「スピリチュアル女子」の生態に迫る。

このところ、休日には京都の寺社仏閣を訪ねる、
「ちょっとだけ行ってみる観光」というのを、
やっているんですが、

この「ちょっとだけ行ってみる観光」は、

・そのあたりをウロウロするだけでもよし
・あれもこれもと見なくてよし
・「あー、見逃したな」もあってよし
・参拝するのが面倒ならしなくてよし


という「しなくていいこと満載」のグータラ観光で、
昨日もパワースポットとして有名な鞍馬・貴船に行きながら
温泉の露天風呂に入って
鞍馬寺の仁王門だけを横目で見て、
まったくどこにも参拝せず、
パワースポットにも立たず、
名物の「木の芽煮」だけを買ってまいりました。


IMG_0820_convert_20110801180416.jpg
露天風呂入り口から下を眺める、の図

しかし。


そこは、人気のパワースポットです。


スピリチュアルな場に集う
20代後半から30代女子たちと
緑深き空青き露天風呂に
ダントツの最高齢女子として浸かることができ、
その生態の一端に触れてまいりましたので
みなさまの今後のスピリチュアルな場での
入浴マナーに役立てていただきたく、
渾身のレポートをご報告したいと思います。


ではまいりましょー。


(1)スピリチュアルな露天風呂では、
カラダの洗浄に情熱を燃やさない。

備え付けのボディソープのポンプを
3度、4度のみならず
5度、6度とポンプの柄が折れるほど押して
盛大な泡でカラダをとことん洗浄するとか、
そういうことはしないほうがよいでしょう。

(2)沈黙が基本。大声で悪口、などは自粛しよう。
「はー、ゴクラク、ゴクラク」や
「やっぱ、風呂やなあ」も我慢したほうが無難な感じ。
スピリチュアル女子の入浴は大変、静かです。
ただ一組、「染さまの舞台」「新感線の舞台」「帝国劇場が見やすい」
「小栗旬目当てじゃないのに、切符がとれない」など、
演劇談義に花が咲いていましたが
あくまでも小声でした。もんのすごい熱弁だったけど。

(3)入浴後のドライヤー、焦る必要なし。
濡れた髪をひとつにまとめてそれでよし、という女子率が高く
まちなかの温泉やスーパー銭湯に比べて
ドライヤー依存度がいちじるしく低かったです。
「風呂から出たら、パンツ一丁でも何はさておきドライヤー確保に走る」的な
情熱は不要ですので、安心してゆっくり着替えましょう。

(4)丁寧な言葉でごあいさつ。
「ちょっとすみません。この扉を開けさせてください」など
スピリチュアル女子は、みなさん、言葉づかいが丁寧です。
気の合う仲間と行ったからといって
脱衣室をつんざくように大爆笑したり、
「お父さ~ん、パンツ、こっちやったわ~」と男湯へ呼びかけて
スピリチュアルな空間を「家の風呂」に変えてしまうのは、
やめておきましょう。

(5)男の匂い、なし。
夏の海辺の温泉の対極といいましょうか。
女湯の外に待つ若い男、なし。
待つのは、私の夫のような中高年のおっちゃんのみ。
ある意味、とても気楽です。

ま、そんなこんなで
おばちゃんは素敵で上品なスピリチュアル女子たちに
心洗われ、その節度ある入浴マナーを学びながら
いつになく大人しくしていたのですが、

そこへ。


一人の、長身の、20代の、ブロンドの、西洋女子登場。


彼女は慣れた雰囲気で
洗い場に直行し、軽くカラダを流した後、
大股で露天風呂浴槽まで歩みより、
その露天風呂の「直射日光カンカンエリア」
フチの部分にまっすぐ仰向けに横臥し、
顔面にひょいとタオルをのせて
日光浴を始めたのでした。

その、まっすぐに伸びた長すぎる脚と
ピンク色に輝く乳首を
露天風呂の「屋根付き日陰エリア」
寄り添うように小じんまりと浸かっていた
若きスピリチュアル女子たちと、
若くない女子(←わたし)が
じっと見つめる、の図。

