体調の「鈍い」サインを、「ちゃんと」感じねば!

 

こんにちは!カリーナです!

みなさま、寒さにめげず、インフルエンザにめげず、

元気にお過ごしですか。

 

いやあ。冬は、寒さに耐えるだけで体はがんばっているので

何かと病気しやすいですねー。

寒いって、大変だ。生命にとって大変だ。

もう、大阪でこんなこと言っているんだから、

もっと寒い地域の人は本当に大変だと思います。

 

かくいうわたしも、ちょうど1週間前に熱を出したのですが、

やってしまわなくちゃいけない仕事があったので、

翌日から、とぼとぼと仕事をして

「あー。まだ熱ある。これ終わったら寝よー」と思っていたら、

少しずつ気分もよくなり、

「あー。だったら犬の散歩もしてから寝よー」と思って

散歩に行って帰ったら、なんだか気分が爽やかになり、

「ちっ。せっかくだったらもう少し高熱でもよかったのにな。

もう、たくましくなったなあ、わたし」と

とあきらめ、回復したことにしてフツーに過ごしていました。

 

ところが、一週間後の昨日、熱はないものの

朝から頭痛と吐き気で、風邪のときより苦しい思いをして過ごしました。

 

そして、はっと、思ったんです。

 

 

たくましくなったんじゃなくて、鈍くなっているのかも。

 

 

いやいや、おばちゃんになったからといって

心は、そんなに「鈍く」なっていないと思うのです(たぶん)。

そっちの「あつかましさ」に通じるほうの「たくましさ」じゃなくて、

からだの反応というか、サインの出し方というか、

からだのサインの発し方と受け止め方というか。

そこらへんが鈍くなっているんじゃないかと。

 

 

思えば、若いころの頭痛は、ザ・頭痛でした。

若いころの胃痛も、ザ・胃痛でした。

 

 

それが最近は、「なんとなく重い頭痛」「なんとなくだるい頭痛」

「なんとなく不快な胃痛」というように鈍い症状となり、

「まあ、なんとかだましだましやっていたら、

寝とかないでも大丈夫かなあ」という感じで過ごせる。

 

これは、あれか。

 

 

もっと高齢の人が、

エアコンを入れていない暑い部屋で

あんまり、のどの渇きを感じないために、

知らぬ間に熱中症になるみたいな、あれか。

 

 

その前ぶれか?

 

そもそも高齢者がなぜ熱中症になりやすいかというと

・汗をかきにくい(汗をかくという反応が鈍い)

・体内の水分量がもともと少ない

・暑さへの感覚が鈍くなっていて気づかない(やはり、ここにも鈍さが!)

などが影響しているらしい。

熱中症「高齢者ほど危険」を立証 より

 

 

反応と感覚がどちらも鈍くなっているわけですね、やはり。

 

 

いずれにしろ、不快な症状のあり方が若いときより、

「激しいもの」から「鈍いもの」に変わってきているということを

頭の片隅において、その「鈍い」サインにもちゃんと答えてあげねばならんぞ

と思った次第。

 

みなさまも、どうぞ、

「ちょっとだるい」「ちょっと痛い」を

「これぐらい大丈夫」なんて思わずに自分をいたわってくださいよ。

なんせ、鈍くなりつつあるんですから。

自分が感じる症状より、実際は3割ぐらい重症と

思った方がよい場合も結構ある気がします。

 

それにしても、少しずつ春の足音。

また、寒くなるんだろうけど、

こうやって温かくなるんだなあ。春よ、来い。



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からだの不調を嘆きあう、思いやり。

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スカートの裾は、なぜ、タイツの腰ゴムに巻き込まれるのか問題。

 

その日は、そもそもパンツをブーツインというんですか。

そういうスタイルで仕事に行く予定だったのです。

だから、朝からヒートテックのレギンスとソックスを履いていました。

 

でも、外は雨。

 

唯一のロングブーツを雨に濡らすのもどうかと思い、

エナメルの靴に履きかえることにしたんです。

が、どうも、パンツのままだと短足が目立つ。

 

スカートにしよう。

 

と思い、スカートを履いて

レギンスの上に厚手のタイツをはきました(脱ぐのも面倒だったので)。

でも、まだ、スース―する気がして

その上からさらにガードルをはきました。

 

