敏感でいたい!心配に潜む優越感。

唐突ですが、心配ってむずかしいですね。


心配している→相手を思いやっている

ってことになっていますが、
なかなか、どうして。曲者ですよ。

ちょくちょくこのブログに登場する長崎の姉。

私が姉に頭が上がらないのは、
認知症の母をみてくれているからなんですね。

親元を離れてノン気に暮らす妹にできることは、
・グチを聞く
・悩みを聞く
・いろんな情報を集める
・ちょくちょく物を送る
・ときどき帰る(≒やや面倒もかける)
などなど、これといって役に立たないことばかりですからね。

いついかなるときもイヤそうな声を露骨には出さずに、
姉のグチや悩みをじっくりと聞いて、
感謝の気持ちを伝えるようにしています。
(なんかちょっと、いい子ちゃん発言ですが、
つまりは、姉の顔色をうかがっているわけです)

その姉もグループホームの
デイケアやショートステイを利用して、
コーラスだ、市民講座だ、海外旅行だと
毎日、忙しくしているんですけどね。

ところが。

かつての仕事仲間と食事をしたら、
こんな風に言われたんだとか。

「○○(←姉)のこと心配ねえ、って言いよったとよ。みんなで。
介護中心の生活やけん、
お母さんが亡くなったら、どうする?
精神的にショックやろう。
今のうちにカウンセリングでも受けたら?
お母さんが亡くなったら、今の家は離れた方がよかね!
ケアハウスば探さんね!」


心配してくれてありがたいと思う反面、

ちょっとショックだったらしい。



ショックの中身は、

●自分のいないところで「心配」という形で噂されていたこと
●周囲の目にはそんな風に映っていたのか、という落胆


きっと、心配の向こうに、
ごくごくかすかに
優越感のようなものを感じたんでしょうね。


心配って難しいな。


特に、相手を社会的な弱者像や敗者像にあてはめ、

その苦悩と将来を決めつけて心配する行為は、

注意が必要ですね。



というわけで相談窓口の妹(←私)は、
「その友だちにこんな言葉を贈ってあげれば?」といって
ある、すばらしい一文を紹介してあげましたよ。


何もしない。求めない。協力しない。
一見、最大に不親切であるような姿勢が、
そのじつ、他人に対して最大の親切に
なりうる場合があると知りましょう。



どうだ。姉ちゃん。


姉「なるほど!よか言葉ねえ」
私「よか言葉やろう!」
姉「うん。それ、誰の言葉?」
私「叶姉妹の叶恭子さん。お姉さんのほう」
姉「ふ?ん」

あ、あれ?なんだかスルーのニュアンス?
瀬戸内寂聴とか、五木寛之ってことにしといたらよかったかな。(ウソウソ)



【関連記事】恭子さんについてはこちらの記事にも。リンク先で紹介している本は名著です↓
叶恭子。唯一無二の存在感に学ぶ。

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
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旅番組の女優さん。その錯覚に学べ!

himitsunisimasita

久しぶりに、のけぞるほど上手なイラストで失礼します!

いやあ、それはそうと旅番組に登場するタレントさん方、
あれは皆さん、私服なんですかね。

私なんかがとやかく言うのは申し訳ないんですが、

こう、人によっては、
やや隙があるというか。
油断があるというか。
ズレがあるというか。

ああ、芸能界という華やかな場所で生きてきた方も、
「旅」をテーマに自由に服選びをしちゃうと、
こんな感じになっちゃうんだなあ・・・
と感慨にふけること、しばしばです。

実は先日も、2人の50代はじめの女優さんが、
高級旅館に激安で泊まってらっしゃいました。

そのなかのおひとりは、

マリーアントワネットを思わせる
ボリュームある明るい茶色のロングヘア。
(特に頭頂部のボリュームが見事!)

