老舗に学ぶ「攻めのエイジング」と「みかんの皮哲学」

 

観光地の格を上げるのは、お菓子屋さん。

 

 

どこそこのお寺や神社や風景なんかを見る

おいしいと評判のお菓子を買う

 

 

この歴史と甘味のコンビネーション。

物見遊山と食欲さんの相乗効果。最強。

 

なぜか、「佃煮」とか「干物」とか「伝統小物」とか、

そういったものじゃダメなんですね。

いや、それもいいんですよ。それもないと困る。

いいんですけどスイーツほど盛りあがらない。

ウキウキしないというのかなあ。

 

ティータイムに

旅のお土産話といっしょに盛りあがれる点も

スイーツの魅力。お土産にもしやすいしね。

 

有名観光地に有名スイーツ店(和洋を問わず)

そこに、伝統がついてくれば文句なし。パーフェクト。

 

 

oumihatiman

滋賀県近江八幡市。濠をいく舟と新緑が美しいまちです。

 

 

わたしが、「名所旧跡」なら、

近くに風情のある、おいしい和菓子店や

洋菓子店があってほしいな。

そして、賑わいと格と

ちょっとした「甘さ」を添えてほしい。

スイーツで、みんながニコニコしている顔を見ていたい。

 

あれですね。そういう老舗系人気お菓子店は、

不思議なことに、その観光地名を冠したお菓子を

あまり売っていないですね。(なかにはあるんでしょうけど)

 

〇〇銘菓 ○○まんじゅう

〇〇名物 ○○の夢

 

とか、そういうダイレクトネーミングもの。

まあ、わたしが「名所旧跡」でも、

そういうネーミングは避けてほしいかも。

「もちっと考えなさい。あんまりおいしそうじゃないよ」と

説教したいもんな。

 

そういう、どちらかといえば安直な関連づけより、

店のしつらえや接客、商品のパッケージなんかで

「ああ、この土地だから、これね!」という納得と感動を

つくり出してほしい。

名所旧跡としては、それを、陰ながら全力で応援するだろうな。

八百万(やおよろず)の神様とか、総動員して。

 

 

そんなわけで、いつもながら、老舗のお菓子屋さんからは、

いろいろなことを学ばせてもらっています。そういえば、

この記事では、人気老舗にエイジングの極意まで学んでいました

 

 

で・・・今年も滋賀県近江八幡市の「たねや」さんと

その洋菓子部門の「クラブハリエ」さんに、

「攻めのエイジング」について激しく学ばせていただいたのです。

 

「老舗」という立ち位置におさまりきれない商売の凄味すら感じたので、

帰宅後もいろいろとネットで調べてしまったほどです。

 

 

himurejinja

日牟禮八幡宮。周辺環境も「たねや」さんが整備したんだそう。

 

 

すると、あるんですねえ。名言が。

おっしゃっているんです。歴代の社長が。

 

 

「理想はみかんの皮。見ただけで味がわかるし、

土に埋めたらゴミにならない。

過剰な事業が何一つない究極のパッケージです」

「店を出すときには、神社仏閣やお城の近くなど、

揺るがないもののそばに出します」

プレジデントオンラインより

 

 

和菓子、洋菓子ともにパッケージがビシーッと決まっているのは、

「みかんの皮哲学」があるからなんだと納得したのです。

 

さらに日牟禮八幡(上の写真です)の両脇に和洋の店舗があって

「老舗感」を激しく醸し出しているんですが、

この地での開店は、平成11年。

現在のかたちになったのは、平成15年。

もちろん老舗ではあるのですが、

この他を圧する伝統感・老舗感は、後年、演出されたものなんですね。

「ゆるがないもののそば」でつくりだされた

新しい魅力でもあるのです。

 

 

いやー、まいった。まいった。

 

 

攻めのエイジングは、「みかんの皮」哲学から。

伝統だって作りだす気迫があってよし。

 

 

・・・とここまで「自分が名所旧跡なら」と想像をふくらませてきましたが、

はたと考えました。

 

「自分が自分なら、どうだろうか。

どんな装い、演出をしたら、自分は喜ぶだろうか」と。

 

ずっーーーと自分のはずなのに、「はて?」と考えてしまいましたよ。

もう少し、「自分が自分なら、何をしてほしいか」について

じっくりと考えてみなければなりません。



守りに入るのは簡単だけど、
攻めの姿勢って、なかなか難しいのよね。

■今日はこちらにも書いています。よければどうぞ♪⇒


【関連記事】こちらも老舗から学んでいました。やっぱり、深いですね~♪
老舗社長は語る。「センスは暖簾だ」

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昔の「フツーの女性たち」のインタビューを読む。

 

