない事態となり、
あわててイオンのフォーマル売り場に駆けつけたところまでは
すでに、ご承知の通り。

そのとき両腕を後ろに組み、
仔細ありげに売り場を巡回していた
50歳前後と思われる明るすぎる茶髪の店員さんは、
私が売り場エリアに入ったら
意外にも、知らんぷり。

あらら?

なぜか、もう一人のさらに年配の店員さんに近づいて
大したことじゃないに違いない話題を持ち出し、
上半身を大きくそらして笑いあったりして
「知らんぷり状態」を延長する構え。

ふ?ん。

でも両腕だけは相変わらず後ろに組んだままで
かかとだけを上げ下げしたりして、
やっぱ、どこかビミョーに仔細ありげ・・・。



放牧していたんですね。私を。



買う気のないひやかしか、
葬儀を明日に控えたせっぱつまった客かを
じっと観察していたんです。

そして迷い込んだ羊(←私ね)に
自分の縄張りである牧場を、
自由に、好きなだけ歩き回らせ、
あっちの喪服、こっちの喪服に近づかせ、
あれもいいなあ、これもいいなあと夢を見させておいて、
その間にこの羊(→私ね)の好きな草(この場合は喪服)の種類を観察し
その傾向を概ね把握した瞬間に、
ボーダーコリー顔負けの牧羊犬に変身!
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