一年中で一番、家族が集まるのがお正月。
家族によっては、息子や娘、その嫁や婿、幼い孫などが
飛行機や新幹線でやってきて宿泊し、
年越しそばやおせちを食べて初詣などして
新春のテレビなどを見て、そして帰っていく。
迎える方も、
訪れる方も、
年末にあれこれやり残したような、
新春という節目のときに、
この「家族」という単位で過ごすことに意味があるのかないのか
わからないような、
別の過ごし方をしたいような、
自分はここにいるべきではないような、
別の料理を食べたいような、
気を遣っているような、
気を遣われていないような、
お雑煮の味が違うような、
何もかもが違うような、
そういう「雑然」とした感覚で過ごすお正月。
わたしも、28日から1日のお昼まで故郷の長崎に帰り、
実家に住む独身の姉とともに
老いた母をグループホームから家に迎えて
母、姉、わたし、わたしの娘と過ごしました。
気遣って迎えてくれた姉も、
それに感謝を表しつづけるわたしも、
それぞれにがんばったお正月だったと思います。
実家で過ごすにしろ、夫の生家で過ごすにしろ、
かつては、この「雑然感」に
「いいのか、こんなお正月で」と焦るような思いがありましたが、
いまは、家族が集うからこそ「雑然」とするのであって、
この「雑然」もまた、
いつかは懐かしくなる、お正月の醍醐味なんだろうと思っています。
この「雑然」のなかに懐かしさのエッセンスが
実は、いろいろと凝縮されているんですよね。
それに「家族」の形もときとともに変わっていって、
もう、かつての家族の姿はありません。
だれかが亡くなり、だれかが育ち、
だれもかれも年を重ねて、
少しずつ、少しずつ、形を変えていく。
家族って、雑然としていてこそなのかもしれませんねー。
というわけで、
あけましておめでとうございます。
ことしも、ことさら否定しないでいいものは否定しないで、
肯定する方法や肯定しないまでも整理できる方法を探しながら、
のほほんと生きていきたいCarinaです。
本年も、どうぞ、よろしくお願いします。
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「人生の友だち」を作る年に。
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