若く見せることが目的じゃない、若づくり。

毎度のことながら迂遠なタイトルで失礼します。

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」
伊藤美恵さんが出演していた話を
これも毎度のことながら
長崎に住むおしゃべり好きの姉が
電話で興奮ぎみに話してくれました。

ご覧になった方もいるかもしれませんね?。

わたしは寡聞にして存じあげなかったのですが、
伊藤美恵さんといえば、
ファッション業界では泣く子も黙る広報の第一人者
(ミュージシャンの高橋幸宏氏のお姉さんでもある)
という立派な方なんですね。

で、です。

番組の趣旨に反して
この方の仕事に触れず申し訳ないんですが、
61歳の姉がいったい何に反応したかについてのみ、
話を進めさせていただきますね。


(1)自分より数歳年上の65歳なのにバリバリ現役!
(2)若づくりしていないともいえないスタイルだけど魅力的に見えた
(3)顔と首は年相応にシワシワで励まされた


ということのようでした。

あからさまに「同世代女性として好感が持てるか否か」という視点で
見ていたということですね(笑)

たしかに伊藤さんの写真を拝見すると、
やや明るい茶髪のストレートロングで
前髪を、眉毛が隠れるか隠れないかの長さでそろえたヘアスタイルは、
65歳にしては若づくりといえないこともないこともないでしょうし、
似合っているように見える写真もないことはなく、
似合っていないように見える写真もないことはなく、
しかし、独特の目ヂカラのある瞳を
さらに魅力的に見せていると思いました。

ま、それは番組を見ていないわたしが
あれこれ言えることではないので置いておいて・・。


老いテイストjpg_convert_20110302154822

        

独りよがりの若づくりでなく、
できるだけ同世代女性にも共感されながら
魅力的に老いていくには、
上記の3要素、すべてが必要なんじゃなかろうか。



姉との会話のなかでそう思った次第です。
もちろん伊藤さんほどの活躍は無理だとしても

人生が惰性に流れていない現役感と
TPOをわきまえつつ若づくりを恐れないスピリット。

そして、これが大事なんじゃないかと思うんですが、


「老い要素」をすべて隠しつくそうとせず、
むしろ積極的にどこかに残しておくくらいの悠揚さ。



姉が伊藤さんに憧れと親近感をもったのは
「首がシワシワ」なところであり、
そのシワシワの首を隠さず堂々と見せていて
それでも「ちっともおかしくなくて」「魅力的で」
そのことに「励まされた」からなんですね?。

ということならば、もう、どんどん老いちゃいましょ。
老いちゃいましょ(違うか 笑)

それにしても、春ですね。
今年もフレンチマリンなど流行りそうですが、
マリンは男女を問わず若者より中年以上のマリンが好き。
わたしも着ますよ?♪


【関連記事】ぜひ、こちらもどうぞ♪人気記事です♪
「すべらない若作り」のための3か条。

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来客に美意識と財力をプレゼンするには?

いやあ、いまさらですが
自分の「見せたいところ」と
他人が「見たいところ」は違うんです。

たとえば、

だれかを自宅に招いたとして
自分は「好きで集めた世界のインテリア小物」や
「さりげなく積んでおいたオシャレな画集」なんかを
ぜひとも見てほしいと思っていて、
相手もきっとそこに注目するに違いない・・・と
上流マダムみたいに嫣然と微笑みながら
優雅に室内に招じいれたにもかかわらず
そこらへんはごっそりスルーされ


「あ、いや?ん!わたしも買った?、この食パン。
駅前の店で100円やったよね。激安やんなあ」


と電子レンジ上に乱雑に置いておいた安売りパンに
熱烈な連帯感を示されたり、


「いや?、まだ食べてないねん!わたし!
この『食べるラー油』。ほんまにおいしいん?」



と冷蔵庫にしまいわすれていた調味料に強い関心を示され、
思わず「ちょっと食べてみる?」と
テレビで見かける北海道あたりでイクラやウニを売っている
公設市場の親切なおばちゃんみたいに
ジャーのご飯を茶碗によそって渡してしまったり・・・と、

どうにもこうにもまったくもって予想だにしないところに
熱烈な関心や共感や批評を与えられた経験。
皆さんにはありませんかね?