ショッキングピンクの体にフィットしたTシャツ。
(首元は大きくあいたスクエアカット
Tシャツはスパンコールのついた高級な感じ)
真白いサブリナパンツ。


50代とは思えないスリムな体型に
Tシャツとサブリナパンツが
似合っていないことは決してないんですが、
時代のトレンドと大きく異なるヘアスタイルとの組み合わせには
やはりかなりの「ズレ」を感じざるを得ません。

旅を終え、お2人が旅館を後にするときでした。

勢ぞろいした仲居さんたちが見守るなか、
お2人が歩きだすんですが、
口にした言葉が、

「よかったねえ」
「ほんと、お母さんって感じだよねえ」


お、お母さん??そ、そうだったのか!


仲居さんたち、同世代だけどな。
いや、むしろ、年下かもしれないけどな。

この人は、「自分の外見が他人に与える印象」を明らかに錯覚していて、
その錯覚がヘアスタイルに現れているんですね。

簡単に言うと、


時間が止まっているんです。


でもなあ。ちょっと、うらやましいかも。


錯覚したまま生きるのも、ひとつの方法かもしれませんな。


錯覚した女のところには
錯覚した男が寄ってきて
錯覚の上に成り立つファンタジーのなかで
プリンセスとして、
永遠に女として
大切に扱ってくれるのかもしれないもん。


錯覚のロマンス。


幻でかまわない。
時間よ止まれ。
生命のめまいのなかで。

永ちゃんも歌っています。


【関連記事】とはいえ年をとると、誰しも少し錯覚するもんですよね。こんな風に↓
ご注意!意識年齢と実年齢の差。

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
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なぜ、お腹が出たら台無しなのか。

糸井重里さんと樋口可南子さんと
愛犬ブイヨンの生活が写真とともにつづられる
ほぼ日刊イトイ新聞の「気まぐれカメラ」

ブイヨンちゃんの可愛さはもちろんですが、
糸井さんと樋口さんが
どちらかといえば無機質な部屋に住んでいて、
スリムな体型に上質ながらもシンプルな服を着ているのが
いい感じの雰囲気を醸し出しています。

まったくもって余計なお世話ですが、
もし、もしですよ。


おふたりともお腹が出ていたら、どうでしょうかね。


こう、やや、ポッコリとか。
さらに進んで、デップリとか。

たかがお腹じゃないですかあ。
人格が変わるわけではありませんよぉ。

とはいうものの。

やっぱり厳しいですかね。

どうしてなんでしょう。

どうしてお腹が出たら、ダメなんでしょう。
なぜ、こうも、いろいろなものが台無しになるのでしょう。
そしてなぜ、私たちは他人のお腹にかくも敏感なんでしょう。
チラリと目をやって出っ張り具合を確認しちゃったりするんでしょう。
そしてなぜ、こんなにもお腹って出やすいのでしょう。
ちょっと油断すると出るんでしょう!
なぜ?なぜ?なぜなの?!お腹っていじわる。

なんて思い悩んでいたら、

ハタ!と思いつきましたよ。


原始。人間はおそらく

・極端な飢餓
・妊娠
・飽食(ごく一部の階級のみ)


の3つのケースにおいてお腹が出ていたと思われます。

これらは、フツーの人間には起こらない
ある種の異常事態ですね。

その異常事態のサインを
21世紀を生きる私たちは忘れてしまっていますが、
私たちの遺伝子というんですか、
そういう動物的な記憶装置みたいなものが
覚えているのかもしれませんね。

お腹が出ている人は


お腹が出ているという異常事態を放置し

なおかつ平気な顔をしていられるほど、

鈍感かつ怠惰である



と判断しているみたいな。

太っていることがダメなんじゃないんです。
(いろいろ異論があるでしょうが)

お腹と同じくらい胸もお尻も太っていれば、
それは、もう、豊満というものですからね。
豊満とか、肉感とか、豊穣なんかをイメージさせて
収穫祭なんかで崇められそうですもんね。

お腹だけ、がダメなんです。
オンリーお腹、がダメなんです。
迫りくる危機に気づいていない鈍感さを醸し出しちゃうんです。
(そういえば、シシャモだって妊娠しています)

というわけで

颯爽
軽快
健康
機敏
あたりを狙うなら、
お腹ポッコリだけは避けなければなりません。

40歳を超えたら、

男も女も

過剰にやせすぎることなく、お腹はスッキリ


というのが理想的な体型じゃないですか。

すっきりとしたお腹には、
そこはかとなく青春が香ります。
(あなたはどうよ?と聞かないで。今日だけは。)