故・高峰秀子さんの「私のインタビュー」という本が面白くて、

この週末、奈良県・天川村の澄んだ川のほとりで

一気に読んでしまいました。

 

 

tenkawa

 

 

この本は、1958年(昭和33年)に高峰さんが、

「街の美容師さん」、「セールスウーマン」や

「サーカスの女性たち」、「ニコヨンさん(日雇い労働者)」、

「希交会の女中さん」など、

さまざまな一般女性たちにインタビューしたものなんですが、

 

 

わたしは、ここで初めて、かつて、この国に、

「家事使用人である女中による女中のための日本初のサークル」(希交会)が

あったことを知りましたよ。

 

 

雇い主の目を盗んでサークル活動をする女中さんたち。

そんな時代だったんだなあーー。

 

 

ベビーブームのあとですから、

当時は、もう、信じられないくらい子どもがあふれていて

子だくさんに苦しむ女性も多く、

産児調節運動が盛んに行われていたんですね。

 

 

もう、女性たちは、

避妊するにも

妊娠するにも

働くにも

何をするにも

ことごとく周囲に遠慮していますよ。

ちょうど、わたしの母世代と重なるんですが、

こういう価値観を生きてきたんだと

あらためて頭が下がる思いでした。

(なんせ、燃えないゴミがほとんどないので、

避妊具の捨てる場所に困り苦しむんですから)

 

 

あー。昔はよかったなんて言うまい。

ぜーーーったいに、たやすく、言うまい。

あー。今でよかった。今の時代に生まれてよかった。

 


と思います。

 

 

なかに「アメリカから帰った原爆乙女」というタイトルの

インタビューがあるんですね。

 

広島で被爆したケロイドを治療するために

アメリカに招かれた25人の女性のうちの一人に

話を聞いているものなんですが、

 

「原爆乙女」なんてネーミングされて注目を集めた、

この若い女性の言葉にものすごく複雑な葛藤を感じたので、

その後の人生が気になってネットで調べてみました。



ま、きっと何もないよねーと思いながら。

 

そしたら、生き生きと、堂々たる人生を歩んでこられて、

インタビューに明るくさっぱりとした言葉で答えておられました。

それも、カナダのカルガリーで。

美容師として生きてこられて。

自分の意志で日本を飛び出していたんです。

(こんなにすぐ調べられるネットもすごいな。

やっぱり、今の時代でよかった)

 

いやー。わたし、この本に登場している女性たちに

会ってみたいですよ。

もう、「おばあちゃん」といわれる年齢だろうけど、会ってみたいな。

 

バリバリの経営者や

現役の美魔女美容師さんや

優雅な奥さまや

いろいろな人がいるんじゃないかなあ。

 

毎度のことながら

これといって結論はないんですが、

高峰さんにインタビューされた女性たちが、

「元気すぎるオバサン」

「金も元気もあるバアサン」

としてあちこちの観光地や

劇場やレストランを女友達とオシャレして

闊歩しているかもしれないと思えば、うれしい。

 

もう亡くなっていても

そんな時期があったかもしれないと思うと、うれしい。

 

いい時代になったな。

いい時代に生きているな、と思います。







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【関連記事】関連しているかビミョーですが、どうぞ♪
他人は、私の「若い頃」なんてどーでもいいという事実。

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私は死ぬまでにエステに行くのだろうか、問題。

 

「は?そんなこと知らん」という声が多方面から聞こえてきそうですが、

そういうわけで、エステ未経験なまま51年。

さらに正確を期すならば、ネイル未経験なまま51年。

あと、そういったケアものって、何がありますかね。

よくわかりませんが、いずれにしろ、それも間違いなく未経験なまま51年。

 


これって、あれですか。天然記念物な感じ?

「女子力下流社会」な感じ?

「お手入れいらずの洗濯乾燥機」みたいに素敵なこと?

それとも、恥ずべきこと?

わたしに付着しているのは黒カビ的なもの?


 

・・・と冒頭から疑問形の文章ばかりを連打して

みなさんを困らせて恐縮ですが、

それだけ、自分なりのモノサシがないってことですね。

はい。ないんです(小声)。

 

美容院ならありますよ。

ショートヘアなので理想をいえば、ひと月半に1回。

それが無理でも2カ月に1回。

ものさし、明確。すっぱり。きっぱり。堂々。

 

そんなわたしが、

先日、友人3人と飲みに行ったときのことです。

 

そのうちのひとりがタイ旅行に行ってきたのですが、

 

 

生まれて初めてマッサージをしてもらった!

 

 

と言うではありませんか。

 

 

ぬぬ。マッサージ?

