「ちょっとだけ行ってみる観光」というのを、
やっているんですが、
この「ちょっとだけ行ってみる観光」は、
・そのあたりをウロウロするだけでもよし
・あれもこれもと見なくてよし
・「あー、見逃したな」もあってよし
・参拝するのが面倒ならしなくてよし
という「しなくていいこと満載」のグータラ観光で、
昨日もパワースポットとして有名な鞍馬・貴船に行きながら
温泉の露天風呂に入って
鞍馬寺の仁王門だけを横目で見て、
まったくどこにも参拝せず、
パワースポットにも立たず、
名物の「木の芽煮」だけを買ってまいりました。

↑露天風呂入り口から下を眺める、の図
しかし。
そこは、人気のパワースポットです。
スピリチュアルな場に集う
20代後半から30代女子たちと
緑深き空青き露天風呂に
ダントツの最高齢女子として浸かることができ、
その生態の一端に触れてまいりましたので
みなさまの今後のスピリチュアルな場での
入浴マナーに役立てていただきたく、
渾身のレポートをご報告したいと思います。
ではまいりましょー。
(1)スピリチュアルな露天風呂では、
カラダの洗浄に情熱を燃やさない。
備え付けのボディソープのポンプを
3度、4度のみならず
5度、6度とポンプの柄が折れるほど押して
盛大な泡でカラダをとことん洗浄するとか、
そういうことはしないほうがよいでしょう。
(2)沈黙が基本。大声で悪口、などは自粛しよう。
「はー、ゴクラク、ゴクラク」や
「やっぱ、風呂やなあ」も我慢したほうが無難な感じ。
スピリチュアル女子の入浴は大変、静かです。
ただ一組、「染さまの舞台」「新感線の舞台」「帝国劇場が見やすい」
「小栗旬目当てじゃないのに、切符がとれない」など、
演劇談義に花が咲いていましたが
あくまでも小声でした。もんのすごい熱弁だったけど。
(3)入浴後のドライヤー、焦る必要なし。
濡れた髪をひとつにまとめてそれでよし、という女子率が高く
まちなかの温泉やスーパー銭湯に比べて
ドライヤー依存度がいちじるしく低かったです。
「風呂から出たら、パンツ一丁でも何はさておきドライヤー確保に走る」的な
情熱は不要ですので、安心してゆっくり着替えましょう。
(4)丁寧な言葉でごあいさつ。
「ちょっとすみません。この扉を開けさせてください」など
スピリチュアル女子は、みなさん、言葉づかいが丁寧です。
気の合う仲間と行ったからといって
脱衣室をつんざくように大爆笑したり、
「お父さ~ん、パンツ、こっちやったわ~」と男湯へ呼びかけて
スピリチュアルな空間を「家の風呂」に変えてしまうのは、
やめておきましょう。
(5)男の匂い、なし。
夏の海辺の温泉の対極といいましょうか。
女湯の外に待つ若い男、なし。
待つのは、私の夫のような中高年のおっちゃんのみ。
ある意味、とても気楽です。
ま、そんなこんなで
おばちゃんは素敵で上品なスピリチュアル女子たちに
心洗われ、その節度ある入浴マナーを学びながら
いつになく大人しくしていたのですが、
そこへ。
一人の、長身の、20代の、ブロンドの、西洋女子登場。
彼女は慣れた雰囲気で
洗い場に直行し、軽くカラダを流した後、
大股で露天風呂浴槽まで歩みより、
その露天風呂の「直射日光カンカンエリア」の
フチの部分にまっすぐ仰向けに横臥し、
顔面にひょいとタオルをのせて
日光浴を始めたのでした。
その、まっすぐに伸びた長すぎる脚と
ピンク色に輝く乳首を
露天風呂の「屋根付き日陰エリア」に
寄り添うように小じんまりと浸かっていた
若きスピリチュアル女子たちと、
若くない女子(←わたし)が
じっと見つめる、の図。
この西洋女子はですね。
この温泉にいたる山道を
露出度の高いセクシーなマキシドレスの裾を
パンツかベルトかわからないけれども、
ともかく腰あたりの何かのなかにたくし入れて
ミニのバルーンスカート風にして
(後でマキシになっていたから判明)
単身、大股で、背中のうぶ毛をキラキラを輝かせながら、
歩いてやってきたのです。
「あー、セクシーなお姉さんが歩いてるー」と
思ったから、覚えていたのです。
西洋版スピリチュアル女子は、
セクシーで大股で、風呂でも日光浴。
いや、ほんとに
さまざまな対比のおもしろかった
露天風呂での異文化交流でした。
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