喪失しても「現役感」は出せる!

 

夏目漱石は、奥さんになる鏡子さんが

悪い歯並びを隠そうとしないで

大口開けて豪快に笑うところを好きになって結婚した、

といわれています。

 

漱石、いいな。いい人だな。

 

わたしも歯並びが悪いうえに

治療のためのワイヤーが入っていて

口には、とってもコンプレックスがありますからねー。

 

でも、口を覆って笑うのはもっといやだから、

鏡子さん同様、コンプレックスをはねのけて

大口開けて豪快に笑うようにしています。

(もっと上品に笑えばいいんだけどな 笑)

 

ま、これも、

わたしが歯のケアをちゃんとせず、

歯周病を悪化させたから自業自得なんですが。

 

 

 

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わたしの小・中学校時代の友人で

ガキ大将だったミツルは、

今年の初めに糖尿病を悪化させて

片足の膝から下を切断しました。

神奈川県に住む友人と連名で病院に花を贈ったら、

本人から電話がかかってきて、

 

「中学同窓会の打ち合わせに

義足ばつけていったとばい。

まだ、慣れんけん、不便かあーー」

 

とコテコテの長崎弁で言うではありませんか。

病院に許可を得て

もう、「お出かけ」して「会議」して

ちょこっと「宴会」もしていたんです。

勝手に深刻になって、かわいそうだと憐れんだ自分が

恥ずかしいような、申し訳ないような気がしました。

そんな感傷など彼にとっては
何の力にもならないと反省しました。

 

彼の足に比べると

わたしの歯の問題など

ハナクソのようなものですが(たとえが下品でごめんなさいよ)

でも、

 

 

わたしたちは、年とともに

いろいろなことを喪失するんだな。


と思うとともに、

 

 

喪失したことを、

大げさに考えるのやめよー。


とも思いました。

 

 

美男子が頭髪を失ってハゲおやじになっちまっても、

美女が体重激増して可憐な面影を失っても

それがどうした。

 

足が悪くなってステッキが手放せなくなっても

いろいろあってビンボー暮らしになっても

車いすが必要になっても

総入れ歯になっても

友人に会いに行こう。ちょっとがんばって会いに行こう。

 

 

そこで、楽しいことがあればよし。

楽しくないことがあってもよし。

その快不快の混じった「刺激」を求めにいこう。

 

 

大滝秀治さんは、末期がんの緒方拳さんに

そのことを知ってか知らずか

「健康と元気は違いますよ」と言ったと

倉本聰さんが大滝さんへの弔辞で語っていました。

緒方さん、その言葉に、どれだけ励まされただろう。

まだやっていける。元気でいられると思っただろうなあ。

 

 

「健康」と「元気」は違う。

「昔と変わらない」ことと「現役感」も違う。



「こうでなくちゃ」と

若いころの自分の姿やポジションに執着し

喪失したものを数え上げ、

世界を狭くするなんて、つまんないや。

 

それこそ「現役感」から遠ざかるばっかりだから、

喪失したなら、喪失したまま

笑顔で人の輪に入ろう。

 

それがカッコイイと思います。



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