これこそが、


「招く人と招かれる人の着眼点相違の法則」(←Carina発見)


なんですね。それは、


自宅に招く人は、非日常のモノを見せたいと欲し
招かれる人は、日常のモノを見たいと欲する。



という法則なんですが、


●非日常のモノとは…花、絵、小物、写真、作品、本、賞状、トロフィー、アルバム、客用食器、客用お菓子などなどなど
●日常のモノとは…日用品、家電製品、台所や洗面所で使用されている諸々

などなどなどですかね。

花や絵画や書や陶器や栽培難易度の高い植物などは、
「同好の士」や「目利き」を招けば、
そりゃもう時間を忘れて盛り上がること必至なのですが、
往々にして、招く人と招かれる人の好みや趣味は異なりますから、

(1)あちこちに絵やアンティーク人形が目に入る。
     ↓
(2)だれの絵か、どこの人形か皆目見当がつかない
     ↓
(3)下手にそのことに触れて高尚な会話になっても困るし、面倒だ
     ↓
(4)であるならば失礼にならないように
「うわあ、きれいな絵?。お人形も?。そうそう、ところでね・・」
と、さらっと上っ面を撫でるように褒めるだけ褒めておいて
可能な限りすばやく話題を替えてスルーしよう。


という流れになるのが一般的ですね(違う? 笑)


ですので、もし、

自分自身の「こだわり」と「財力」と「美意識の高さ」とを
反応の鈍い来客にも
いかんなくプレゼンテーションしたいと願うならば、


洗面所にさりげなく置いておく
日常使いのスキンケア化粧品


なんかをチョー高級にすると、
ものすごく効果を発揮するのではないでしょうか。

そもそもトイレや洗面所は
来客が正々堂々何の遠慮もなくたった一人で
空間の隅々に至るまで視線を走らせ
自身の生活レベルや清潔度との比較検証に心ゆくまで没頭できる場所ですので、
スキンケア化粧品だけでなく

ハンドタオル類
ソープ類
その他、小物類

などを整然とさりげなさを装ってディスプレイしておけば、
「こだわり」と「財力」と「美意識の高さ」を
雄弁に物語ってくれるに違いなく、
来客も心なしか肩を落として
リビングに戻ってきてくれるに違いありません。

嗚呼、しかし、もしも、
極めて残念なことではありますが、
今、これを読んでいるあなたが、

洗面所にさりげなく置いておく
日常使いのスキンケア化粧品がことごとく安物

という場合は、

(1)労をいとわず、すべてを詰めかえて出自不明にする
(2)トイレや洗面所から来客が
意気揚々と出てくることを甘受する


のどちらかを選ぶしかないと言わざるを得ません。

わたしも不本意ながら(2)でやってきましたが、

・この家は居心地がいい
・なんだかとっても気安い・安心できる

とこれまでのところ大変に好評をいただいています。

なんだかみんな意気揚々と楽しそうなので、
「いったい何がそんなに安心できるのか」
とは聞けずにいますけどね(笑)


【関連記事】いや、安心できても放置グセはいけませんね♪こちらの記事もぜひ♪
いつの間にか陥る「放置グセ」。

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パートナーを「脱おじさん化」する3つの方法

先週の土曜日、中2の娘を連れて
ちょっと離れたところにある整形外科医院に行きました。

そのあとに食事をしよう、買い物もしようということで
夫もいっしょに、つまりは「家族全員連れだって病院行き」という
「乳幼児を子育て中のヤングファミリー」みたいな
大がかりな事態になってしまったんです。

また、その病院が大人気でね。
予約していったにもかかわらず、
リハビリ目的のおじいちゃん&おばあちゃんから
部活に励む中高大学生から
ほんまもんのアスリートまで
そりゃ、もう、すっごいことになっているんです。

大人しく、じっと、待つしかありますまい。

NHKにチャンネルが固定されたテレビで
笑福亭仁鶴師匠と上沼恵美子さんが
「女の子にからむ酔っ払いを制したら溝に落ちてケガをした」場合、
その治療費を払うか、払わないかについて
軽妙かつ真剣なやりとりをしておられる様子を
ぼんやりと薄笑いを浮かべながら見たりしていたんですが、

ふと、われにかえって
離れた席に座った夫に目をやると、
その「手持ちぶさた感」たるや、恐るべし。

なんでしょう。この・・・


人間界にまぎれこんだ、古くて大きなぬいぐるみの熊


のような「かさ高さ」は。


ああ、これが羽毛布団だったら!!