【関連記事】胸についても考えてみました。ぜひ、どうぞ♪↓
谷間のある華奢な胸をめざすには?
バストの「垂れ美」が、洗練を印象づける。

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見えてきた!「年相応」の正体。

このブログを始めてから
1年ちょっとになるんですが、
わずか、これだけの間に、
「うん?ちょっと違うぞ」
「どうも当初の思惑どおりにいかないぞ」
と感じることが出てきました。

それは、


年齢相応のおしゃれを追求することが

ときどき、ものすごく、つまらなくなる。


という思いもしなかった症状の出現です。

そうですねえ。

これはあくまでも例ですが、

いつの日か大宅映子さんみたいな輝く白髪に
スーツを颯爽と着こなして、
効果的なアクセサリーを身につけるんだ。
若づくりせず、知的で、上品な女性をめざそう!

と考えたとするじゃないですか。

そんなイメージ上の夢が、
ときどき、どうでもよくなる。

それって、本当に楽しい??

みたいな。

まあ、経済的・容貌的要因もあるでしょうが、
どうも、それだけじゃないような気がするんですね。

一方で

オバサン・オバアサン方のなかに、

・度を超えた少女趣味の服を着つづける
・度を超えた露出度の高い服を着つづける
・若かりし頃の髪型を頑として守りつづける
・ショッキングピンクの口紅が異様に目立つ
・あまりの若づくりで周囲をギョッとさせる

などのタイプがごくまれに、いらっしゃるじゃないですか。

その理由がなんとなくわかる気がしてきました。

「つかぬことを伺いますが、
あなたは、なぜ、そのような格好をしてらっしゃるんですか」と
単刀直入に尋ねたわけではないので、
あくまでも想像ですが、

「年老いていく私という器」の中に
「幼女の私」や「少女の私」や「女子高生の私」や
「お姉ちゃんな私」が「大人の女な私」や「若いママな私」なんかが、
相も変わらず存在していて(地層のように)
人によっては幼女の私が地表に顔を出し、
人によっては女盛りの私が大きく隆起している


ってことじゃないでしょうか。

ちょっと前まで思いもよりませんでしたが、
「年相応の」「痛くない」とされる服装は
エレガントで上品かもしれませんが(成功すればね)

時として、

自分の内部に相も変わらず存在する

幼女や少女や乙女を抑圧しちゃうんですね。



おそらく年をとればとるほど、
内面と外見のギャップは大きくなり、
その違和感を抱えるながら
日々、生きていくんでしょうね。私たち。

ときどきこのブログにコメントを寄せてくださるmonさんが、
そのブログ「アラフィフな私のイケてる日常」に、
こんなことを書いてらっしゃいました。

----------------------

昨夜 長女のカレシが 我が家に その挨拶に来た
30年の時が過ぎ 
その頃と ちっとも変っていない自分がいるのに・・・
逆の立場にいるのが不思議な感じ

私はまたしても 笑いがこみあげてきたけど
今回は 我慢した


----------------------

当時、自分の母親が
そんな違和感を感じていたなんて
想像もしませんでしたが、
今はとてもよくわかります。

年相応の服装や振る舞いは、
どこか「我慢の産物」なんですね。

いやあ、偉いなあ。偉いよ!世のおばさんも、おじさんも!
(と他人事みたいにヨイショしてみる 笑)


【関連記事】いろんな方向から「老いること」を考えています。ぜひ、お読みください↓
「若く見える」バトルは永遠なり。
本格化!40代が若者の時代

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こう乗り切る!若い子との会話。

先日、仕事で女子大生2名(大学2年生)と話す機会がありました。

場所は、神戸の港が見えるカフェ。
神戸の街の魅力やなんかを聞くんです。

学内とか、オフィスなどのオフィシャルな場で
勉強や将来について聞くのと違って、
カフェというカジュアルな場所で
遊びやショッピングなどのゆるいテーマを
リラックスした雰囲気でインタビューする。

