織物の歴史に圧倒され、ユニクロに感謝するの巻。

 

 

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昨日、「世界の織機と織物」と言う展覧会を見に行きました。

(上の写真は、国立民族学博物館前に展示してある織物のオブジェを

通り抜けながら撮影したもの)

 

世界各地の温もりのある手織物をいろいろ見られるに違いなーい。

ミュージアムショップにも、キリムなんかがどっさりあるに違いなーい。

 

と思って行ったのですが、

織物の世界はそんなに甘いものではなかったのでした。

 

織機の展示が、「からだ機(からだばた)」に始まり、

「手機」、「足機」、「腰機」・・・と続くありさまは、

まるでマッサージチェアの部位選択ボタン状態。

 

 

しかも、マッサージチェアは、

体をもみほぐしてくれるけど

こっちは、手も足も腰も凝りに凝るに違いなし!

 

 

さらに、原料となる糸が、

藁や木綿や蚕や亜麻やシナノキにとどまらず

クマの毛だ、人間の髪だ、ヤマアラシだ、ミョウガだ・・・

 

と、あの「かぐや姫」が良家のイケメンたちに

「わたしが欲しいなら、もってきなさい!」と命じた

5つの宝物並みの奇想天外な品ぞろえ!

そうだったのか。

こんなに、ありとあらゆるものを糸にして

織物を作らねばならなかったのか。そうだったのか。

 

あれだな。

 

わたしたちは、山歩きなどしながら

「きれいねえー」「森林浴ねー」「やっぱり自然はいいわねー」

なんて言ってりゃすむけれど、

昔の人は、「これは糸にできるか」「糸にするのは大変か」

「糸にしたら柔らかいか」という糸ハンター目線だったんだな。

将来、有望な糸に育つ素材を見つけるスカウト目線というか。

 

いやあ、それにしても、

新石器時代から産業革命後という気の遠くなるような期間、

人々は、膨大な時間を費やして動植物から糸を作り、

そしてまた膨大な時間を費やして織物を作り、

床に敷き、袋にし、草履にし、衣服にしてきたんですねえ。

 

そういう具合で、

手織物の風合いに感動する以前に、

織物と格闘してきた人類の長すぎる歴史に圧倒されたのでした。

 

てなわけで、本日のわたしは、ほぼ全身、

上から下まで中から外までユニクロですが、

このヒートテックというテクノロジーに至るまでの

「繊維の歴史」に思いを馳せさえすれば、

ユニクロ尽くしのありがたいこと!!



手作りと既製品のどちらも選べるって幸せ。
手で作るしかない時代、人々は悩むゆとりもなかったでしょう。

 

コンピュータの発明のもとになったのは、

「ジャカード織機」だったそうですよ。

タテ糸とヨコ糸という織物の構造が

デジタルの源流って、ああ、なんだか。

やっぱり、歴史ってすごいな。



【関連記事】このときも民博に行っていました。震災の直後です。
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