この西洋女子はですね。
この温泉にいたる山道を
露出度の高いセクシーなマキシドレスの裾を
パンツかベルトかわからないけれども、
ともかく腰あたりの何かのなかにたくし入れて
ミニのバルーンスカート風にして
(後でマキシになっていたから判明)
単身、大股で、背中のうぶ毛をキラキラを輝かせながら、
歩いてやってきたのです。

「あー、セクシーなお姉さんが歩いてるー」と
思ったから、覚えていたのです。


西洋版スピリチュアル女子は、
セクシーで大股で、風呂でも日光浴。


いや、ほんとに
さまざまな対比のおもしろかった
露天風呂での異文化交流でした。


【関連記事】これも「ちょっとだけ観光」がらみの記事です。よければ、どうぞ♪
堂々たる「すっぴん」の美しさ。

こちらから過去記事一覧をご覧いただけます。
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敵は、「今の幸せを肯定できない病」?


先日、近所の仲良しママ友たちとお酒を飲み、

塾にお金かかる問題、
子どもの学力伸び悩み問題、
光熱費&通信費公開比較節約困難問題、
スーパー底値リサーチ比較問題、
毎朝弁当考案面倒手抜き方策問題、
夫婦関係もろもろ不平不満山積問題、
介護問題押し迫り憂鬱問題、
主婦再就職後人間関係気遣い問題


などなど、あらゆる問題について
忌憚なく告白し、相談し、討議し助言しあったのですが、
みな同じ老朽マンションの
70平米前後の間取りに住む、
裕福でない方に属する「かあちゃん」ばかりなんで
同病相励ます優しさにあふれ、
日ごろの冴えない生活の憂さを晴らしながら
楽しい時間を過ごすことができました。


しかーし。

こういう幸せな時間のあとにさえ、
頭のなかにチラッと、チラッと


「これってよくある主婦の、
それもぱっとしない主婦のさ、
典型的な飲み会だな」



的な、
自分の人生に対する一抹のさびしい思いが、
心のなかをよぎるんですよね。

そして、さらに。

あれじゃない?
つまりさ。
経済的な面はもちろんだけどもさ、
生き方としても旧式の主婦でさ、
しかも、性的にもどうなの?
満たされていない感じじゃないの?
それでいいわけ?
今を生きる女として。


みたいな声がささやくわけですよ。
(すべてこれ、わたし自身についてであって
友だちに対してはあてはまりませんのでね、念のため)


アラフォーとかアラフィフとか
主婦層とかキャリア層とか
既婚とか未婚とか、
セレブとか非セレブとか、
派遣とか正社とか、
子ありとか子なしとか、


もう、世間のあちこちがやかましく言うところの類型化を
せっせせっせと自分にも適用して
やや自虐的に自分を見つめるという習慣から
今もなお逃れられなーーい。


自分の人生を
・仕事はどうよ
・家庭はどうよ
・子育てはどうよ
といったまあ、それなりに伝統的な基本事項のみならず
この年になってもなお(!)
・美しさやオシャレ的にどうよ
・恋愛とかそういう女性としての現役問題についてどうよ
・セックスとかもどうよ
・自分の成長に対する投資、とかそういう問題についてどうよ。
・自由に生きる、という価値観から見てどうよ。
・社会への貢献とか、そういった観点もあるんじゃないの?
と、


もー、あんらゆる側面から
検討し、チェックし、採点し、落ち込むという
一見、向上心の表れであるかのようでありながら、
その実、自虐に結びつくことのみ多いという不毛な回路。



この病の最大の問題は、
この手のなかにある、
取るに足らないかもしれないが、
確実に存在する幸福を、今、この瞬間に
思う存分、堪能できないってことだよね~。
人生は短いのに。
時はあっという間に過ぎるのに。
いかんいかーん。

そうなんです。飲み会は楽しかったのです。

いつもは食材を山と自転車に積んで
えんやこらとペダルをこいで走りすぎる巨大スーパーの前は
人通りもなくガランとしていてね。

ほら、なんせ、
普段、夜にあまり出歩かない「かあちゃん」ばかりだから、
これだけで開放感を感じちゃって、
なーんも持たずに、
なーんも抱えずに、
ちっとも先を急がずに、
ゲラゲラクスクス笑いながら、
ゆっくりと心のなかで手をつないで帰ってきたのです。