48歳のおばちゃんライターは、
ビミョーに気を使いましたよ。


どのように接するか。


問題は、そこなんです。


自分自身の姿勢とその選択に
かすかに迷いが生じていて、
その迷いを自覚しながら
話をつづけたから、
短時間でしたけど結構、疲れましたばい。

今、思えば、
以下のような選択肢の間を
さまよっていた気がします。

(1)おばちゃん★ぶっちゃけ路線

「おばちゃん、もう、最近、何にもわからへんから教えて!」
というある意味、とっても楽な路線。
この子たちが近所の子なら、
「なあ、なあ、最近何が流行ってるの?」から始めて
ガシガシ聞きだすんだけど、初対面だし。仕事だし。
ポイント使いはあっても、オールおばちゃん路線はやや問題あり。
(しかもこのコミュニケーションって、ちょっと自分を偽ってたりするしな)

(2)お母さんがホッとさせるわ★路線

前者の「おばちゃん」を「お母さん」に変えただけですが、
年上であることを認めながらも、
「おばちゃん」を「お母さん」に変えることで下品度をやや軽減。
お母さん的ポジションから話を聞く、という
彼女たちにしてみれば、大変に安心できる接し方。
打ちとけにくいのが難。

(3)お姉さん世代が質問するね★路線

「やっぱり三宮あたりで遊ぶのかな?どうなんだろう」
と単刀直入にあっさりと質問する感じ。
やや年齢的な距離を感じながらも、
彼女たちの流行を知らないわけでもないという現役感を醸し出すことで、
「おばさん」とは一線を画した「お姉さん」感が生まれる。
できれば、この感じで進めたいが、48歳。大丈夫か?

(4)年齢なんて関係ないよ★ためグチ路線

「え?そうなん?やっぱ、センター街が安いの?!」
と油断を突いて攻め込むと、相手は若干顔を引きつらせながらも
打ち解けようと努力してくれるが、
調子に乗ってしゃべっているうちに、
「誰と行くの?やっぱりアベックで?」なんて
ものすごくアンティックな言葉が口から飛び出して
墓穴を掘る危険性が極めて高い。

いずれにしろ(4)の路線は、
仕事上では封印しているのでありえないんですけどね。

結果的に(3)の「お姉さん世代が質問するね★路線」を
中心にしながら、
「こんな話し方をしているけども、
決して、自分がお姉さんだとは思っていないのよ」
ということを示すために、
オバチャンやお母さんをチラッと垣間見せて話を終えました。

自分の子ども世代に、
「親」としてでなく、
「おばちゃん」としてでなく接するとき、
なんとな?く居心地の悪さを感じませんか。

できれば、


いばるでなく

媚びるでなく

壁をつくるでなく

年下の人にも相応の敬意を持って

平らに話したい。



と思っているんですけどね。

私、おばちゃんに見えてるんだろうなあ。

という自意識が邪魔をします。
追い払わねばなりませんな。


【関連記事】いろいろあるけど人生もちょくちょくリセットして元気にまいりましょうぞ↓
人生観のスペア、用意してる?

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お笑いに学ぶ!異世代コミュニケーション術。

というわけで
「若い子とのコミュニケーション」について
あれこれ悩んでいたわけですが(←大げさ)

そもそも私のように交友関係の狭い人間が
あーでもない、こーでもないと
頭をひねったからといって
「これぞ!解決策!」というほどの名案が
浮かぼうわけもありません。

ここはぜひ、


絶え間なく若者と接し、

絶え間なくコミュニケーションしている

その道の達人に指導を仰ぎたい!



しかし、だれに仰ごう。
だれの指導を仰げば尊し?

とつぶやきながら
この週末、近所の書店をブラブラしていたら、
やはり、何事も探してみるもんですねえ。

世代間ギャップに悩むオバサン世代のための
目からウロコのコミュニケーション術!


