当時のわたくしの年齢は47歳でした。
そのころを振り返り、
40代半ばごろのわたしの願望を
一言で申し上げるとするなら、
もうひと花、咲かせたい。
であったように思います。
しかも、その「花」は、
30代までに手に入れられていた「花」ですね。
別の言い方をすると、
30代までのわたしが世界との間に結んでいた関係
ってことになるかもしれません。
いや「世界」といってもね。
その「世界」が、ものすごく狭いわたしのことですから、
「世間」とか「異性」とか「友人」とか「職場」とか「お店」とか・・・
まあ、そういったものから成り立つ
ごくごく小さな「世界」のことですけどね。
自分が、すでに、おばちゃんなのはわかっているけども、
「本格おばちゃん」にはなりたくないよー。
だって、そっちの世界は灰色でしょー。
灰色に決まってるでしょー。つまんないでしょー。
まわりからも「おばちゃん」って呼ばれてさ。
「年配の人」なんて呼ばれてさ。
「かなり年だと思うよー」なんて言われてさ。
あー、やだやだ。
もうひと花咲かせてから、本格参入する。
だから、まだ、そっちに入れてくれなくて結構です!
みたいな(笑)
しかし、その咲かせたい「ひと花」って、
いったい、なんだったんだろうか。
不倫か。逃避行か。
そういった官能や情動がいっしょくたになった
燃え上がる何かのことか。
ま、それはそれとして。
この2年間の変化が大きかったんですよね。
どうもわたくし、多くの女性より早熟のようで、
当人の予想をはるかに超えてスタタンタンと、
月経不順となり、
女性ホルモン低下となり、
閉経を迎えてしまいましたから(合掌)
そして、今は、
ああ、もう、そういった意味でのひと花は
咲くなら咲いたでうれしいですけれども(とっても)
咲かないなら咲かないでもいいですよ。
な気分になっています。
老いの受容か。
ま、その代わりといっちゃなんですが
ただならぬバアさん
としての未来を、ぜひとも志願したいと思うようになりました。
フツーのバアさんだが、
よーく見たり、じっくり話すと「ひと癖ある」バアさん、
といえばいいでしょうか。
そんなバアさんにわたしはなりたいです。
大橋歩さんとLEEやMOREの元編集者 田中真理子さんの
「ふつうのおしゃれ」についての対談。
失礼ながらお二方とも、
ただならぬバアさんの風情が
ただならぬほど漂っていてたまりません。
「現役のバアさん」ならではの風情といえばいいでしょうか。
その大橋さん作ったふつうの服は、こちら。
そもそもは50代以上の女性のための服だそうです。
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