つまり、この時点で

下着のパンツ→レギンス→タイツ→ガードル

という4層構造になっていたわけですね。

で、わたしは、何ごとも大ざっぱなので、この4層の、

それぞれの上の一辺が、

おしりの上あたり、ならびに、おなかの上あたりで

ビミョーにうねうねと曲線を描きながら、

あるところではレギンスが上になり、

あるところではタイツが上になり・・・と

「隙あれば、自分がてっぺんに出てやろう」とでも思っているのか、

水面下の(洋服下だけど)絶え間ない下剋上戦を

繰り広げることになるのです。

 

その戦況は、

「なんとなくゴロゴロする」というような不快感として表れますが、

ちょっとぐらいは見逃すのです。

 

で、冬ですから、寒いですから、

一時間後に到着した駅で、何はさておき、トイレに行かなければなりません。

混んでいたんですね。そのトイレが。

急いだんです。行列していますから。

 

そして、結論から申しますが、わたしは、

 

 

タイツの腰の部分に、スカートのすそを挟み込んだまま、

ゆっくりと手を洗い、さっそうと、気取って、威風堂々、

駅の構内を横切り、下りのエスカレーターに乗ったのです。

 

 

まるで貴婦人のように楚々とエスカレーターで運ばれているとき、

「スース―する」という形で後背部の異変に気づいたのですが、

そこは貴婦人、顔色ひとつ変えず、

テーブルクロス引きの達人みたいにスカートを引っ張り出して、

後ろを一度も振り返らず、下剋上戦は平定しましたけどね。

だれにも注意されなかったから、「新種のバルーンスカート」だと

思われていたことを祈るのみ。

 

で、このことを、ツイッターでも騒ぎ立てたんですが、

・トイレで3回、そういう人に教えてあげたことがある。

・外ではしないが、家ではやらかす。

などの体験談を教えてもらったので、

どうやら、あちこちでやらかされているらしい。

 

さらにその夜。

幼なじみとのメールで、そのことを告げたら、

 

 

おばさんの証拠やな(笑)。

それやってるおばさん、よく見るよ。

 

 

との返信が返ってきました。自分もおばさんのくせに。何さ。フン。

でもな?おばさんの証拠?なぜに?・・・と、しばし、沈思黙考。

かくして以下のような結論にいたったのです。

 


(問い)なぜ、おばさんは、

スカートのすそをタイツもしくはストッキングの腰ゴムに

挟み込んでしまうのか。



(答え)
(1)重ね履きの枚数が多くて、腰部が複雑化している。

                      (違和感の常態化)

(2)出先でトイレに行く回数が増えている。

                    (危機遭遇確率の増加)

(3)スカートの後ろ、お尻部分に対する意識が鈍化している。

(ミニスカから下着が見えないかしらん?的な防災意識の低下)



いかがでしょう、この分析。加えて対策をひとつ。

トイレを出るとき、お尻をさっとひとなでする。以上。


みなさまのお役に立つことをお祈りして失礼します。



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【今日の内容に関連する記事】あ、このときにも紛争が(笑)イラストで解説しています♪
ローライズと防寒、の紛争。

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「上質なものでなきゃ」と思うと行き場をなくす?オシャレ心。

 

いやあ。前記事では、わたくしの重ね着の順番で

みなさまを驚かせてしまったようで大変、失礼いたしましたー。

しかし、あれですよ。わたし、上半身はいたってちゃんとしていますよ。

ブラの上にヒートテックのシャツ。以上。

ヒートテックの上にブラをしたことはありませんからね(キッパリ)。

 

まあ、そういうわけで、

自分の予期しないところで、おばさんぶりを露呈してしまいましたが(笑)

わたし、ずっと思っていましたよ。(ここから話題が変わりました)

 

 

ある程度の年齢になったら、上質なものを着なければ、と。

 

 

 

いや、もちろん、全部が「上質」でなくてもいいんでしょう。

安いものもあれば、高いものもあって、

それを上手にミックスする、みたいな。

その金額差が大きい方が、なんか、ちょっと自由で素敵だったりとか。

 

それはつまり、こういう縛りですね。

 

 

若くなくなったら、

それなりの質のもの

(ズバリ、それなりの値段のもの)を着るべし。

肌も、体型も崩れるんだから、

ちゃんとしたモノを身につけないとダメなのである。

 

 

うん。これは、たしかに正しいんでしょうし、

できれば、それを守るに越したことはないんでしょうけど、

正しいがゆえに、それができない場合に、

ある種の虚無感・だるさ・意気消沈感を引き起こすことがわかりました。

どんな感じになるかというとですね。

 

 

「高いもの」が買えないのに、

「安いもの」を買うこともためらってしまうという、

抜け道のないジレンマをつねにかかえているため、

「買い物を楽しむ」という喜びと創意工夫が次第になくなっていく、

という症状です。

 

 

いけません。いけません。

それは、いつか好景気が来るだろうと

満たされないまま物欲重視の人生を送りつづけるのと同じじゃないか。

もう、あんた、いい年だろ。こないよ、そんな変化。

はい!わかりました。

 

 

わたし、「上質縛り」から抜けますっ!