マッサージならしてもらったことがありますよ。このわたしでも。

2回ですけどね。温泉に付属しているマッサージコーナーみたいなところで。

そのことを言うと「ああ、そうかあ。なるほどー」という感じなんですね。

「2回だけ!?少なっ」という感じでもないんわけです。

あれれ。そんなもの?みんな、もっと行っているかと思ったよー。

 

 

そこで勇気を出して言ってみたのです。自分のエステ観を。

エステ観といっても、エステを否定するとか、

批評するとか、そういったことじゃないですよ。まったく。

もっと、平たーいことです。

 

 

「わたしゃ、マッサージも、ちょっとそうなんだけどもね、

想像上のエステも、こう、

『そんなことをしてもらうほどの人間じゃないです!』って

思ってしまうのよねー。

そんなふうに、かしづいていただくほどの人間ではありません。

わたしという人間は。ああ、申し訳ない。

とくに、フットケアとか、そ、そんな、この足に、そんなこと。

申し訳なさすぎる!!!この足だよ。わたしのこの足だよ。

いやいや、もったいないーー」みたいな。



「あんた、バカ?」と言われるかと思ったら、

「わかる、わかるーーー」と意外な反応。笑っていましたけどね。

そして、実は、みんな「披露宴前のお手入れ」以外は、

エステを体験したことがないというのです。

 

 

そう、この居酒屋の集いは、

 

 

エステ処女の集い、でもあったのです。

 

 

見方によっては、

 

 

エステ難民の集いといえるかもしれません。

 

 

哲学者・ニーチェは、

「この世には2種類の人間がいる。

知りたいと思う人々、そして、信じたいと願う人々だ。」

 

と言ったそうですが、

 

「この世には、2種類のオンナがいる。

エステに通う女、そしてエステに通わない女だ」

 

と言えるかもしれない。

 

さて、そうなると、あなたは、どちらのオンナ?

(と齋藤薫さんふうに尋ねてみる)

 

 

あ、最後まで疑問形の文章になっちまいましたね。

今日も結論はありません(笑)

 

 

★月曜日は、こちらにも書いています。↓↓↓

「エレガンスにいたる道」は、だれにでも用意されているのかもしれない。




【関連記事】美容院でも堂々としていませんでした(笑)
実録!「気取り」が露呈する恥ずかしさ。

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「夫婦でスーパーにお買い物」に見る、人生の味わい。

 

前回のエステに関する記事、

たくさんのコメントをいただきありがとうございます。

記事より明らかにコメントのほうが面白い!

 

わたしも、「ああ、そうかあ。こんなふうに考えたらいいんだー」とか

「うんうん、いっしょいっしょ」とか、

「ああ、なるほど、そうかあ!」とか

激しく相づちを打ちながら読ませていただきました。

 

 

別冊に寄稿してくださっている青蓮さんが

ご自身のブログで「最高に気持がよかったアーユルヴェーダ施術」について

書いてらっしゃって、それを拝見すると、

「ああ、こういう場所でゆったりと心身をほぐしてもらうのは

すばらしい体験だろうなあ」としみじみ思いました。

 

 

行きたいな

極上エステ

死ぬまでに。

 

 

話は変わりますが、

スーパーに行くと

いっしょに買い物に来ているご夫婦が多いですね。

うちも、週末は、よく行くんです。

 

 

たとえば、30代ぐらいの子育て中ご夫婦と

60代以上の定年退職後ご夫婦では、

ビミョーに味わいが違いませんか。

 

 

若い世代に比べて、熟年世代は、

 

 

夫婦間の「食品選びに対する納得の共有が細かくて深い

 

 

ように見受けられるんですね。わたしには、

 

 

なんていうのかなあ。

 

 

「うどんは、これかな」「そう。うどんはこれでいいよ」

「キムチは、これね」「うん、キムチはそれそれ」

「ああ、このおまんじゅう」「そう、買っておかねば、おまんじゅう」

 

 

といったそれぞれの「物品」との結びつきが深くて近い。

「定番」を選ぶ根拠が夫婦間で共有され、その都度、確認されている。

これが30代の夫婦だと

「これ、買っとく?」「そうだな。ま、買っとけば」的な感じ。

サラッとしています。

 

 

熟年ご夫妻の場合は、

自宅に帰ったのちも、きっと、

「あれは、高かったな」「値段のわりにいまいちね」

「あの、ほら、あれは売ってなかったな?」

「ほんと、見かけなかったね。よかったのに」などと

値段・品質・なじみの深さ・商品の入れ替えなどについて

あれ、と、あれ、が、

こと細かに、吟味され、比較され、評価を下されているに違いないと

思わせるに足る「買い物への誠実な取り組み姿勢」が感じられます。

(奥さんのほうが、やや、うわの空で相づちを打っているかもしれませんが)

 

 

