木枯らし1号が吹いた寒い日。
賃貸専門の不動産屋さんの前を
自転車で通り抜けようとしたら、
その不動産屋さんが入口の脇に立てかけていた
物件の写真や間取りや保証金や家賃などをズラッと書いた
横2.5メートル縦2メートルくらいの看板が、
風にあおられて倒れてきたんです。
あれれ?と思ったら
わたしの肩にゴンとぶつかって止まったんですが、
う?む。ここで、わたしがどいたら、
看板が細い道をふさいでしまうし、
肝心の看板も壊れてしまうかもしれないし、
そもそもデカすぎてどう扱っていいかわからず、
そのままフリーズ。
巨大看板をしょった馬上のナポレオンみたいに(笑)
すると店内のカウンターの向こうに
一人で座っていた若い男性が、
「あ?、もう仕方ねえなあ」という感じで
急いでいる雰囲気なわりに
途中で何かを拾ったりしながらヨロヨロ出てきて
看板をよっこらしょと立て直し
「大丈夫ですかあ??」
「大丈夫!でも危ないから固定しといてよ?♪」と
後姿もさわやかに立ち去るつもりだったのに、
このお兄ちゃんが「大丈夫に違いない」と鼻から決めつけた
ノー心配&ノー関心な本音モリモリなもんで、
なんだか期待がはずれてガッカリしてしまって
「大丈夫ですけど固定しといたほうがいいと思いますよ」と
ほんとはもっといいたい事あるけど、このへんにしといたるわ的言い方になってしまい、
まったくもって本意でない印象を残して
その場を離れることになってしまいました。
ほんとはもっと感じのいいオバチャンなのに(>_<)
でもさ、もちょっと心配した口調でもよくないかい?
お愛想でも、「ケガはないですか?」とか
あってもいいんじゃないかい?
そしてなぜか、そのお兄ちゃんが履いていた
森の小人みたいなとんがり靴を思い出し
とんがり靴に相性のいい極細身のスーツを思い出し、
ふーん。若い子だったら、もっと対応違ったんじゃないの?
オバチャンは、大事にされないねえ?。
と勝手に年齢差別方向へ問題をスライドさせ、
「ひがみ&すねモード」のスイッチを入れて
フルパワー運転しそうになったので
「いかん、いかん、いかん」と自粛しました(笑)
なんでも年齢問題に原因を見いだす傾向、
厳に慎まねばなりませんね。
話は変わりますが、
この誕生日に長崎に住む姉が
美胸をつくるブラジャーをプレゼントしてくれたんですが、
それを買った下着売り場の40代後半の店員さんが、
なんだか上から目線で、
ちょっと感じが悪かったらしいんです。
姉「妹へのプレゼントなんですけど」
店員さん「妹さん、おいくつですか?年齢によって体型が変わりますから」
姉「・・・45歳です」(ほんとは49歳)
49歳の妹(わたし)の年齢を、
上から目線で感じの悪い40代後半の店員さんへの反発心から、
その店員さんよりわずかに若いと思われる「45歳」に偽装するという
なんとも意味不明な、効果絶無な、
ごまめの歯ぎしりと呼んだらごまめに申し訳ないような
規模的にも、人間の器的にも小さな小さな方向違いのレジスタンス!
しかも店員さんは、そんな姉の胸のうちなど、
なにひとつ、わからなかったに違いなし(笑)
ああ、人間と年齢の関係って
哀しくもおかしいものですねえ。
追記)その後、不動産屋さんの看板は固定されていました。
万が一、突風に吹き飛ばされ隣のビルに穴でもあけてニュースになったら
「だから、言わんこっちゃない!あのとき言ったんですよ?」と
トレーナー姿に顔モザイクで証言しようと思っていただけに残念です(笑)
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