と思わず声に出しそうでしたよ。

いやあ、それにしても、
自分が当事者でない何事かに「付き添った」ときの中高年男性が放つ
強烈な「手持ちぶさた感」は
実際の体重や体積以上に、
その人を「かさ高く」見せてしまうんですね。

この整形外科医院を今後のために観察しておこうという
生活者としての問題意識があるわけでなし、
娘の診察につきあって症状を聞かねばという
順番を呼ばれたときに生じる役割への使命感があるわけでなし。


ただ、つきあいで待っている。大きく場所をとって。


そんな、「手持ちぶさた感」と「かさ高さ」が
この時期特有の「着ぶくれ」と融合し、
さらなる「かさ高さ」に結びついてしまっている中高年男性を
最愛の夫、もしくは恋人、もしくは父親などにお持ちの
悩める女性たち。


朗報です。


せめて外見だけでも「脱おじさん」できるよう、
やさしくアドバイスしてあげましょう。
(以下、asahi.com 「脱おじさんファッションの法則」より)

基本的に団塊世代を対象にした内容ですが、
30代、40代のころから、
坂を転げるように急激に、なすすべもなく、
「おじさん化」する方も大勢いらっしゃいますから、
きっと参考になるかと思いますよ。

というわけでまとめてみました。
datuoji.jpg


はい。やはりそうなんです。


年月を経てもなお「かさ高くて喜ばれる」のは羽毛布団だけ。
おじさまも「ちょいきつめ」「ちょい細め」「ちょい短め」に留意し、
「かさ低く」見せたほうが「おしゃれ?♪」ともてはやされるようです。


また、頭髪が少なくなったときには、


薄毛部分に毛量をあわせて
毛量のある部分を思いきって短くカットし、
バランスを整える



という大胆な発想の転換から生まれる
ヒジョーに有効な若返り法も変身前後の写真つきで紹介してありますので
ぜひ、カップルで仲よく寄り添って
愛をささやきながらお読みくださいませ。

バックナンバーも充実しています。
アラフィフ女性もぜひ♪


【関連記事】男女を問わず年とともに毛髪の悩みは深く・・・こちらもどうぞ♪
女も学べる!?男たちのハゲ克服術。

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「若さ」は消える。で、何が残る?

授業参観などで中学校に足を運ぶと

10代半ばの男女が集団になったときに放たれる、
生命エネルギーというか、性欲パワーというのか、
青春オーラというのか、フェロモン力というのか。

いずれにしろ目には見えないけれど、
明らかに全身から大量放出されている「何か」があって
その「何か」がはちきれんばかりに体内に充満している中学生男女の群れは、
そりゃもう、多少の美醜の差なんて、ないに等しいといっていいくらい
暑苦しくて、まぶしくて、うらやましくて


「いやあ、若さって本当にいいもんですね!」


と隣のお母さんの肩を激しくゆさぶりながら
いっしょにシベリア超特急に飛び乗ってしまいそうになります。


でもね?。わたしはすでに知ってるんですよね?。
この「はちきれんばかりに充満している何か」が
あっけなく消えてしまうことを。

だって仕事で会うことの多い女子大生の集団には
もう、あんまり感じられないもんね。

そのかわりに彼女たちには、
「若い女パワー」が癪に障るほど充満していて、そこに
「人工的な洗練によって磨きあげつつある華やかさ」なんかも加わり、
「つきあっている男がいる匂い」なんかも濃厚に加わる場合もあり、
傍にいるのがイヤになるくらい輝いている女の子もいれば、
安心していくらでも世間話ができそうな女の子もいますが、
それでも集団として見れば、


やっぱりすご?く「華やか」です。


ほら、地方の市民ホール前で
振袖や紋付き袴でピースサインしている
新成人なんかもそうですよね。

キレイな子もいれば、そうでない子もいるし、
ちゃんとした子もいれば、ちゃんとしてほしい子もいるけど、
でも全体として見れば男女全員、とっても華やか。

そしてね。この「華やかさ」も
ゆっくりとではあるものの着実に消えていくんだよねぇ。


わたしの場合、世間が狭いので「お母さん界隈」の話しかできませんが、
幼稚園や保育園に通う子どものお母さんには
まだ、かろうじて存在する「集団としての華やかさ」も
小学校高学年→中学校→高校と進むにつれて
着実に、急速に、失われ、消えていくもんね。