という文字群が各種ウロコで曇る目に
飛び込んでまいりました。

あわてて手にとって帯の謳い文句をしげしげ見てみたら、
実際にはオバサンでなく、オヤジだったんですが、
「もう、この年になるとオヤジもオバサンも同じよねえ」
と急に調子よく、雑な解釈を持ちだして
自分を納得させました。

その著書とは、

笑福亭笑瓶 「雑談力」

確かに、現代日本においておそらく
もっとも競争の厳しい世界の一つである「お笑い界」で
飄飄と生き抜いてらっしゃるようにお見受けしますね。

師として仰ぐにふさわしい人物ではないでしょうか。

目次のタイトルは冒頭から、

・オヤジはオヤジとして等身大でいたい
・自分の年齢を認めて無理して若ぶらない


よいです、よいです。よい感じです。

いろいろな状況に応じて
優しくアドバイスしてくださるんですが、

一貫しているのは、


あらかじめエクスキューズする姿勢


なんですね。

たとえば、

若い子たちとカラオケに行ったときは
「ちょっとおっちゃんの曲、歌ってもええか?」

若い子と話すときには
「ちょっと話が回りくどいかもしれへんけど」

若い子に経験談を話すときは
「ちょっと堅苦しい話になって悪いけど、
俺の経験談を聞いてほしいねん」


というように。

そこまで気を遣ってどうすんのよ?!
カラオケで好きな歌、歌ってどこが悪い?!
そんなに気を遣う必要があるんなら、
若い人となんか行かないっ。

という反論も聞こえてくるような気がしますが、
(もしかしたら、私の心の声かもしれません)
前回の記事の私のケースにあてはめると

自分が居心地の悪さを感じた時点で

「ちょっとオバサン相手で話しにくいかもしれないけど、
神戸のどんなところが好きか教えてくれる?」
とか
「神戸の街のことをあんまり知らないから、
おかしなこと聞いたらごめんね。そのときは教えてね」

なんて最初にエクスキューズしておくのは、
よい方法だったのかもしれないなあと思いました。

その他にも笑瓶先生ご自身は、

「愚痴ってええ?」
「自慢話、してええ?」

と予告するとおっしゃっています。

その理由は、いたって明快です。


大前提として「今からテーマを発表します!」

が必要だと思うんです。



なるほどねえ。
テーマ発表があれば、聞き手も話の展開を探らなくて済みますもんね。

昔話、してええ?
バブルの話、してええ?
昔、モテた話、してええ?

なんて具合に私たちもさっそく活用してみますか(笑)

-------------------

雑談力 (ベスト新書)雑談力 (ベスト新書)
(2010/06/09)
笑福亭笑瓶

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そこはそれ「オヤジ」のための本ですから
「若い女の子と楽しく遊ぶためのオヤジの作法」も充実。
困ったときの「やっぱし!」や距離を縮める「マックある?」など
合コン対策に使えます(笑)


【関連記事】若さをうらやみはするものの、若いときはそれはそれで苦しかったですね?↓
若い頃はよかった!それって本当?

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「すべらない若作り」のための3か条。

早朝、犬の散歩に出かけたら、
少し太めの若い女性が歩いてきました。

狭い歩道を彼女に譲るため、
犬を引っ張って車道に出て
すれ違うとき何気なく目をやったら、
あれれ、私とほぼ同じ年齢と思われる顔のたるみ。


ありゃ、若くないんだ。


そうなんですね。

どうやら、

・明るい茶色の髪をラフにまとめた髪型(後はバレッタ留め)
・白い透け素材のミニワンピース
(胸のふくらみの直下で切り替えてギャザー。裾には大きめフリル)
・濃い色のレギンス
・リボンのついた籠バッグ


という装いが遠目には、
ぽっちゃりした若いお嬢さんに見えたんです。

なかでも透け感のある白のフリルとギャザーがたっぷりついた
ミニワンピの印象が強烈でした。


若づくりだなあ。でも近くから見るとおばちゃんだなあ。


と毎度のことながら、

心中、お得意の「若づくり批判」です。

自分も大した格好してないくせに(←私のこと)
スキあらば若づくりしたいと狙っている癖に(←私のこと)
同世代の女性にたまたま「若づくりの失敗」を見つけると、
鬼の首をとったように
「若く見せようとして老けてるよ?!」と糾弾する。

まあ、似た者同士の上げ足とりみたいなもんですね。
難しく言うと、あれですか。
近親憎悪?(まがまがしい言葉だな)

そう。彼女は、私なんですね。
すべっている私を
すべりたくない私が見て
勝手に腹を立てているわけです。

しかし。

このようなブログを公開している以上、
せめてもう少し掘り下げて
考えてみる必要があるんじゃないか??
そう自分に問いかけました。

そして、本日。

私なりの「若づくりマニュアル」を世に問おうと考えたのです。

アンチエイジング評論家は数あれど、
若づくり評論家は
日本広しといえども私だけではありますまいか!?