「畳の上では死なん!」と豪語し、

母の買い物におそらくつきあったことのないと思われる父も、

晩年は「このシャウエッセンは、焼くとおいしかよ」とか、

「ポカリスウェットは病院でも勧めよった」などと、

「食品」の固有名詞といつの間にか深く親しい関係を結んでいて、

「え?お父さん!いつから?」と思ったものでした。

 

 

自分の人生、残り時間のほうが少ないなあと思うとき、

ふじっこのお豆さんや

きゅうりのキューちゃんや、

桃屋のごはんですよが、

食卓の上からこれまでと変わらぬ顔で微笑んでくれる。

ああ、君、そこにいたか。

ぼく(わたし)もここにいるよ。

気取らない関係。心許せる仲間たち。

 

 

そして食品を事細かに語ることで日々確認する

「つつましやかな毎日」のかけがえのない大切さ!!

 

 

・・・なーんて書くのはですね。

わたしたち夫婦にもその傾向が表れてきているからなのですよ。

 

 

進む、「買い物の共同事業化」。

 

 

ああ、わたしたち二人は

あんなふうにして出会って、

こうやって歩んできて、

つまるところ、ここまでしか来れなかった、という

お互いが口にすることのないビミョーな諦念とともにやってくる

買い物の共同化ならびに協働化。

 

 

切ないような可愛いような
「こんなところに面白みがあったか」というような
そんな気持ちが去来する買い物なのです。



★週末のまとめ読みはいかがですか。
アーユルヴェーダでタイプ診断もどうぞ。
別冊は明日も更新しています。独女も既女もぜひ⇒「40代独女じじょうくみ子の崖っぷちほどいい天気」


【関連記事】未来と過去の間で狂おしく動く、この心よ!
ひょっこり顔を出す、狂おしい気持ち。


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小さなところに宿る発見と、「お腹のお肉」との平和条約。

 

首を右に曲げる運動とか、

腰から上を曲げる前屈運動は、

「右に曲げるーーっ」「前に折るーーーっ」というように

」の字でいうなら

←こちら側」の縮めるほうばっかりを意識してきました。

 

 

わたしが運動音痴のせいか。

時代が古いせいか。

 

 

ま、そのどっちかのような気もするし、

わたしが単にボーっとしていただけの気もしますが。

 

 

 

a0016_000122

 

 

 

数年前、ジムに通っていたころ、

同じようにぐーっと前屈したら

「背中を気持ちよく伸ばしてー」と言われ、

首をグーッと右に曲げたら、

「左側を気持ちよく伸ばしてー」と言われて

えっ!!と目からウロコだったんです。

 

 

そうかと。

縮める運動は、反対側を伸ばす運動であったかと。

 

 

もう一度、「」の字の例をもちだすならば、

←こちら」でなく

反対側の「こちら→」を意識すると、

ぐぐぐーっと縮める苦しい運動が、

ゆーっくり伸ばす気持ちいい運動になることを知り、

あらまあ~!と思ったんですね。

 

 

縮めている ≒ 反対側を伸ばしている。

縮めているほうに注目したら苦しいけど、

伸びているほうを注目したら案外いける。

 

 

そうだったのかと。

そういうふうに考えたらいいのかと。

膝を打ちました。

 

 

この自分的大発見を人生全体に敷衍して

処世訓的なことにつなげられたらよかったんだけど、

残念ながら、それはできていないんですけどね(笑)

 

 

でも、気づきって、そんな小さなところにあるんだなあと。

今もストレッチをするとき、

「伸ばすほう」を意識すると、

気持ちよさが何割かアップするように思います。

 

 

で。先日、別冊のメールマガジンの第一号を配信したんですが、

そこでサンプル号にひきつづき、

松坂慶子さんなど「有名人の太り方が気になる」問題について

あれこれ、語りました。

(こちらからすべてご覧いただけます→

 

 

「こんなゆるいメルマガ、大丈夫か」と心配したわりには、

「おもしろかったよ」と言ってもらったり、

お褒めのメールも、ちらほらいただいたりして、

ほっと胸をなでおろしていたところ、

ツイッターで、ある方に、リプライをもらったんです。

 

 

その内容は、

「自分も(太り方だけ)『松坂慶子にそっくり!』と友人に言われる」と。

それに続けて、

 


痩せなきゃ…と、思わなくなってからの

ある種の解放感で、顔つきが幸せなんだろね

 

 

なるほど!と、またも、ここでも膝を打ったのですよ。

 

 

わたしは、この方の実物を知っているので、

「松坂慶子に似た雰囲気」っていうのがすごーくわかるんです。

なんか、やわらかいんですね。雰囲気が。

ま、きれいな方でもあるんですが。

 

 

痩せなきゃ…と、思わなくなってからの

ある種の解放感で、顔つきが幸せ。

 

 

あああ、それ、あるかもなあ~と思いました。

 

 