「華やぎ集団」から「地味集団」へ。


いやいや。色彩の地味派手問題なんかじゃなく、
そもそもの肉体から発せられる「エネルギー総量」の問題な気がするな。これは。
集団になると老いは、なぜか一層、浮き彫りになるものです。

なんて、どーでもいいことをあれこれと思いながら
ツイッターをしていたら、
宋 文洲さんのつぶやきに出会いました。


あなたが愛されているのではない。
あなたが持っている何かが愛されているのだ。
甘い人はこの本質が分からない。



「何か」が「若さ」だけってことはないにしても、
若さが「可愛げ」や「明るさ」や「柔らかさ」や「はつらつさ」など
あらゆる美点を総動員してくれていたとしたら、
ここらで「何か」を「若さじゃない別の何か」や
「若さに頼らなくてもいい別の何か」にちゃんと入れ替えないといけないんだろうな。

老いに向けての腕の見せ所ってことでしょうかね。がんばろ。


【関連記事】関係ないけど、今年のデニムはバギーや薄色だそうですよ。
そうそう、こちらの記事もどうぞ♪人気記事です(^^)

芸能人の「ご本人、登場!」が教えてくれること。

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まず寄付して、自分を落ち着かせる。

こんにちは!Carinaです。

「ああ、こうしてはいられぬ」とか
「こんなことしていてよいわけがない!」とか、
「なんで、わたしじゃなくて、この人なんだろう!」とか、
「どんな思いで立ち尽くしておられるのだろう」とか
「どれだけ怖かっただろうか」とか
「ああ、本当にお疲れ様です!」とか、
「そうだ。わたしも日本人のはしくれ。がんばる!」とか、

もう、そういった思いで胸がかきむしられ、
日ごろから回らない頭が
ますます回らなくなりそうなので、

というか、

すでにまったくもって回らなくなっているので、
現段階での区切りをなんとかつけるために
ひとまず2万円の寄付をさせていただきました。

日本赤十字社 東北関東大震災義援金

それにしても、今こうして振り返ると
わたしが拙ブログに書き散らしてきた
40代女性の悩みのあれこれが
なんとも吞気で、間抜けで、ヒマで、陽気で
くだらなくて馬鹿げて太平楽で愛おしく思えます。

このくだらない、ささいな、贅沢ともいえる悩みのあれこれを
同じく「くだらないけどわかるわ?」と
ヒマな時間にパソコンやケータイで読んで
気楽に笑ってくださっていた方々が
被災地にもきっといらっしゃるはずです。

その方々は、避難所でも、暮らしを切り盛りする現役世代として
今、この瞬間にも、ご自分の悲しみやつらさをこらえて
間断なく気働きをしていらっしゃることと思います。
自らを「おばちゃん」とあっけらかんと称し、
お年寄りや子供たち、青少年たちを支えていることと思います。
周囲を明るくしようと、元気づけようと、
つねに笑顔を心がけていらっしゃるかもしれません。


なにもお手伝いできず、本当に申し訳ない。


このブログなど、どーということもないものですが、
みなさんが、また、このブログを、
「くだらないわね?」と笑いながら読んでいただける日まで
わたしもオロオロしながら歩んでまいります。


IMG_0497_convert_20110314085153_convert_20110314143514.jpg
岡本太郎氏の「太陽の塔」で有名な万博公園には、梅が咲いていました。
民族学者であり生態学者であり、「探検するオタク」でもある
梅棹忠夫氏の回顧展「ウメサオタダオ展」も開催されていましたよ。
戦前から戦後を駆け抜けた2人の異才・岡本さんと梅棹さんに元気をもらいました。
お近くの方はぜひ。


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震災がもたらす「我がグータラ」に喝!

いやあ、深刻化する原子力発電所や
被災地の寒さや物資不足、増え続ける死者数、
控えめな表現で悲劇を語る方々への尊敬と申し訳なさなど、、
胸がしめつけられるような思いで精いっぱいなところに

「電車で妊婦さんに席をゆずろう問題」とか
「階段でおばあちゃんと会ったら手を引こう問題」とか
「本に梯子をかけて教養の階段を上ろう問題」とか
「子どもには優しく手当てしよう問題」とか、
「子宮がん検診は親子で定期的に問題」とか

ACジャパンさんが、もう、ありったけの道徳・健康問題への目覚めを
ニュースの合間合間に丁寧に説いてくださるもんだから、

「わかりました!わかりました!これまで悪い子でごめんなさい。
ちゃんと取り組みますから。いい子になりますから。
どうぞ、今、しばらくは堪忍してください!」
と床に額をすりつけてお願いしたくなりますね。
カクカクシカジカ君あたりを見たいです、わたしゃ。)

