気安くて見えない!おばちゃんの価値。

最近、わたくし、「気安さ」について
いろいろ考えちょります。

たとえば、あれですねー。

10代後半から20代前半の「お兄ちゃん」たちは、
人数分の飲み物をちょっと買いに走ってもらったり、
家具を「せーの」で動かしてもらったり、
重たい荷物をちょっくら運んでもらったり、
高いところにヒョイと乗って作業してもらったり、
そういう力仕事については、
一番、頼みやすい存在ですね。

親戚が大勢、集まったりすると、
その世代の息子をもつお母さんが、
「うちの息子に頼んだらいいよ。●●~!(←息子の名前)
ちょっと、この荷物、運んで~
」と叫ぶ。
すると、お兄ちゃんが返事もせずに、のっそり現れる。

まわりの大人たち(主におばちゃんたち)は、
「悪いねえ~」と背中を叩いたりして、
「若いから平気よね!」なんてキャッキャ言ったりして
「ジュース冷やしとくからね」なんてコックリうなづいたりして、
「あんた、モテるやろ?」なーんてこともお約束で言ったりして、
でも、当然のことのように、
大きな顔して力仕事をやってもらう。

こういうときは、そのお兄ちゃんが、
学力優秀であれ、学力非優秀であれ、
容姿端麗であれ、容姿非端麗であれ、
就活順調であれ、就活頓挫であれ、
「若くて」「健康で」「極端にとっつきにくくなければ」
「お兄ちゃん」であるというだけで頼みやすい。


お兄ちゃんは力仕事を気安く頼める存在なんだな。
ありがたや。


これ以降、「お兄ちゃん」は、
少しずつ分別のある大人になって
次第に「おじさま」になって
簡単にはものの頼めない存在になっていきます。

こういう仕事頼んだら失礼じゃないか、とか。
こういう仕事頼んだら機嫌が悪くなるんじゃないか、とか。
いろいろ講釈やうんちくを聞くはめになるんじゃないか、とか。

忙しいんじゃないかとか、
意外に体力ないんじゃないか、とか、
ムリさせたら心臓発作でも起こさないか、とか。

会社などで偉い人になるにつれ、
いろいろとこちら側に配慮しなくちゃならないことも増えて、
「気安く頼めない」人になっちゃうんですね。



では、「お姉ちゃん」はどうでしょう。


どうも、「お兄ちゃん」に比べると、
「お姉ちゃん」は、何を頼んだらいいか
よくわかんない存在です。



親戚が集まる場などでも
その場にそぐわないほどのオシャレをしてやってきて、
オジサンやオバサンにはまったく興味がない風情で座っていて、
それも含めて若い女の華やぎ、というか。
(もちろん、力仕事の頼みやすいお姉ちゃんも大勢いますけどね)

しかし、その後「お姉ちゃん」は
少しずつ大人になり、
いつしか「おばちゃん」になり、
もう日本中のあちこちで
「気安く頼まれる存在」として活躍することになるのです。

それぞれの家庭で、スーパーで、居酒屋で
福祉施設で、宅配便で、コンビニで
レジで、カウンターで、厨房で、バックヤードで
台所で、チェックアウト後のホテルで、
もう、ありとあらゆる場所で、
とりたてて尊敬もされず、
緊張もされず、憧れられず、気もつかわれず、
「気安くものを頼める存在」としてがんばる。


気取ったお姉ちゃんから、気安いおばちゃんへ。
気安いお兄ちゃんから、気難しいおじさんへ。



どっちがいいともいえないし、
例外だってたくさんあるだろうから、
一概にあーだこーだといえないけれども、

気取ったお姉ちゃんや
気難しいおじさんを
チヤホヤしてくれる人も場所も商売も
たくさんありそうだから、

わたしは、「気安い族」の一員としての自覚を常に忘れず、
ときには、ションボリしながらも、そのことに誇りを持ち、
同じく「気安い族」に属する人たちを、
尊敬し、気もつかい、感謝もして生きていきます!


それにしても、気をつかわせない「気安さ」って
最上級のホスピタリティじゃなかろうか。
空気みたいで、空気と同じくらい必要じゃなかろうか。

ディスカバー!気安いすばらしさ。

私の直感では、
気安さと気高さは、
どこかで、ひとつにつながっています。


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ヘタな節約が招く「オバちゃん化」

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