「SEX and THE CITY」みたいに ( ´艸`)ププ


■若い女性もこの病と無縁ではないんだな→「東電OL殺人事件」にハマる20代女子たち


【関連記事】これもママ友談義から生まれた記事です♪お暇ならどうぞ(*^_^*)
乗り越えよう。アラフォーの孤独。

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【お知らせ】コメントについて

みなさん、こんにちは!
Carinaです!
今日は今までどっぷり仕事で
記事が更新できず、申し訳ない。

さらにさらに、せっかく読みに来ていただいたのに、
今日は【お知らせ】のみという
つまらん内容で重ねて申し訳ないです。

実は、このブログは、開設以来ずっと、
皆さまにいただいたコメントはすべてそのまま公開していましたが、


このたび、承認制に変えさせていただくことにしました。
※お問い合わせをいただいたので追記。
承認制はみなさまからいただいたコメントのみです。
もちろんブログはこのまま公開していますー。
どこからでもグータラ、ノンビーリ、お読みください♪


コメントを書き込んだら即座に公開される楽しさを
感じてらっしゃった方もいらっしゃると思います。
(すぐに画面で確認できるほうが楽しいもんね)
ほんと、ごめんなさいね。
温かくて楽しいコメントが圧倒的に多いのに、
勝手なことを言って恐縮です。

いやあ、わたしも、このまま
「性善説を信じてネットの荒海を愚鈍に泳いで行こう」と
思っていたことがないわけでもないんですが、
「そんなことより、できるだけストレスを減らして
ブログを継続したほうがいいんじゃないか?」と
思いなおすようになりました。

わたし、ほんと、ずっと、続けたいんですよねー。

そして承認制にするのも、この拙いブログを通じて
みなさんと、なーんか、なんのためにもならないかもしれないけども、
どこか楽しいような、
なんとなくうれしいような、
ちょっと笑っちゃえるような、
どこかにユーモアが潜んでいるような
なーんかほっとできるような、
でもシンミリも、キリリもできるような、
そんな関係を築いていきたい(←どんな関係??笑)からだと
ご理解いただけたらうれしいです。
(そんな風な関係を築いて老いていきたいんだなあ、わたし)


もちろん、わたしの記事に対する反対意見であっても
それなりの「敬意と配慮とマナー」をもって
書いていただいたものは、
ガシガシと公開してまいります(*^_^*)



ああ、そうだ、そうだ。

ブログを通じていろいろ面白い人に出会ったり、
楽しくて誰かのためになることができたりするといいなあと思っています。
わたしは「文章を書く」くらいしかできないんですが、
そんなわたしとなにかできそうな気がする人や、
コミュニケーションしたいなあと思う方は、
左上の「管理人へのメール」もご利用くださいね♪


ではみなさま。
これからもどうぞ、よろしくお願い申し上げます。


【関連記事】今さら、という感じもしますが(笑)まだの方はこちらもどうぞ♪
ブログ情報とプロフィールです。

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年のせい?イケメン判定が甘くなる。


今日はもー、
あづぐで、あづくでだまりまぜんので
記事の内容もいつにも増して
どーでもいいことになるのは間違いありませんから、

みなさまも、アイスでも食べながら、
ダラダラ&グッタリしながら
きらーくにお読みくださいませね。
いっそのことウトウトしながら、
半醒半睡でお読みくださってもかまいませんよ。


「親知らずを抜きなさい」
と言われたことは
以前にも書きましたが(まだ抜いていないんですけどね)
紹介状をもって指定された大病院へ行くと、


「○○さーん、お待たせしました。こちらへどうぞ!」


と大きく開いた診察室の入り口に、
白衣の、長身の、細身の、若年の、男性の、マスク姿の、お医者さんが
入れ替わり立ち替わり次々に顔をのぞかせ、

「ああ。ちょっと腫れましたねぇ。ご気分はいかがでしたか」と
患者さんの腰に手をあてるようにしながら
やさしく診察室内へ招きいれたり、

そうかと思えば、

スススーっと待合室のソファのところに歩み寄り、
患者さんの隣にひざまずいてスケジュール帳を開き、
「このお時間はいかがですか?」と
これまたやさしく尋ねて予約の日時を決めたりと、