くだらないことで記事を長くするのもいい加減にして。

では、まいりましょう。


題して「Carinaの『すべらない若づくり3か条』」



(1)「あえて」感を出すべし。
「私はあえてこのアイテムを選んでいます」という「あえて」感を表現できれば、超ミニスカも派手フリルもチュニックもリボンもなんでもオーケー。

(2)若づくりの目安年齢を10代まで落とすべからず。
今朝出会った女性の服装は、ティーンエイジャー風でした。ワンピースと籠バッグのチープな素材感がそれを強調していたと思います。とってもとっても残念なことですが、「極端に安い流行りのデザインの服」はそれだけで「10代には見えないけど、10代みたいに安っぽい」印象を与えてしまうようです。

(3)若づくりの目安年齢を28歳に設定すべし。
これは、美容ジャーナリスト斎藤薫さんの受け売りなんですけどね。(最後の最後が受け売りというとこらへん「締まらない話」ですみません)世に言う「若い子」が着る服と「28歳が着る服」は明確に変わっていて、「大人の女性の着る服」がクローゼットにきちんと登場するのが28歳。28歳で選ぶ服は、女である限り半永久的に着られる・・・とのこと。なるほど?。

「自分の28歳のときのことなんて思いだせないわ?」という方のために、
有名人にお手本を探ってみました。

いやあ、あのねえ。今の時代、28歳前後ってのはまだヤングです。
倖田 來未さんとか安田美佐子さんとか真鍋かおりさんとか。
どうですか。まだ「若い子」って感じがしませんかね。

そこで、ものは相談ですが、
若づくり年齢を「35歳前後」に設定するってのはどうでしょうかね。
篠原涼子さん。
本庄まなみさん。
黒谷友香さん。
いい感じじゃないですか!
ちょっと年上だけど米倉涼子さんもいらっしゃいますよ。

というわけで、

(3)若づくりの目安年齢を28歳35歳に設定すべし。

ただし、いくつになっても35歳の服装でオーケー!



以上、皆さんの「すべらない若づくり」に役立てていただければ幸いです!


【関連記事】アンチエイジングについても書いています。ぜひ、お読みください↓
アンチエイジングと諦めは似ている??

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「小物のおしゃれ」をどう考える!?

大人のおしゃれは小物から。

というフレーズ。

わりにあちこちで耳にしますが、
さすがに「小物」というだけあって
相手は小さい上に、べらぼうに種類が多いですから、
「おしゃれ」というムード的な完成度を
すみからすみまで実現するのはなかなか難しいですね。
(それをしてこそ、おしゃれなんでしょうけども)

もし、もしですよ。

「ねえねえ、大人のおしゃれって小物からよね」

と誰かに同意を求められたとして、
真っ先に何が浮かびますか。

靴が浮かぶ人もいれば
バッグが浮かぶ人もいれば、
アクセサリーが浮かぶ人もいれば、
スカーフが浮かぶ人もいるんじゃないでしょうか。

私なんかは結構、スカーフあたりが浮かびますね。
スカーフ、帽子、時計あたり・・・。
(そういえば、この3つ、ろくなものを持ってません)

小物といえども、イメージは人それぞれってことでしょうかね。

しかし。

そんな混乱した小物をめぐる議論を整理するために
ま?ったく、だ?れにも頼まれていませんが、
私が勝手に名乗りを上げて分類させていただきました。

題して。

Carina式 小物分類法

まいりましょう。


bunrui.jpg


「え?そんなあたり前の分け方?」という
落胆のため息が聞こえた気がしますが、
先に進めさせていただきます。


グループ(1)「道具」とは、

それなくしては、自分も周囲もかなり困るものです。



そうですねえ。

靴とか(裸足で家に来られたらものすごく困る)
財布とか(両手いっぱいの小銭をぶちまけられたら困る)
傘とか(いつもずぶ濡れだったら扱いに困る)