テレビや雑誌の情報を見ていると

世の中の女性たちは、一人残らず、

「やせたいと思っている」

「やせたいけど挫折の連続である」ように感じてしまうけど、

現実には、そんなことないんじゃないか。

 

 

食欲との兼ね合い、

健康との兼ね合い、

見かけとの兼ね合い、

優先順位を明確に定めた場合のストレスとの兼ね合い・・・

あれやこれやを総合的に考えて

「もう、お腹のお肉はこれぐらいでいきます」と

折り合いがついている人も多いんじゃないか。

(何となく・・・というかたちであれ)

 

 

世の中が「みんなが痩せたいと思っているに違いない文化」なもんだから、

スリムな友だちと会ったときなんかに、

「わたしも、痩せなくちゃー」なんて

周囲に合わせて言っているだけの人も多いかもしれません。

 

 

わたしも、

「食事量」と「お腹のお肉」の因果関係は

経験上、ある程度、把握できるようになっていますが。

入浴前の体重測定は、ほとんど、儀式。

 

 

「食欲」との攻防を激化させると消耗するので、

「お腹のお肉はこれぐらいならよしとしておいてもいいんじゃないのー」と

自分なりの平和条約を締結している気がします(笑)

 


平和条約を締結する→解放感→幸せな雰囲気
「ぐーっと体重を縮める(少なくする)」ことの反対側に
「気持ちよく伸びやか」になっているところもあるのかなあ、と思いました。


★別冊の人気コンテンツ「tomi*さんの最適解」のtomi*さんが雑誌に登場されます。そんなニュースも→


【関連記事】友とのこういう会話も味わい深し~!
電話の最後に「太った?」と聞く、気持ち。

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「おばちゃん?おばあちゃん?」の衝撃に始まって、4周年。

 

ここんとこ、ブログの更新頻度が下がっているし、

コメントの返事も遅れているし(大変、申し訳ありません)、

これでは、いかんなーと思いつつも、

何せ、単調な日々を過ごしているので、

それほど、めくるめく話題もなし。

 

 

そうだ。何回かに分けて、

過去の記事を発掘しよう!

 

 

と思いつきました。

 

 

というのも、ブログって最新記事がトップに来るので、

読者のみなさんのなかには、「過去記事を知らない」という方が

意外に多いんですよね。

もちろん発掘するだけじゃつまんないから、

後日談とか、時間が経って思うことなんかも

つけ加えていきたいと思います。

 

 

わたしが、ブログを始めようーと思ったのは、

2009年の5月。47歳のときでした。

 

 

最初の記事は、これです↓

 

 

47歳って「おばちゃん?おばあちゃん?」

 

 

文章が、「いやあ、傷ついた」で始まっていますね。

(よっぽど傷ついていたんでしょうねー 笑)

 

 

そう。今、思い出してもショックでしたよー。

 

 

詳細は、記事を読んでいただくのが一番いいのだけども、

仕事帰りに小学校1年の女の子ふたりに

「おばあちゃんなのに、ブーツはいてるー」と言われて

「えええーーー。おばあちゃん!?

おばちゃんではあるけど、そりゃ、ありすぎるほどあるけど、

おばあちゃんには、まだ、間があるはずんじゃないの?

もう、おばあちゃーーーんなのーーー!?

ああ、これから先の人生に、希望なし。」

 

 

という衝撃から、このブログは始まったのです。

 

 

当時、自分がどんなふうに

これからの時間を歩んでいけばよいのか、

迷っていたんでしょうね。

 

 

なにを迷っていたんだろうか。

なんというのか、もう、いろいろ、これまでになじんできたものが

通用しない世界に入っていく感じかなあ。

服とか、髪型とか、まあ、たとえば、(もともとないけど)恋のようなものも。

いろいろ、いろいろ。

少し寂しくもあったな。

 

これは、そのひと月ぐらい後の記事ですが、↓↓

 

 

40代。スタイルのある生き方へ。

 

 

に書いているようなことが

正直な気持ちでしたね。

(この記事、200以上の拍手ボタンがついているから

似たような感覚を抱いている人が多いんだろうなあ)

 

 

その頃、金子由紀子さんの

 

 

40代 フツーのオバサンのファッション大研究!

