自分もオバチャンなので
友人と待ち合わせしてお出かけするときなんか、
顔を合わせた瞬間に、つい、はしゃいでしまって
周りが見えなくなることがあるのは、なぜなんだろう、と
わがことながら、不思議に思います。
周りから見れば、
「あのオバチャンたち、何、喜んでんの?バカみたい」
という感じだったり、
「年取ってるくせに女子高生の気分かよ」って感じでもあるんでしょうが、
当の本人たちは、お互いへのあいさつや気遣いで
「あれも言わなくちゃ」「これも伝えなくちゃ」と忙しく、
それでもう手いっぱいになって、
つい、周囲が見えなくなるんですよねー。
決して、単純に、喜び騒いでいるわけではないのです。
んじゃ、なぜ、そんなことになるのか。
暇に飽かせて考えてみました。
すると、どーも、この「オバチャン型突発性大はしゃぎ症候群」は、
「おすまし」レベルの
大きな落差から生まれるのではなかろうか。
と思ったのです。
観劇でも、美術鑑賞でも、お食事でもいいんですが、
友だち同士(この場合は3人以上)、
いついつ行こうねと約束して当日を迎える。
いつもより、気合を入れてオシャレして出掛ける。
もう、家を出るときは、「おすまし度」マックス。
「いそいそ度」もマックス。
一人で電車に乗っているときも、
いつになく「おすまし&いそいそモード」。
このまま行き先が、
結婚式場とか、お茶会とか、重役会議とかなら、
「おすまし」を高レベルに維持したままでよいのですが、
そこに待つのは、よく知る「友」、
もしくはかつてよく知っていた「友」。
それぞれが、それぞれの家の玄関口から
高レベルのまま運び込んだ「おすまし」が
待ちあわせの名所や駅のホームで鉢合わせした瞬間、
いきなり、友だちという「ざっくばらん」な関係に叩き込まれる。
おすまし度100から
おすまし度ゼロレベルを逆側に振りきって、
ざっくばらん度100へ!
なぜかオシャレしている自分がビミョーに恥ずかしく、
同じようにオシャレしている友の気持ちがこそばゆく、
なぜかまったくオシャレしていない友の現況が気になったりし、
いずれにしろ何となく照れくさくて居心地が悪く、「まあ、これ似合う」「ああ、いいね、これ」と
目についたことをほめ言葉にして連発したり、
「いや、これ、安かったの」「この頃、調子悪くて」と
マイナスアピールを早口でまくしたてたりしながら、
「おすまし」から「ざっくばらん」への
落下衝撃を和らげる。
さらに、お互いの「おすまし度」の差≒気合の差を
笑いと言葉とボディタッチなんかで埋めていく。
なんか、そういう、切実で動物的な行動だったりするんですよねー。
外に出かけたときのモードが、
「おすまし」と「ざっくばらん」しか持ちあわせがないと
「オバチャン型突発性大はしゃぎ症候群」を発症しやすくなるので、
その中間というのも変だけど、
自分なりの「平常モード」も持っておいたほうがいいのかな。
あるいは、
「今日は、わたし、すましているな」というときは、
「オバチャン型突発性大はしゃぎ症候群」発令警報も出ていると
すこーしだけ用心してみるとか。
わたしも用心して、オバチャンから大人への脱皮をめざします(笑)。
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