人によって
バッグとか(手ぶらでいたい人もいますが)
携帯電話とか(風来坊でいたい人もいますが)

仕事によって
手帳とかペンとか
鋤とか鍬とか
車とかバイクとか仕事に必須な道具(車を小物と言うかは別にして)


(2)の飾りは、もう、それ以外のすべてですね。

巻きもの、かぶりもの、光ものなどなど一切合財。
あったらあったでいいけども、
なかったらなかったで
自分も周囲もとりたてて困らないものです。


諸般の事情で「飾り」はケチろうとも、

「道具」は(できるだけ)ケチるべからず!



あまりに性急で恐縮ですが、
私なりに分類することによって
上記の結論を導かせていただいました。

わかりやすい例を挙げるなら、

インテリア小物はケチっても、布団はケチるな。
テーブルコーディネート用品はケチっても、調理器具はケチるな。
化粧道具はケチっても、筆記道具はケチるな。(←私の仕事の場合ですね)
アンクレットはケチっても、靴はケチるな。(←はは。アンクレットって無理やりすぎる)

とまあ、そういう風なことです。


アクセサリーはセンスや財力を語る(かもしれない)が、

道具は人格と能力をかなり雄弁に語っちゃうから。



とまあ、なんだか、偉そうに書いてますが、
これらはすべて先日、近所に住む友人が
パンプキンスープを持ってきてくれたときに、
その鍋を見て感じたことなんですね?。

たった一個の鍋に何を思ったかは、長くなるのでまた次回!!
(こんな話題でひっぱって申し訳ない)


【関連記事】ケチるな…といえども限界あり。そのリアルな実態は??(←私のことですけどね)↓
40代。バッグや靴の価格は?

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人生の質を語る、「道具」という小物。

どうも、どうも。
昨日は中途半端な話題の締めくくり方で失礼しました!

前回の記事、「『小物のおしゃれ』をどう考える!?」
最後の最後に持ち出した、
近所の友人が持ってきてくれたパンプキンスープの鍋は、
ビタクラフトの片手なべでした。

お互いに子どもが中学生になり、
食べ物をあげたり、もらったりすることが減ったため
すっかり忘れていたんですが、
そのきれいに磨き上げられた鍋を久しぶりに見て、


ああ、そうだった。そうだった!

この人はいつもちゃんとした調理道具を

ちゃんとした状態で使っていたのだった!



と思い出したんですね。

「うちだってビタクラフトなんか使っているわ」
という方は多いでしょうし、
「私なんかもっとこだわりの鍋を使っているわよ!」
という方も多いでしょうけど、
「そう言われてみれば、うちの鍋類、寄せ集めだわ」
という方も意外に多いんじゃないでしょうか。

私なんか、もう、明らかに後者です(きっぱり)。

改めて今、台所の鍋を確認してきましたけどね。

テフロン加工のはげかけたティファールのフライパン
ガラス蓋が割れたので蓋だけ買い換えた同じくティファールの両手鍋
・小さな片手なべ(柄の部分、コンロの火でややグニャッと変質)
・お弁当に使う卵焼き用(最近、柄の木の部分がやや破損しぐるぐる回る)
・夫の妹が一人暮らしのころ使っていたホーローの柄つき小さな鍋
(蓋の取っ手部分がはずれている)
蓋が壊れたので単なる寸胴鍋として使用している圧力なべ
・中華鍋
・ダッチオーブン

寄せ集めであるばかりか、
もはや、がらくたの域。
ダッチオーブンと中華鍋を除いて
完璧な状態を維持している鍋が一つもないという非常事態。
(なぜか「蓋に難ありモノ」ばかり続々デビュー!)