 

 

というブログを愛読していました。

現在は更新されていないけど、

でも、いま、読んでも面白いと思います。

金子さんの著書も好きでよく読んでいます。
(もう以前の記事なので、今はお考えが変わっているかもしれません)

 

 

特に、

 

 

オバサンに必要なただ一つの要素

 

 

 

という記事に感銘を受け、

「そうだ!威厳だ!威厳方向で行こう」と決意。

夫にも「わたしは、これから威厳でいくよ」と宣言し、

メガネを変えたり、髪型を変えたりした記憶があります。

 

 

威厳は、いまも手に入っていません。

 

 

じゃあ、何か手に入ったのかというと、

自信をもって「これ!」とは言えないのですが、

あのとき、自分を変えようと強く思ったこと、

なにかと決別して、

前を向こうと思ったことは覚えていて、

自分の人生のなかで

それほど多くないターニングポイントのひとつだったなあと思います。

 

 

ブログは、これからも

つまらない時期が長く続いたり、

何か、大きな出来事が起きて俄然面白くなったり、

面白くならなかったりするのかもしれませんが、

どこかで、わたしのような誰かが、一人でも、

「ああ、これこれ。こんなブログに会いたかった」と

思ってくれればいいなあーと願っています。
ブログって孤独な人どうしが静かに出会える場所じゃない?

 

 

というわけで、

この過去記事の発掘と再考、もちっと続けまーーす。

 

では!


★こちらでもブログの言葉を違う切り口から紹介しています♪→

【関連記事】この頃、一人か二人の方が読んでくださってました。感謝。当時は、ちょっと言葉がきついなあ。
誰に見てほしくてオシャレする?

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「家事」と「熟年離婚」の関係。多くの共感を得ました。

 

昨日から4周年記念に過去の人気記事をひっぱりだし、

「ああ、ここが今と変わっている!」とか、

「これは、さらに深まっている!」などと

あれこれつけ加えたり解釈しようという

本当に面白いかどうかはちょっと疑問の企画を始めています。

 

 

熟年離婚。妻から言い出すワケ。

 

 

これは、約4年前の6月の記事ですが、

書いた当時は、読んでいる人がほぼだれもいなかったので

シーンとしていました。

その後、「あれ、わかるー」などと言われることが多かったです。

 

 

-------------------------------------------------------------------------

 

多くの女性たちは、淡々とこなしているふりをしながら家事に携わり、
怒りや迷いや悲しみを何度も何度も何度も何度も反芻し、
自分の過去と現在と未来を何度も何度も行きつ戻りつ、
その繰り返しに自分自身もほとほと飽きたころ、
離婚を決めるのかもしれないなあ。

 

-------------------------------------------------------------------------

 

 

・・・なんて書いていますね。

これは、そんなに、はずれていないんじゃないかなあ。

 

 

たとえば、自分の下着を洗濯して干してたたむときも、

「ああ、そろそろ新しいものを買わないとなあ」とか、

「少しはキレイな色も着ないと、女っぷりがあがらないわー」

なんて自分自身の毎日に思いをはせ、

ときには、これまでの人生まるごと反省して

落ち込んだり、発奮することがあるように、

 

 

洗濯という一連の行為は、

夫や息子や娘や母や父や、そのほか、だれであっても

その下着や服を身につける「人」の行動や暮らしぶりや自分への対応の細部を

思い返すことにつながり、

思いをはせることにつながり、

その人と自分の関係を反芻することにつながる。

 

 

同じく、掃除であれ、料理であれ、

そういう性質があるように思います。

 

 

 

家事は、それがよい感情であれ、憎悪であれ、

家族一人ひとりを「思う」時間を重ねることであり、

家事をまったくしないことは、

家族のそれぞれを「思わない」時間を重ねることでもある。

 

 

家事、育児って、ハッピーな思い出だけを編むんじゃない。

陰影のある複雑な織物を編むのですよねー。

それって、思索を深めるってことなのかもしれません。



こちらも合わせて読んでいただければ、
より一層、おもしろく思っていただけるかもしれません。
(わたし、ずーっと同じこと言ってるな。成長なし(-.-)
↓↓
家事は、「情念の織物」でもある。



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★明日、土曜日11時は、人気の「四十路独女じじょうくみこの「崖っぷちほどいい天気」です!

【関連記事】これも、初期の人気記事です。最初にコメントをいただいた記事のような気もします。
主婦が美しいファッションは?

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「プレ閉経商品」、もっと充実してもいいんじゃないか。

 

ブログを始めて4周年を迎えたため、

過去の人気記事を発掘し、

そこに新しい情報をつけ加えようという自主企画を開催中です。

 

 

こんにちは!カリーナです。

 

 

月ごとに記事を振り返っているのですが、

2011年7月の人気記事は、

 

 

40代後半の生理不順。「立ち上がりがヤバイ!」

 

 

閉経までのドタバタ劇は、

この記事前後にも書いていますが、

「大量出血」に悩んで

この記事にたどいついた方が多かったようです。

その心中、お察しします。

 

 

記事を書いた時から、約4年も経っていることだし、

「プレ閉経商品なんかも、充実してきてるんじゃないのー」

「もう、隔世の感があるんじゃないのー」と思い、

ネットでいろいろ調べてみました。

 

 

が、

 

 