みなさんと同じく、わたくしも、なにをしていても、
「被災地に比べたらこんなこと・・・」という
心の声が四六時中、ささやき続け、
気もそぞろで暮らしておりますが、

わたしの場合、いかなる理由であれ


「気もそぞろな状態」は、
「ズボラ&手抜き&グータラ現象」としてのみ表れる。



ことがわかりました。


電気もガスも水道も物資もまったくもって問題ないのに、
われにかえって鏡をよーく見てみたら
頭頂部には白髪が目立ち、
ペチャンコになっていましたよ。
動揺によるグータラの果てに(-.-)


いかんです。


わが活力は、頭頂部の「盛り」から。


というわけで
一刻も早く美容院に行き、
自分に喝を入れ、
買いだめしない上品さを保ち、
日々を暮らしてまいります。


【関連記事】寄付金控除を受ける方は忘れずに受領書を受け取りましょうね♪
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そうだ。私の不安は、私が認める。

これまでにも不安や悩みや心配がなかったわけでなく、
だれだって太平楽に生きてきたわけじゃないところに
この未曽有の大地震。

これまで一度たりとも
お金持ちであったことはありませんが、

それなのに、そんなわたしが、
あの瞬間以来、被災地の何十万人の人々が失ってしまった
「すべてのものを持っているマリー・アントワネット」
みたいなことになってしまって、慣れないことだけに、
もう、とんでもなく居心地が悪く、たまらんです。

いまのわたしは、
誰はばかることなくオナラしていい個室も、
誰はばかることなく臭いウンチをしていいトイレも、
誰はばかることなく股間を広げて洗える風呂場も、
もー、なんだって持っているんですからね。

しかも、家族も、犬も、食べ物も、布団も、ストーブも、
ガスも、水も、電気も自粛さえしなければ使い放題!停電もなし!


でもね・・・贅沢をいって申し訳ないが、
ゾワゾワゾワゾワと不安なんだよね。



ここんとこ激しく評判の悪い「買いだめオバサン」たちも
実は、あんまりお金持ちじゃないと思うな。

それほど裕福でなく、
被災の当事者ではもちろんなく、
日ごろからやや安物買いが好きで、
これからの景気がうっすら不安で、
父ちゃんの給料がうっすら心配で・・・

そんな将来への不安を
トイレットペーパーや、インスタント食品や乾電池といった、
必要そうだけど実はそれほどでもなくて
買ったモノより買ったヒンシュクのほうが大きいようなモノたちを、
物置の棚のキャパシティ以上に「ため込む」ことで解消し、
安心しようとしているんじゃなかろうか。
(・・・って実際にホームセンターに足を運んだわけじゃないから、
勝手な憶測なんですけどね)

わたしにも不安はあるもん。
この震災で、不景気や失業や所得減少や就職難など
これまで抱えていた不安や心配がなくなったわけでは決してなく、
これまでの不安や心配は、
目の前に広がる悲劇や不安や心配に覆われているだけで、
それほど遠くない将来に、いずれ必ず、表れるに違いなく、
そのときには、さらに悪化し、深刻化しているのではなかろうか、
という確信に近い恐れがね。
吹けば飛ぶよな個人事業主だけにさ。


非常時という真空のような時間に身を置きながら、
いずれ刻み始める「現実という時間」におびえている。



「できることをしよう」も
「ともに力を合わせよう」も、
「きっと乗り越えられる」も
すべて正しく、まったくもって賛成だけれど、
自分のちっぽけな不安も、ちゃんと認めてあげよう>わたし。

だっておよそ半世紀におよぶ経験上、
過度な我慢と抑圧はカラダによくないもんね。
わたしの場合は円形ハゲとなって出るからね。

そうそう。話は飛びますが、
フリーライターとして活躍中のアキエダさんのブログがおもしろいですよ?。
最新記事は「トイレットペーパーはじめました」
震災後、ブログ記事が冴える稀有な方だと感じています。(わたしゃ、修行が足りんです)


【関連記事】震災後の記事はこちらです(^^)
まず寄付して、自分を落ち着かせる。
震災がもたらす「我がグータラ」に喝!