 

 

と心のなかで、ひとり芝居を熱演した結果、

そのような結論を導き出したのです。

 

 

「上質縛り」から抜けるというのは、

「高いもの」を否定することじゃありません。

「安いもの」をちゃんと堂々と気品をもって買うということです。

そこに「こんなものしか買えない」という

ネガティブな感情を入れないということです。

大切に吟味して買う。

自分なりの物語を見つけて慈しみながら使う。

 

ユニクロさんだって、そうでした。

食器でいうなら江戸時代の「くらわんか茶碗」みたいな存在じゃないですか。

庶民の味方。もっと慈しみなさい>わたし

 

ま、気の持ちようといえばそうだし、

「とっくにその精神でやってます!」という人もいるんだろうけど、

わたしは、結構、とらわれていたかも。

 

「上質縛り」から抜ければ、

ちょっと視野も広がる気がするんだなあ。

 

なんていうのかなあ。もう、自分で「上質にしちゃう作戦」?

いまの自分を受け入れないと、やっぱ、なんにも始まらないんです。


---------------------------■ 別冊もやっています ■----------------------------
■今日は、YUKKEさんが描くメキシコの「お母ちゃん」という生き方。「つまみの『帰って来たゾロメ女の逆襲』」も人気です♪
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【今日の内容に関連する記事】ブログを始めたころの記事♪こちらもどうぞ!
安い服しか買えないジレンマ

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おしゃれの「最適解」は人それぞれ。そのことを楽しみたい。

 

このブログでは、昨年10月に「今日のこていれ」という

メイクを中心にした「自分にテコ入れするための小さなお手入れ」的

シリーズを掲載しました。

(あのときは、すごくたくさんの方に読んでいただきましたー。

ありがとうございました!)

 

その中でも「ビューラーは顔の角度!」は、

わたしのお気に入りなんです。

 

知っている人は知っているかもしれないけれど、

知らない人にとっては、目からウロコの情報。

簡単で、すぐにできて、しかも効果抜群!

バッチリメイク派も、ナチュラルメイク派も、たまにしかしない派も

メイクの濃度や頻度や好みに関わらず、応用できる。

好き。こんな情報。しかも、「やってみよう!」って気になるし。

 

わたしが「別冊 どうする?40代からのファッション&生き方」という

ウェブマガジンをはじめたことはご存知の方もいると思いますが、

そこでも、こういう、応用範囲の広い情報を載せたい。

しかも、「あ!」とひらめいたら、すぐやりたくなっちゃうようなものを

載せたーいと思っていました。

 

せっかく、だれからも頼まれたわけでもないのに、

いろんな人に協力してもらって、

いろんな人に登場してもらえるウェブ上の遊び場を作ったんだし。

そういうファッション情報を載せたーいと思っていました。

 

で、この方にお願いしたんですね。→(この方です

TOKYO FASHION.comでも紹介されていて

私の周りではツイッター上でも話題になりました。

そのときの写真はこちらです。→(こちらの写真です

(love it!とか So stylish!とコメントされていますね、世界の人に)

 

 

「白髪とコントラスト」

という連載をしてもらえませんか!?と頼みました。

(いつもながら突然の依頼です)

 

 

翌日、「いやあ、文章は苦手なんです・・・」

という丁寧で控えめなお断りの文章とともに

こんなことが書かれたメールを受けとりました。

 

------------------------------

(この前に控えめで正直な理由が書かれています)

ヤフオクでも5000円以上は手を出しません。

化粧品も買いません。

全身(頭・顔・体)マジックソープで洗うだけの簡素なものです。

赤い口紅だけは欠かせませんが、

理想は娘が使っているシャネルですが、私は「ちふれ」など使ってます。

美容院も行かずセルフカットです。

アクセサリーもほとんどつけません。

こんな私なので、皆さんの参考になるようなものは何もないと思われます。

本人が一番トホホですわ~~(>_<)