想像もしていなかった、
ソフトな雰囲気。
貴公子なムード。
イケメンパラダイス的予兆。


そして、わたしを誘いに来てくださった貴公子は、
やや例えが古くて恐縮なんだけども、

「ルイルイ♪」と手首を振って歌っていた往年のアイドルで
現在は路線バスで行く旅番組などで、
中年ならではの安定した味わいを醸し出しておられるところの、
太川陽介さんをですね。
ちょっとだけタテに伸ばした感じの
若い先生だったのです。


イケメンと呼ばしていただいて
さしつかえありますまい。



もー、その日に抜歯するわけでもないのに
熱を測ってもらい、血圧を測ってもらい、
「少し、緊張してらっしゃるのかな」なんて
スイートな言葉もかけてもらい、
口のなかを見てもらい、
もう、いたれりつくせりで
帰ってまいったのです。

これまで若い女性にばかり鼻の下を伸ばす
ニッポンの中高年男性の風潮を横目で見ては、
「ふん、なんだかなあ!」と苦々しく思っておりましたが、
堺正章さんの「年の差ありすぎ婚」にも
それなりの理解を示してもいいような、
しかしそれでもなお加藤茶さんに対しては
「年の差ありすぎでねーの」と思ったり、
いずれにしろ、いつになく寛大な気分になって帰ってまいったのです。


そこに長崎の姉から電話があったんですね。


「本当は今日、歯を抜きたかったけど、
先生がイケメン揃いだったから許す(*^_^*)」

と上機嫌に言うと、


「ははは。なーんば言いよると?
そんなにイケメンじゃないって!
若いってだけでイケメンと思うようになるからね~。
年とればとるほど、そうなるからね~。
あんたも年とった証拠ね!ははははは!」



と一笑に付されてしまいました。


ふん。なにさ。
会話の広がらない姉ちゃんだよ・・・と思いましたが、


たしかに、若いころのように
「目の前の男性が、好みのタイプか、否か」とか、
「なにか、こー、具体的な展開がありそうか否か」とか、
「相手はあからさまに自分に対いて無関心でないか」などの、
厳密かつ切実なフィルターを通すことなく
(通す必要がない、といったほうが正確か)

「あ、若くて感じいいな」≒「イケメンですね」
「あ、やさしく接してくれるな」≒「イケメンですね」

って判断になってるかもしれません。


「だから何?」と聞かれると
「それだけです」としか言いようがないのですが(笑)


老いれば老いるほど、
若さのもつ「美の力」にも
敏感になるから当然かもしれませんね。



というわけで、
いよいよ今週木曜、
大勢の貴公子に囲まれて
女王様のよう優雅に抜歯されてまいります。
もう、あまりにシチュエーションが美味しすぎて
ほっぺたが腫れそうです(笑


【関連記事】お暇ならこちらもどうぞ♪
20代イケメンにときめく、真実。

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アンチエイジングより「人間骨董」。


このところ、樹木希林さんと
古民藝研究家の尾久彰三さんが
日本各地の骨董を訪ね歩く番組
「温故希林~樹木希林の骨董珍道中」
楽しみに見ています。

器や家具や着物といった
「モノの骨董」もいいんですが、
なんといっても、


このお二人の「ヒトの骨董」ぶりがおもしろい。


頑固。
酔狂。
偏屈。
奇特。
物好き。


など、

日常会話ではなかなか用いない言葉の「主要成分」を抽出・培養し、
それぞれ微妙な割合で調合したのちに
「自由」という肝心要のスピリットを加え、
じっくりと冷暗所で発酵・熟成させて出来上がったような風貌&人柄とでも
申しましょうか。

このお二人が、船箪笥を訪ねて、
それぞれの服を海風にバタバタとあおられ、
一人は禿げ頭を、一人は白髪まじりの頭髪を海風になぶられ、
雨まじりの佐渡のまちを連れだって歩く姿など、
飄軽といってよいのか。
珍妙といってよいのか。


なんともいえない「滑稽味」にあふれて
なんど見ても見飽きません。


そうか!「骨董」として生きる道もあるのだ!