変わってませんでした。

状況はちっーーとも変わってません。


 

情報サイトはあるにはありますが、

 

・おおまかな閉経時期と症状の簡単な解説

・プレ閉経の症状には個人差あり。

・ホルモン補充療法を勧めたり、いや、待てと言ったり。

・閉経後の性交渉についてのあれこれ

・閉経後の骨粗鬆症などの健康問題&美容問題

 

 

などの解説が、他人事な感じで書かれているだけ。

 

 

友人たちとあまり語り合うこともなく、

「閉経なのかなあ」とひそかに心配しつつ、

不便をガマンしている女性が

相変らず多いんだろうなあと思いました。

 

 

ぜひ、日本の技術力あるメーカーさんには、

「プレ閉経商品」を開発してほしいですね。

最適で快適なナプキンとか。

あと、黄体ホルモンやエストロゲンなんかを

自宅で簡単にチェックできる検査薬なんかも

登場するといいんじゃない?

 

 

今回、この記事のために、ちょっとだけ調べてみたんですが、

「立ち上がりがヤバイ!」というような大量出血に悩む女性は、

「エリス ウルトラガード クリニクス」という

過多月経専用ナプキンが比較的、いいらしいですよ。

(ドラッグストアでは見かけないですね)

 

 

↓100を超える数のレビューが読みごたえあり。

 

 

プレ閉経商品が、あまり出回らない背景には、

女性たちが積極的に閉経を語ろうとしないことがあるのかも。

そのあたりのことも最近、書いています。

みんな静かに閉経を乗り越える。偉いと思います。

 

 

この記事を書くまで知らなかったのですが、

今年、詩人の伊藤比呂美さんが、

著書を出しておられました。

 

 

その名もズバリ「閉経記」。

 

 

読まねばなりますまい。

そして、紹介せねばなりますまい。

 

 

「義経記」など戦記物みたいなタイトルが、

興味をそそりますね。

すでに「読んだよー」という方は、感想を聞かせてください。
もちろん、わたしも読んでみます!

 



★今日はこちらにも書いています⇒悩み多き熟年夫婦、体験農園で悟る。信頼関係の根っこのところに肩書はいらない。

【関連記事】この気持ちもわからないではありません。
増加中?閉経を認めない症候群。

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バブル世代向けファッション誌、創刊。え?私世代ってこと?

 

こんにちは!カリーナです。

先日来、過去の人気記事をピックアップする企画を継続中です!

 

 

2009年10月の

 

 

求む!等身大の女性ファッション誌

 

 

この記事は書いた当初から

すごく反響がありました。

 

 

でも今読むと、隔世の感!

 

 

あれから4年弱の月日がたち、

いろいろな女性誌が廃刊になったり、

創刊されたりしましたもんねー。

 

 

この記事の少し後に

宝島社の40代向けカジュアル誌「GLOW」が出たんですよねえ。

 

 

そしていま、また40代から50代前半女性向けの

女性ファッション誌が創刊ラッシュなんだとか。

 

 

「DRESS」に続いて

世界文化社から「GOLD」が間もなく登場しますね。

 

 

なんか、タイトルがみんなピカピカですねー。

 

 

話があまりにもガラリと変わって恐縮ですが、

先日、NHKで放映されたカネミ油症患者の現在を追う

ドキュメンタリーを見ました。

 

 

登場する女性たちは、みなさん、

それぞれの困難を乗り越えているのですが、

前栽に水を撒いていたり、

古い住まいのちゃぶ台で話をしたり、

適度に清潔で、適度に散らかった台所で食器を洗ったりしていました。

 

 

そんな様子をじっと見ながら、

ドキュメンタリーの本筋とは違うところで、

「こうやって毎日、しっかりと生きてきた人たちなんだなあ」

と感じ入ったのです。

 

 

わたしが、日ましに、

ドキュメンタリーに登場する家を見るのが

好きになっていることにも気づきました。

 

 

何スタイルときっぱり言えない家。

習慣が年月となって空間に蓄積している、少し雑然とした家。

随所に、そこはかとなく家族のうちのだれかの停滞が見える家。

勤勉さと怠惰さが、日常生活の継続に支障なき程度に共存する家。

 

 

 

どの家も、どこか危うげで、

そのせいか、うっすらとなまめかしく呼吸しています。

幸せと不満の配合具合が、それぞれの家の個性です。

 

 

女性ファッション誌という「ショールーム」を飾る、

恋愛も、充実も、仕事も、輝きも、遊びも、挑戦も、

出産も、自由も、残年贅沢も、こなれ華やかも

おおよそ、すべての「現実の家」と比べると

無害で役に立たないおもちゃ、なんですね。

あたりまえだけど。

 

 