彼女の「磨き上げられたビタクラフト片手なべ」から
私の「柄の部分がグニャッとしている片手なべ」に
パンプキンスープを移しながら、
つくづく思いましたね。

暮らしの道具、なんとかせねば

と。


もし、皆さんのなかに私と同様、
「道具の充実度が低め」とか
「道具が寄せ集めになりがち」な人がいらっしゃったら、

・つねにビミョーなケチ心に負ける
・お金の使い方がややメリハリに欠ける
・貯蓄はしても投資はできない


なんて性格じゃございませんでしょうか?
もしよろしければ、これを機にいっしょに克服しませんか?


なぜなら、


使い勝手のいい、愛着の持てる道具は、

日々の作業の効率性を高めるだけでなく、

間違いなく快適性も高めるので、

人生の幸せとか満足感と結びついている



と、この年になって言うのもあれなんですが、
しみじみ思うからです。

そうそう。

パンプキンスープの彼女は、
ここ数年、人気のネットショップを経営する
ナチュラル服のデザイナーとしても成功しています。

調理器具や生活用品などの道具に現れた
彼女の「主婦としてのプロフェッショナリズム」は、
新しい挑戦にもしっかり通用したということですね。

「道具という小物」が無言で示すもの。あなどれません。


【関連記事】暮らしの小さな不便を我慢する…根本は同じかも!こちらもどうぞ↓
脱・放置!暮らしの質を上げるぞ。

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「え!?閉経?」なんて体の問題もいろいろ書いていますうわめづかい

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中年クライシス。犯人は「退屈」?

いやあ、もう、まったくもって
バカンスに申し分ない夏というか、
バカンス的な何がしかをしないことには
もう、一瞬も耐えられない夏というか、
まあ、そんなバカンスするしかない的季節に、
まったくもって季節感のない、
まったくもって景気の悪い話で
失礼させていただきます。

つかぬことを伺いますがね。


皆さん、退屈していませんか?


なんて問いかけた途端に、
自己弁護に突入して予防線を張りますが、
あのね、私だって決してヒマじゃないんですよ。

それなりに仕事もしてますしね。ええ、ええ。
家事もしてますしね。ええ、ええ。
子育てもしてますしね。ええ、ええ。
趣味もないわけじゃありませんしね。ええ。ええ。
友だちもいますしね。ええ、ええ。

でもねえ。


心の奥の、さらに奥の、深いところの

さらにその底を見つめると、

どうも、退屈が陣取っているような気がするんです。



何もそのことばかり深刻に考えていたわけじゃないですが、
先日、話の流れでポロリと夫に言ってみました。


「私、退屈してる」と。

そしたら、なんと。

「俺も」


ええ??!あんたもしてた?ん?!


たこ社長としての過酷な勤労に加え、
フライフィッシングだ、ゴルフだと
アウトドア系趣味にも八面六臂、東奔西走、孤軍奮闘やのに???


「へっ!?退屈してるん?」
「うん。してる」
「なんで?」
「なんでかなあ。仕事も責任やし、社会的な行為ってのは退屈なもんかもなあ」





「そうか。だからオジサンは、オネエチャンと旅行に行くんか」
「(勢いよく共感して)それはそうやろ。・・・でも、それするともっと退屈すると思う」





「オヤジエキスがもっと濃縮されそうやもんなあ」
「うん」
「オヤジ的感性が退屈のもとかもよ」
「そうかもしれんな」
「心に『女子』を育ててみる?」
「うん、それは大事かもなあ。仕事の面でもなあ」


いやあ、それにしても夫婦でお互いの退屈を確認することになるなんて、
びっくり仰天。


これがいわゆる中年クライシスか。


あまりに感慨深かったため、
実は、この顛末をツイッター上でつぶやいてみました。
そしたら、ミセス・かんちがいさんからそのブログ同様、味わい深い返信が。


現実の雑務が忙しいと自分の底の底の退屈に気づかない…
いや、気づかないよう忙しくしているのか?
退屈は、淡い諦めにも似て結構心地よいのかも…。



淡い諦めに似た心地よい退屈。

あなたにはありませんか?


【関連記事】心の野生を目覚めさせて、退屈を撲滅したいものです↓
生きてる?心のなかの動物。

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