と老いのヒントを得た思いです。


しかし。


モノもヒトも「骨董」として生きるとは、
いったい、どういうことなのでしょうか。



暇だったので
私なりに考えてみました。
まいりますよー。(以下、モノ&ヒト共通です)


kotto2_convert_20110811170019.jpg



ちょっと雑駁ですが、
こんな感じでしょうか。


アンチエイジングとは真逆の
「セルフ骨董化作戦」。


別名、「バアサンと言われることを恐れないぞ作戦」(笑)。


樹木希林さんといえば、
女優としてはもちろん、
着物を着こなす抜群のセンスもつとに有名ですが、
寄せ切れのコタツかけを作るなど、
一針一針縫い、編むといった
「手を動かす」時間を大切にしている姿も
紹介されていました。
(骨董化には「手仕事」の存在がかなり重要と見た)


いやいや、それにしても「人間骨董」への道。


付け焼刃ではムリな敷居の高そうな道ですが、
さまざまな時代の、
さまざまな手仕事に思いをはせれば、
人間国宝にはなれずとも
人間骨董にはなれるかも・・・なんてことないでしょうかね(笑)


みなさま。

先日来、小さなことでギャーギャーと
お騒がせしてきたところの親知らずの抜歯は
あっけなく、終了いたしました!
貴公子でない熟年先生が抜いてくださいましたが、
超絶技巧の持ち主なのか、
「さあ、これから、くるな」と力んだところで
「終わりましたよ~」と言われるという、
拍子抜けするほどの無痛抜歯でございました。
残念ながらイケメン談義はとくになし(笑)
ごめんね、ごめんね~。

みなさんのなかには、
もうお盆休みの方も多いですよね~。
わたしもコメントのお返事を
しっかりと書きたいと思っています。
お待たせしてばかりですびばせん(>_<)


【関連記事】骨董化の前はこんなことも言ってました(笑)よければどうぞ♪
出家して老いの価値を高める!?

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この秋の流行は、クラシカル!

春に買った、つば広の麦わら帽子(←ほんとは紙製帽子)。

ゴールデンウィークのころまでは新品らしく、
つばがピーンと、まーるく見事に張っていて、

ああ、これは、ぜひとも柱サボテンを背景に、
肩に鮮やかな綿ポンチョなぞをかけて
ヒゲもたくわえるなどして、
ギターも抱えるなどして、
マリアッチなぞを歌いたいものだなあ。

と思わせるソンブレロな雰囲気でしたが、

大変に親しみやすい値段だったことと、
わたしの常日ごろの雑な保管が思わぬ相乗効果をみせ、
つば全体に、いつの間にか、不規則に
ゆるやか~なカーブがかかり、


あらまあ。どうしたことでしょう。
メキシカンからヨーロピアンへ。



これって、もしかしてマダムな感じ?
いやあ、実際のところ、リゾートな感じじゃない?

という風情にまで育ち(?)、望外のよろこびです。

さらに、この帽子に
つい先日バーゲンで手に入れたところの、
「ビジューなトングサンダル」を合わせると、
今年一度も満喫していないにもかかわらず


そのリゾート感、尋常ならず!


