「暗さ」が育む生命感もある!

ポール・スミザー氏の
「日陰でよかった!」という、
庭づくりの本がもんのすごく面白かったので、
「宝塚ガーデンフィールズ」内の
氏がデザインしたナチュラル・ガーデンに行ってきました。

ナチュラル・ガーデンというと、
かの有名なターシャ・テューダーさんの庭が思い浮かんだりして
「憧れの庭」なんてことになり、丁寧な暮らし・・・なんてことになり
夢はどこまでも広がるのですが、

しかし。

よーく見ると、
というか心を落ち着けて冷静に見ると

このナチュラル・ガーデンを構成する「スター植物」たちは、
シダ各種
コケ各種
イネ科雑草各種

を中心に、

ギボウシやクリスマスローズやヤツデやドクダミなどなど
やや「地味」、見方によっては「陰気」な植物たちが、
湿り気のある暗い土地に
ワサーっと、モリモリーっと
「このなかにはいろんな虫を隠しています」
「はい。足をふみこんだらジメジメしていますよ」と
絡み合いながら、のたくりあいながら
じっとりと見つめているような雰囲気で、
モリモリモリモリと繁茂しています。


CIMG2088_convert_20110606170119.jpg
↑それでも、もちろん「考えられた繁茂」なので美しいですけどね。


「この風景、どこかで見たぞ~」と思ったら
長崎の実家の裏庭でした(笑)
(ただし「考えられていない繁茂」)

うちの姉が毎回、その、あまりの繁茂ぶりに
「シルバー人材センター」に電話して、刈りつくしてもらい、
草という草を根こそぎとってもらい、
ビニール袋にギューギューに詰めてもらい、
どこかの月極駐車場みたいにスッカラカンにして
ようやく清々するような雑草たち。

「どくだみの、あの匂いも、全部好かん!やっとすっきりした!」
と腰に手を当てて仁王立ちし、
してやったりと一気飲みするのは買ってきて煎じた「どくだみ茶」(笑)。


というわけで、

ポール・スミザー氏のシェード・ガーデンは、

湿り気のある日陰のもつ、
始祖鳥の声がどこかで聞こえてくるような、
正体不明の蟲がうごめいているような、
繁茂するエネルギーがわたしに伝染して
どこかが痒くなってくるような、
そんな「ザワザワした感覚」を呼び起こしてくれました。


ガーデニングと雑草は地続き。


こうやって書いてみると至極当たり前なんですが、
なんか、ちょっと、思想として目からウロコでした。

無理やりこじつけますが、
わたしたちの心の中にある「ジメジメした日陰」も、
なんか、いろいろ生みだしているんですよ、きっと。


湿った日陰は、生命力の源。


「日陰の庭」も大事に、美しく育てましょうぞ。
陰気な部分があっていいんです!庭も、人も。


CIMG2092_convert_20110606170150.jpg
↑もちろんこんな甘美な空間も♪
まあるいアリウムがたまりません。



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おしゃれのベストバランスは?

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
長大な巻物のようになっていますが(笑)最古記事から読んでいただくと面白いですよ?うわめづかい

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