揺れて、泣いて、前を向く。

40歳を過ぎた私の人生のなかで
やり残したことがあるとしたら、
自分の子供を持つことだ。
時間に限りがあることだから、
ある年齢を過ぎた女性なら、
一度は真剣に考えたことがあると思う。
家族の再生を描いた心優しいこの物語を読んで
私はそんな思いから少しだけ解放された。



これは、伊吹有喜氏の「四十九日のレシピ」について
ある有名な人が書いた書評(読売新聞)。

その後、作品の解説が続き、
文章はこんな形で締めくくられています。


四十九日の法要には、お経もお線香もいらないから
大宴会を開いてほしい。
乙美の最後の願いをかなえた良平が見た優しい奇跡に私は泣いた。

子供がいようがいまいが、
大切な人に惜しみない愛情を注げる人になりたいと思った。
形のあるものじゃなく、誰かの心の中に
ほんのりと温かい小さな光のような思い出を
いくつか残すことができたら、
自分の生きた人生にようやく意味を感じられるような気がした。



「少しだけ解放された」「ようやく意味を感じる」と、
自分の人生に、ものすごく、つつましやかな肯定を与える文章の主は、
小泉今日子さん。


この人も、揺れているんだな。



揺れて、泣いて、前を向く。



私は、そういう人が好き。


揺れて、折れない。


「心の耐震設計」とでも呼んじゃいましょうか。


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