------------------------------

 

いやいやいやいや。そこそこそこそこ。

その、一行一行に書かれていることをもっと知りたい。

ちふれ、なんだ。そうか、そうなんか。品番は何やろー。

ヤフオクでどうやって好きなもの探すんやろか。

セルフカットって今年の芥川賞作家の黒田さんと同じ手法だ。

どうやって切ってるのかな?知りたいな。

しかも、お金がかかっていないみたいだし。

そのかわり、工夫をいっぱいしているみたいだし。

そして、すごく楽しそうだし。

 

わたし、あきらめませんでした。

手を変え品を変え、お願いしてみました。(しつこいな 笑)

 

で。

 

 

「Tomi*さんの最適解。

・・・白髪とコムデギャルソンとヤフオクと」

 

というコーナーが生まれることになったのです!(ねばり勝ち!)

私たちの質問にTomi*さんが答えてくださるQ&A方式だから、

きっと読みやすいと思います。

 

白髪にする気はなくても

おしゃれの方向性は違っても

年齢に多少の違いがあっても

好みの違いはあっても、

「おお、そんな方法があったか!」ってヒントになる。

「わたしも、自分のやり方でやってみよう!」とひらめく。

「そんな探し方があったか!」とうれしくなる。

そんなふうに読んでいただけたらいいなあと思っています。


「最適解」は私たちが考えたタイトルですが、

数学用語のようで、平たくいうと、

「ある条件を満たすうち、

ある数値をもっとも大きくする解」

「もっとも的を射た解答。趣旨を外さず端的な解答」

という意味のようです。なんか、いい言葉だなあと思いました。

 

おしゃれの「最適解」は、人によってそれぞれ。

それぞれの人生や歴史や現状を織り込みながら、

自分なりの「最適解」にいたる道を楽しめたらいい。

そして、その隣りを歩く気のいいおしゃべりな友だちみたいに

「あ、これいい!」とひらめく、

「わたしもやってみよう!」と感じるイメージソースを

別冊には、気楽にいろいろ掲載できればいいなあと思っています。

 

というわけでTomi*さんのコーナーは、ただいま製作中でごわす。

不肖カリーナ、やや仕事でバタバタ中でありまして、

思うようにはかどっておりませんが、

近日公開をめざしちょります。

(お楽しみに!って言わないようにするんだと書いたけど

ここは言っちゃいますね。楽しみにしていてください。)

 

今日の別冊は、2つのコンテンツが更新されています。

読者の方の投稿に中島さんがイラストを描いた秀作も。

明日は、「YUKKEの今日もラテンステップ」。

メキシコの「ほめる」パワーについて。ぜひ、ご覧ください。



【今日の内容に関連する記事】びっくりするほど「拍手」されていました!
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子どもは「人間の小ささ」を見抜くプロだからなあ。

 

小学校3年生のときの担任の先生は、

当時40代後半ぐらいの女の先生で、

下校前には、あまり上手でないオルガンを弾き、

あまり上手でない歌を歌ってくださり、

それに合わせて私たちも歌を大声で歌わなければならず、

ダメ出しも長くて「まいったなー」と毎回、思っていました。

 

ある日、友だちの家で遊んだかえり、

酒屋さんの前を通ったら、

のれんの向こうでワンカップの日本酒を

グイグイと一気飲みしている先生の姿が見えました。

 

 

あ、先生だ。

 

 

と思いました。

 

子どもながらに、「そういうこともあるんだろう」と思いました。

なんかよーわからんけど、

先生に「昨日、見ました!!」とは言っちゃいけんぞとも思いました。

(飲んでいる顔は学校で見るどの顔よりもキマッてました)

 

 

そんなふうに先生っていうのは、

人間の陰影というか、

どっちかっていうと「小ささ」を教える存在なんじゃなかろうか。

その意味で大変に因果な商売というか、

引き受けていただいてまことにありがたいというか。

 

 

教えるって行為が「正しい」もんだから、

どうしても存在の「卑小さ」が目立つ。

どんなに器の大きい人でも目立つ。


 

わたしなんか、いつだって

「この先生は、最後の最後、逃げるタイプだな」とか、

「この先生は、いろいろなことが面倒くさいんだな」とか、

「この先生は、あんま、この仕事、好きじゃないな」とか、

そういうことを、もう、感じまくっていましたもん。

 