ま、あえて難を言えば、
このトングサンダルの、
親指と、人差し指の間の
下駄でいうところの「鼻緒」のところがですね。
やや痛いんですけどね。

ちょっとヒールがあるもんだから、
家から駅まで延々と続く下り坂において、
わが足は当然のごとく前のめりにならざるを得ず、
その細~い、かた~い鼻緒部分に
全体重がかかり続けるという受難のメカニズム。

ま、これまでノンキに過ごしてきたに違いない
「親指と人差し指の間」の覚醒と慣れと鍛錬を通じた皮膚の硬化によって
そのうち、なんとかなるに違いありませんが(いいのかそれで)

おっと!今日はこんな駄弁でなく、
たまにはファッションを名乗るブログらしく、
この秋冬の流行について
ちょっとだけでも書こうと思っていましたのに
帽子&サンダル談が長くなりすぎてしまいましたよ。

そういえば、そのトングサンダルを買ったときに
あちこちのお店で
秋物のボウタイブラウスが目につきましたが、
秋冬6大ファッショントレンド総チェック
の冒頭にも紹介されていました。


ボウタイブラウス
ひざ下スカート・・・

ちょっとクラシカルな雰囲気なんですかねぇ。
下腹部の出っ張りが目立つに違いないイヤな予感も濃厚に漂いますね。


このところ大流行だったポンチョも
トレンドの一つに挙がっていて、
ポンチョ好きのわたしとしては胸をなでおろしたものの、



秋冬トレンドを物語るキーワードは
「クラシカル」
「レディーライク」
「ブリティッシュ(英国調)」



とのことなので、
ソンブレロなポンチョでなく
ホームズ探偵&ワトソン君的な
霧のベーカー街的なポンチョなのでしょうか。

メキシカンからヨーロピアンへ。
わたしの帽子、トレンドを先取りしていたようです(笑


【関連記事】昨年、悩みに悩んでポンチョを買った記事♪滑稽ですよ(*^_^*)
ポンチョ、この秋も流行中!

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老いのこころざし、を装いに。

40代に入ったころから、
このブログをはじめたころ(47歳)まで、
自分が失いそうなもの、
少しずつ失いつつあるもの、
すでに失っているかもしれないものに
ものすごーく敏感だったなあ、と思います。

この、次々に「失っていく感」の根っこにあったのは、

「若さ」であり、
「若さ」が与えてくれていた(気のする)いろいろであり、
「若さ」とともに失われていくに違いないもろもろ


だったわけですね。


今も、30代後半から40代までの女性の多くは、
(いや、それ以上の年齢の方も)
なんともいえない喪失感や焦燥感や寂寞感を、
一人じーっと耐える瞬間があるんじゃないだろうか。

ちょっとした異性との会話、
ちょっとした店の対応、
ちょっとした瞬間に鏡に映る自分の姿、
ちょっとした職場の会話、
幾千の「ちょっとした」が重なり、


「若くない自分」を
そろそろ、ほかでもない、この、自分自身が、
受け入れなくてはならないという事実。


うん。世の中にはいろんな悲劇があるから、
加齢なんて「だれでも通過すること」ではあるけれど、
別の悩みと重なったりすると、
耐えがたく思うときもあるよね。


そのころですかね。


この服装は、痛くないか。
この化粧は、若づくりでないか。
願わくば、痛くならないように気をつけながらも
自由にオシャレを楽しんでいるように見せたいものだ。
そして「大人の魅力」にたどり着きたいものだ。

なんて考えるのは。

別の言葉でいうなら、


若さにしがみついていないように見せながら
若さと同等の「現役感」を保持しつづけたい。



というやや二律背反的な、
やや自己欺瞞的な、
だからこそ切実な願いですね。

わたしも、そんな思いのなかで
このブログで日ごろの欲求不満や鬱憤を晴らしてきたのですが、
少しずつ、心境には変化が起きてきました。

その変化を一言でいうなら、


痛くてもいい。変でもいい。なんでもいい。


です(笑)


「え?そこ?結論、そこ?」と
ガックリされたかもしれませんが怒らないでくださいね。
そうなんだから仕方がないんです。

わたしは今、
自分と同世代や
自分より年上世代の
若づくりや、変な感じや、ズレた感じに
寛大になりつつあります。

たとえば、うちの近所に
「ずっと買いためてきたピンクハウスのワンピースを
かつての金子ユリさん風ヘアスタイルで着る」を
貫いている60歳前後の奥様がいらっしゃいますが、