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「愛される人」はどんな人か。

RALPH+L_convert_20110322165644.jpg
Ralph Lauren.のトップページより


海外に友人がいるわけでもなく、
たびたび海外旅行をするわけでもなく、
テレビやネットや新聞で見聞きした限りの感想なので
実際はそれほどでもないのかもしれませんが、


日本は、意外に愛されているんじゃなかろうか。


と思わせてくれる海外の政治家や有名人や企業や
一般の人々の祈りや応援メッセージや寄付活動の様子が伝わってきて
被災者じゃないわたしも励まされたりしています。

日本ってば、
毅然とした態度が苦手らしく、
あちこちの顔色をうかがい、
なかなかノーと言えなくて、
いつもお金ばっかり出して
でもお金だけじゃ仲間に入れてもらえないみたいで、

大きな会議に参加したらほとんどの場合隅っこで写真に納まって、
かなりマシになったとはいえ体格的にやっぱり見劣りしちゃって、
握手をしてもいまいち、さまにならなくて
あいまいな薄笑いを浮かべてお辞儀ばっかりして、

「ああ、へーこらするばかりの日本だよ?(-.-)」
「欧米人と接するときの自分といっしょだよ?(-.-)」と
情けなく思わないでもなかったのですが、


あ、あれ?もしかしたら海外の人も、
「いばりん坊」や「おこりん坊」より
「つきあいやすい仲間」が好きだったの??



みたいな意外感。

いやいや、そりゃ、もちろん
世界第3位の経済大国であることとか、
いろいろな国際政治的バランスだとか、
経済的影響力のあれこれなどが、
あれこれ、もろもろ、絡みあってはいるんでしょうけどね。


でも。人間だって同じだもんな。


ふだんは、
いばっている人や
えらい人や、
強そうな人や
何かとダメだしする人や
あれしろ、これしろとウルサイ人なんかを
もう、しぶしぶでも、おだてたり、ちやほやしたり、
よいしょしたり、持ち上げたり、ゴマすったりして、
好かれよう、認められよう、事なきを得よう、面倒から逃れようと
努力することもないわけじゃないけど、


でも、いざというときは


気安くて、
機嫌にむらがなくて、
イヤなことや傷つくことを言わなくて
むしろ、ちょっとしたことを褒めてくれて、
身内の家柄や学歴を自慢するわけでなく、
隙あらば何かを売りつけようと虎視眈眈でなく、
なーんか、話していてラクで、楽しくて
いっしょにいてリラックスできるわ?って人の大切さがしみじみわかって、
心配になって、心配になって
自分に何かできることがないかと駆けつけたくなって
心が乱れて、たまらんもんね?。


もちろん、日本がそういう国だという確証はどこにもありませんが、


わたし。もっともっと気安い人になろう。


と思いました。


これまで「尊敬される」「憧れられる」なんて線を
狙ったことがないわけではないんですが、
ま、ことごとく失敗に終わっていることですしね(笑)

それに思うんですが、
いつも「気安い」人であり続けるには、
ときに「軽んじられる」ことも引き受けないといけないんだから、
なかなか、どうして、気安くできることじゃありません。


【関連記事】震災後の記事はこちらです(^^)
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震災がもたらす「我がグータラ」に喝!
そうだ。私の不安は、私が認める。

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「若返り」はもういい。「新しい私」へ。

自分のことで恐縮ですが(しかも昔話でスマソ)
かつて演劇にのめりこんでいたときも、
阪神大震災やサリン事件や
近しい演劇人のエイズによる死などで
「ああ、わたし、演劇でいったいなにができるんだよぉ!」
「なにやってもダメじゃん。空々しいじゃん」と
動揺に動揺を重ねて、とっーてもみっともなかったのですが、
そんなヤワな性格は、
年をとってもちっとも変わっていませんでした(-.-)

今も、まったく同じように
というか、もっーっと重症化して、


ああ、わたし、ブログで何を書くのか。
なに書いても、どうでもよく感じるよ、状態。



こんなこというと
「あんたなんかが何言ってるのよ!」と叱られそうだけども、
わたしも、ごくごくわずかではあるものの、



心に「がれきのまち」を抱えたんだ



と考えています。


心のなかの「がれきのまち」が
わたしの行動という行動を
「がれきのまち」から見つめて
「がれきのまち」から審判している。



そんな感じがしてたまらんです。


フツーにしていられる人はフツーにしておこう。
というコトバはおそらく正しいんでしょうけれど、

なんせ、心のなかに
すべてを破壊しつくす暴力的な自然の本性と
日本列島という場所が私たちに強いる不安定性と
どう考えても受け入れられない「がれきのまち」を抱えてしまったものだから、
どーにも、こーにも、思うようにうまくいきません。