 

でも、その合間から、かすかにのぞく、温かさ、やわらかさ、面白さ、

なんだかいっしょに笑ってくれそうな気配、

わたしの言葉を聞いてくれそうな雰囲気、

自分が間違ったら「ごめん」って謝ってくれそうな感じ。

本当は面倒だけど、しぶしぶでもつきあってくれそうな人のよさ。

そういうものを探し出して好きになりたい。

ほんとにもう、好きになりたい。

先生にも好きになってほしい。できうれば。

そんなふうに思っていたなあ。

 

 


一点のくもりもない敬意なんて

どの先生にも(どの大人にも)、

一度も、もったことないですよ。

 

 

 

でも、ごちゃまぜの、不純物たっぷりの敬意みたいなものはあるんですね。

酒屋さんで一気飲みしていた先生に対してもそれなりにある。

「ああ、あの人もつらかったんだ」

「でも、がんばっていたんだ」・・・みたいな、

そんな想像の過程を経て少しずつ、

いろいろな大人に対して敬意が熟成される。

 


自分の親だって、その「小ささ」と「せこさ」をわかった後のほうが、

敬意も深まったもんな。

偉かったと。小さかったけど偉かった、よく生きた。がんばったと。

「卑小さ」を理解せずして敬意なし!と言いたい。

 

 

昔からずっとそうで、いまもそうですが、

「しつけ」とか「威厳」とかにことさら積極的な人が苦手なのは、

「透けて見える自分の小ささ」に鈍感だと感じるからかも。

 

 

自分という人間の「小ささ」が露呈していることに

正直かつ真摯な大人から学びたいです。

わたしは。

すでに大人になっちまっているけども(笑)

かつての子ども代表として。



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前回の記事でお知らせした
「Tomi*さんの最適解。・・・白髪とコムデギャルソンとヤフオクと」は、
あさって2月21日11時公開です!
これまでの別冊にないビジュアル重視のページですよー。
ぜひ、ご覧ください。ほかの記事は今すぐに。→こちらからどうぞ!
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【関連する記事】こちらは病院の先生ですが、先生つながりで(^_^)
感情の「ひとつ手前」に伝えるべきことはあるのかも。

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「ボケてない老人」を姉と二人で研究してみたら。

 

うちの母は、認知症なので、

姉との会話には、しばしば、「どうすれば、認知症にならないか」

「なぜ、母は認知症になったのか」

「わたしたちは、なるのか」といった話題が登場します。

 

わたしは、そうでもないけれど、

姉は、わたしより一回り年齢が上ということもあり、

「ボケないための」系知識は人一倍豊富です。

ってか、さまざまな行動規準のひとつに

「これをやっていたらボケるのでは?」というチェック項目が入っています。
食べ物しかり、勉強しかり、交友しかり、外出しかり。

 

 

しかし。

 

 

どーも。ことは、そう単純ではないぞ。

という結論が、わたしたち姉妹の

ここ7~8年のフィールドワークから導き出されようとしているのですよ。

 

 

たとえば、実家の近くに住む95歳のTさん(女性)は、

50代のころから、夕方の時代劇再放送が大好きで

「あ、あれを見なくちゃ!」と言ってはそそくさと帰り、

そりゃ、びっくりするほど出不精だったが、いまも、ボケてない。

 

80代のオバも、

「おばあさん」と呼ばれる年齢になってからは

ずーっとテレビばっかり見ているようだが、

こちらも、ボケる兆候はなし。

 

わたしの友人の80歳のお母さんも、

これといって向上心があるようには見えず、

遊びに行っても、もっぱらダラダラお過ごしのように見えたが、

いまもってボケたという報告はなし。

 

 

遺伝だろ?という解釈も可能なんでしょうし、

ま、結局、運命よ、という解釈も可能なんだろけど、

どーも、「ダラダラしていてもボケない」人には

ひとつの特徴があるように見える。

それは、

 

 

「ダラダラ」を「ダラダラ」と解釈していない。

 

 

といえばよいでしょうか。

 

 

「ダラダラ」を「ダラダラ」と解釈しないことによって

自己嫌悪に陥りにくい。自分を責めない。

 

 

といったらいいでしょうか。

 

傍から見れば、ダラダラしているのだが、

それは「楽しみなテレビ番組」であったり、

「勉強になるテレビ番組」であったり、

「あれは、よかもんねー的番組」(←長崎なので)であったりしていて、

別段、解決すべき問題として認識されない。

 

刺戟を求めて外に出ねば!とか。

好奇心を失わず、いくつになっても挑戦せねば!とか、

そういった「ネバ感」が低いので、

当然のことながら「納豆を食べネバ!」というような

「ネバ系食べもの」への信仰もそれほど強くない。

 

暇つぶしが上手。というより、

人生が元来、やや、暇つぶし的??