最初のころは、「うーん。そのお顔のシワでこのフリルはいかがなものか」
と思っていたのに、
今では、「うん。それほど悪くないかも」に変わってきました。
日によっては「なかなかチャーミングかもしれないよ」とさえ
思うようになりました。
(慣れただけ、ともいえるんですが)

装うという行為は、
「自分の好き」と「他人の視線」の狭間で選択される行為ですが、
50代からは「自分の好き」の比重を
重くしていいんじゃなかろうか。
そう思っています、


「他人のまなざし」を着る時代から、
「自分のこころざし」を着る時代へ。



とでもいえばいいかな。
人生の残り時間をどう生きたいか。
そのこころざしを込めて着たい、と思います。


【関連記事】よければ、こちらもどうぞ♪コメント欄、賑わってます(*^_^*)
オシャレの功罪を見極める。

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ペディキュアは人生讃歌?!

こんにちは!Carinaです。
前記事に、たくさんのコメントありがとうございます!
お返事、もちーっと待ってくださいね。
必ずしっかりお返ししますよー。

今年の夏はガガガガっと暑くなって
サササッと去るというか。
なんだか、すでに秋の気配さえ漂っておりますが、


遅ればせながらペディキュアの話題です。


あれですかね~。

ネイル文化の発展と、
ストッキング着用文化から
素足(生足)文化への移行にともない、
「サンダル着用時の爪にはペディキュア」な人が増え、
「夏は必ずペディキュア」な人が一般化し、
「一年中、ペディキュア」な人も増加傾向ですね~。

わたしなど万事、雑ですし、
足の指も「ああ、ご先祖は間違いなく農作業に従事していたのね~」と
周囲をまんべんなく納得させるに十分な
土着的な形状をしているので、
もひとつ、ぱっとしないというか、
洗練されたマダムな感じになりにくいですが、
それでもペディキュアは楽しいです。

最近では、夏休みに入ると
小学生から年配の方まで足爪が華やかな色になり、
ペディキュアは、もう「夏の風物詩」といえるかもしれません。


今日も、電車に乗ったら
70代も後半と思われる女性の足爪が
鮮やかなピンク色でした。



薄いデニム素材のサンダルに、
同じ薄色のバギーパンツをはいて、
黒にシルバー・プリントの入ったTシャツ。
大きなサングラスをかけて
堂々と足を組んで座っていて
「ああ、いいなあ。楽しんでいるなあ」とうれしくなりました。

ちょっと残念だったのは、ヘアスタイルかなあ。

カールした前髪を眉毛の下まで垂らし、
高い位置でギュッとまとめたポニーテールの頂点に
ピンでとめるタイプの幅8センチほどの光沢ある茶色のリボン。


足は、時代の変化とともに前に進むが、
髪は、若かりし頃のまま止まっている。



という感じですかね。
年配になればなるほど、
増えてくるパターンではありますね。

でもね~。
自分が年齢を重ねてはじめてわかったことですが、


髪は、本人が意識する以上に
いろいろなモノが濃縮されちゃうんですよね。



自己愛、思い出、願望、プライド、未練、やる気の有無、経済的ゆとりなどなど・・・
そりゃ、もうたくさんのものが。
髪の毛という、ハサミで切ったらゴミになるしかない部分に
なぜかギュッと凝縮されるのですよね!!(わたしの髪も例外でなし!)

いやあ。それでも、
もうすぐ80歳になろうかという女性のピンクの爪は素敵でした。
残り少ない夏を小声で歌っているみたい。
人生への讃歌ですね。


【関連記事】記事は大したことないですが、フットケアに役立つリンクあり(*^_^*)
完璧なフットケアで女子力を上げてみる?