もちろん、わたしだって
必ずや、再び、わたしたちの前に広がる世界が
幸せな笑顔に満ちることを信じて疑っていませんが、

自分を含めたあらゆる「古いもの」よりも、
未熟でも、青くても、「新しいもの」が求められる世界が
そこには広がっていなければならないのだろうと
これといった根拠はないのですが思っています。


新しい私になれるか。


ぼんやりと、
そんなことをずっと考え、
自問しながら
不安とともにグータラしています(-.-)



【関連記事】震災後の記事はこちらです(^^)
まず寄付して、自分を落ち着かせる。
震災がもたらす「我がグータラ」に喝!
そうだ。私の不安は、私が認める。
「愛される人」はどんな人か。

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「遅れてる?」に動じない!

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わたくしもブログやツイッターなぞをやってはおりますが、
それを心底楽しんでいるか・・・といわれると、やや疑問。

すっかり物ごころも下心もついてしまってから
パソコンやケータイやデジカメがこの世に登場したために、
「早く追いつかなくちゃいけない先端モノ」という
先入観と苦手意識がぬぐえないのかもしれませんね。

ときどきは、


もういっそのこと、消えてくれ。パソコンとその仲間たち!


と思わないこともないもん。


それにしても、
こういった「デジタルモノ」といいますか、
時代の「先端モノ」の障壁って
世代差や個人差が本当に大きいんですよね。


たとえば、わたしはスマートフォンを持っていないんで、
そのあたりがすでに追いついていない「未知ワールド」なんだけども、
さらに(毎度毎度、身内の話で恐縮なんですが)
わたしの姉なんかは、

・ケータイメールを使いこなす
・ワードで文章や表をまあまあ上手に作る
・年賀状をパソコンで作る
・ネットでときどき検索する


などを主な得意分野としているため、
ケータイメールを利用しない同世代(60代)女性を見つけた日にゃ、
もう、びっくりするほど大げさに驚いて、
自分が誇らしくて、うれしくてたまらないのか、

「いやあ?。固定電話に連絡するって面倒?!」とか
「パソコンを使うときは娘さんに頼むんだってよ!」とか、
「ほら、わたしは仕事で使っていたから?」とか、

もう、鬼の首をとったように威勢がよくなります。

が、

そんな話の流れで、わたしが何の気なしに、

「うんうん、ツイッターでも・・・」とか
「老眼にはタブレット端末が・・・」とか、
「それはダウンロードすれば・・・」なんて口にすると、
姉のテンションはたちまち急降下し、
一刻も早くこの話から逃れたい、
別の話題に移行して楽になりたい、という消極ムード満載の
露骨に気乗りのしない生返事へと変わるのです。


わかるな。身内だけに。その気持ち。痛いほど。


自分の知らない世界で、
ネットの達人たちが自由自在に楽しんでいるらしい
ツイッターとかフェイスブックとか、ブログとか
そういった最先端の難解な世界!


わからない。遅れている、わたし。年だから!


という思考回路ですね。


かくいうわたしも、
若くてイケてる感じの男女と話すときには、
デジタル分野全般は言うにおよばず、
ファッショントレンド分野、
ポップミュージック分野、
ライフスタイル分野などにおいて、


最近のことに通じているフリをしながら、
その実、ものすごく感性は古くて
それを隠すために必死な人



になっていないか、ビミョーに気にしちゃっているもんね(笑)
そして、その「気にしちゃっている感」が居心地悪くて、
なーんか、イヤだもんね。われながら。


なんでしょう。
古く見られようと、新しく見られようと
その実態は古くなる一方なわけで、
どうでもいいことなんですが、


新しいことを知らない自分に
自分自身が一番、過剰反応してしまったりして。



でもって当の若者は、
「ミクシィもすぐに飽きたし、ツイッターとか面倒でやってない」なんて
ものすごーく冷淡でさらに拍子抜けとか(-.-)


というわけでデジタル廻りに話題がおよんだときは、

うん。知らないよ?。

という程度の肩肘張らない風情が、
わりに、よい雰囲気を醸し出すような気がします。

ま、どっちでもいいんですけどね(笑)



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「すがすがしい開き直り」で行くよ!

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