 

年をとると、ふとしたときに

なんともいえない孤独感に陥るので、

「暇つぶし」の手段を何重にも用意していくのがよいのかもしれん。

 

 

いわば、

茫漠とした寂しさに落ちないためのセイフティネットの

自前化ならびに重層化作戦。

 

 

テレビ番組しかり。

DVDしかり。

漫画しかり。

ゲームしかり。

 

 

ダラダラものでオーケー。

教養ものでなくてオーケー。

 

上手に暇つぶしして、

「ネバ感」にさいなまれず生きる。

 

 

「そっちのほうが、ボケても後悔ないんじゃない?」


 

なんてことをフィールドワークの研究成果として話していたら、

やや寂しいモードだった姉が、なぜかものすごくホッとしたようで、

「そうね!韓ドラも見たかだけ見てよかね!」と言っていました。

それでよか、と思います。




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★明日(2月27日)の別冊は、「中島のおとぼけ七五調」
前回に続き、読者の方の「歌」を中島さんがイラストで臨場感たっぷりに
表現しています♪ぜひ、ご覧ください。
こちらの記事でお知らせした
「Tomi*さんの最適解。・・・白髪とコムデギャルソンとヤフオクと」も、
あさって木曜日11時公開です!先週は、びっくりするほどたくさんの方に見ていただきました。ありがとうございます。
まとめ読みもこちらからどうぞ!わたしの記事もありまーす。
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【関連する記事】こちらもどこかしら共通する内容かも♪
「お勉強」を断捨離する!

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「何となく、やる気になった」は、理想的な学びだなあ。

 

たとえば、久しぶりに友人の家に遊びに行って

あれやこれやと話して帰ってきたら、

その翌日、俄然、家の中の片づけに燃える!なんてことがありませんか。

 

べつにその友人と「片付けと収納」について語り合ったわけでなく、

その友人に何かをレクチャーしてもらったわけでもない。

ただ、あれやこれやとおしゃべりしただけなのに、

その友人の暮らしぶりにどこかで刺激を受けていて

なんだか、やる気になっている自分、みたいな。

 

オシャレなんかもそうですねー。

 

身近な人が、「あれ?今日は素敵!」と思うと

わたしも、ちょっと工夫しようと思う。

 

ほめられてもそうだなあ。

「うん、もっとやろう!」と思う。

 

そんなふうに、

なんとなく場の雰囲気や、その人の姿勢から

いろいろなことを学んでいて、刺激を受けていて、

それが、やる気につながる。

そういう「学び」っていちばん、楽しい。

いちばん、自然でうれしいと思います。

 

それとは逆に

会うたびに「これはこうしたほうがいい」と言葉で教えられると

なかなか、やる気につながらない。

 

何人かで集まって、場の雰囲気が、

知っていることや

やっていることの

プレゼン大会みたいになって、

 

「最近は、これをやっている」

「こうしたら効果が上がる」

「これ、知っている?」

「あれは、知っている?」

的なことになって、

次々に成果発表をするみたいな展開になると、

わたしはやや立ち往生してしまう。

 

 

ああ、この流れ、できるだけ早く終わってほしいなあと願う(笑)。

 

 

でも、不思議なことに、その帰り道には、

何か刺激を受けていたり、何かを学んでいたりするんですよねえ。

言葉で「教えてもらったこと」や「披瀝してもらったこと」じゃなくて、

ときには、それを含めた、その人の全部から。

その場の何がしかから。

たまたま、目に入った指先から。

 

あれかな。

言葉で教えなくても、

わたしたちは、すでに、
目の前の人に何かを教えてもらっているってことかな。
自分もきっと教えているんだろうなあ、いろいろ。(反面教師的にも)

 

友人たちを思い浮かべても、

そんなふうに思うんですよね。

言葉って「教える」には案外、不向きなものなのかもしれませんね。



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「Tomi*さんの最適解。・・・白髪とコムデギャルソンとヤフオクと」
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歪むのは骨盤だけじゃない、問題。

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