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「引退」がリアルな年齢に突入か。


「現役感」という言葉は
このブログでもしばしば使ってきましたが、


「現役を引退してこそ生まれる現役感」


というものも
あるのかもしれませんね。

「権勢をふるった」とか
「栄華を極めた」といってよい芸人さんの
突然の引退会見を見ていて、


ああ、55歳というのは、
そういう年齢でもあるんだなあ。



と会見内容とはまったく関係のない感慨と寂しさを感じてしまいました。


漫才ブームのときからずっと見てきた才能ある人が、
芸能界を駆け抜け、一時代を築き、
そして突然、去っていく。


あー。時は、何食わぬ顔して
わたしと並走しながら、
はっと気づいて振り返ると、
もうどうしたって後戻りできない
どうしたって抗えない
「えー、こんなとこに来ていたの~」と
しんみりするしかない場所に連れていくんだ。残酷だな。

華やかであろうと、地味であろうと、
達成感や満足感があろうと、なかろうと、
「自分はなにの現役か」
「なにの現役であろうとしているのか」
「いつまで現役であるのか」と
自分自身に問うてみるのも悪くないかもしれませんね。


「現役」を退いてこそ開く道もあるのかもしれないし。


自分の居場所をちょっとだけ脇にずらして、
よーくまわりの風景を眺め、、
若者への責任・・・なーんてなこともちったぁ考えながら
残り時間を生きていきたいなあと思いました。


【関連記事】ごく初期の記事ですが「現役感」の言葉、でてきています(*^_^*)
実に大問題。髪型、どうする?

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アスリートに学ぶ「美の厳しさ」。


「世界陸上韓国テグ」が熱烈開催中ですが、

スタート前の有力選手一人ひとりが
ぐぐっとアップで映される時間が長いせいか、
あまり見かけない独特のオシャレな髪型や
ピアスやネックレスやヘアバンドやネイルや・・・
そういった「アスリートたちの念入りなオシャレ」を
じっ~くりと観察できて楽しいですね!

女子の場合は、
なんといっても、あの、
見事な腹筋が露わな、
体脂肪皆無のウェストが露わな、
長く締まった脚が露わな、
セパレートタイプのユニフォームが
なんともいえずステキです。

痩せているだけじゃダメ。
太っていてはむろんダメ。
付け焼刃のトレーニングじゃダメ。
結果を出す筋肉でないとダメ。

抜群の身体能力と
厳しいトレーニングに耐える精神力と、
勝ち抜くための知性に恵まれた者だけに似合う、


「着こなし難易度最上位に君臨する服」!
(一度でいいから、あの肉体になって着てみたーーい)


それにしても、いつも思うことですが、
鍛え抜かれた肉体というのは
衣服の下にあっても明らかに主張するものですから、
アースマラソンを完走した間寛平さんなど、
同世代の「かつてのイケメン男性」と比べても、
ずっとずっとカッコよく見えますもんね~。


肉体を鍛える。精神も鍛える。
「美とアンチエイジングの要諦」ですな。



そうそう。ツイッターを通じて、
こんな記事に出会いました。


ミック・ジャガー氏(68歳)の努力です。

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【サー・ミックの日々の努力】

(1)著名トレーナーの指導のもと
ジョギング・水泳・キックボクシング・サイクリング・バレエ・ヨガ・パイレーツをこなす
(2)酒、タバコ、夜更かし、間食は決してしない。(ツアー中も午後11時には就寝)
(3)パーソナルシェフによる玄米と野菜中心の超ヘルシーな食事
(4)専属医のブレンドによる超高級保湿剤やキャビアのエッセンスを使った超高級エステ
(5)朝食後に各種サプリを摂取。
(6)ヘアカラーは2週間に一度。
(7)喫煙者は肉親・友人といえども近寄らせない。
(8)ライブ中もハゲやデブの中年ファンは目に入らないところに座らせる。
(9)若いミュージシャンとコラボする。

詳細はこちらをどうぞ。もっとスゴイです。

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終わることのないアスリート生活。



あのカッコよさ、
あのシャウト。
あの動きの背後にある、
この抑制、この禁欲。

おそらくスゴイだろうとは思っていましたが、
これほどまでにスゴイとは。

単に若々しくありたいから、
美しくありたいから、という理由で、
ここまで努力しても、
彼のようにカッコよくは見えないでしょうから、


美とアンチエイジングの要諦は、
「プロに徹する」こと。


といえるかもしれません。
いずれにしろ厳しいですね(笑)


【関連記事】高齢アスリートも夢じゃない!こちらもどうぞ♪
40代。劣等感は似合わない!

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