憧れを詰め込んだ新居が汚れていくことを

自分以外のだれも防げないように、

憧れを詰め込んだ人生の不全感を

自分以外のだれも解決してくれない。

 

 

それでも「言葉」の力は大きいから、

ファッション誌の表紙に踊る言葉を見るだけで、

毒気にやられることだってあるんです。

ショールーム的人生があるんじゃないかと錯覚する。

弱っているときなんかは、とくにね。

 

 

まあ。もう、いい年ですから、

いつまでも「バブル世代」とくくられることにご遠慮申し上げ、

「華やぎ」や「充実」や「輝き」などの言葉の毒気にやられたら、

苦笑とともにできるだけ遠くへ投げ返し、

風通しが多少悪かろうと、窓を開け放って、

自分の人生の「湿度」と向きあうのがいいんじゃないかなあ。

 

 

ジャンクフードが美味しいように、

ときには、毒気がほしいので、

斬新な言葉で過度に女性の人生を応援してくれる

ファッション誌はありがたい存在ですけど。

 

 

それにしても、創刊時に女性編集長

前面に出るケースが多いですが、どういう意図なんですかね。

写真はものすごく多くを語るので、

わたしなどは、「ドキュメンタリーの家」同様に

いろいろ感じとって取扱いに困るんだけど、

それでいいのかなあ。



残念贅沢⇒残年贅沢に修正しました。Oさん、ありがとう!


★みなさんのお母さんはどんな人ですか。この記事の「母はかなり手ごわいですよ!⇒〈 晴れ 時々やさぐれ日記 〉 ああ、「エレガンスへ至る道」②。母とわたしのあいだ

【関連記事】宝島社の付録つき雑誌がすごく新鮮だったころですね~♪
さよなら!年代別ファッション誌。

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今さらだけどデニムのロールアップ、折り方の正解を探してみる。

 

ブログを始めて丸4年がたったので、

過去の人気記事を振り返りつつ、

新しく「こんな情報、見つけたよー」とか、

あれから、「年を取ったから考え方が変わったよー」などと

つけ加えられることがあったら

つけ加えようという企画をひっそりと続けています!

 

 

ジーンズと靴の繊細な関係。

 

 

ロールアップの分量と靴とのバランスについて

あれこれ書いた記事ですが、

それなりに多くの方に読んでいただきました。

 

 

あれなのかな。

 

 

ロールアップって、

「巻き上げる」ってことだけど、

この「巻き上げ」が意外に難しいってことかな。

 

 

どこらへんまで巻き上げればいいか。

何回ぐらい巻き上げればいいか。

きっちり巻き上げるべきか。

少しクシャッと巻き上げるべきか。

 

 

単にズボンのすそを巻き上げるだけなのに

解決すべき課題、多し!

 

 

あれですね。昨今、ファッション誌を席巻していると言っても過言でない

「こなれ感」が、巻き上げ方ひとつで出たり、

出なかったりするんですよね。

 

 

あと、もう、ひとつ。

足首という細いところを見せることによる「抜け感」も。

 

 

足元の布を「巻き上げ」るだけであるにもかかわらず、

「こなれ感」と「抜け感」という

おしゃれ上級者感を左右する二大要素を

左右するわけですから、

ロールアップ問題、あなどれないのです!

 

 

わたしは、この記事からかなり時間がたちましたが

ボーイフレンドジーンズ、愛用中です。

(GAPのセクシーボーイフレンドというものですが。

わたしが着るとどこがセクシーなのか、まったくもってわかりません)

もちろん、「こなれ感」にも「抜け感」にも自信なし。

 

 

・・・・というわけで、

わたしのような「ロールアップこれでいいのか派」のために

調べてみました!

 

 

デニムのすそを小さく3回折って、女らしさアップ!

4回以上はカジュアル下手!

 

 

どうですか。超具体的な「折り方指南」がみつかりましたよ。

 

もちろん、素人さんが言っているわけではありません。

人気スタイリスト、現在は、

DRESSでもご活躍中の大草直子さんのアドバイスです。

詳しくはこちらを→アラフォー世代のおしゃれレッスン

 

 

海外の「こなれたロールアップ例」を参考にしたい方は、

こちらもどうぞ。

 

 

「巻き上げ回数まで他人のアドバイスに従っているようでは、

一生、こなれ感には無縁よ!」というご意見も聞こえてきそうですが、

そのような方は、どうぞ、そのまま、自信をもって

颯爽と、こなれていてください。

 

 

それにしても

ジーパン ⇒ ジーンズ ⇒ デニム

この呼び方の変化にもきちんとついていけていないなあ。

いまは、デニムっていうんですかね?

 

さらに、どうでもいいことですが、

こなれるって「熟れる」ですよね。

「小慣れる」として広がっているような気がビミョーにして

それもちょっとモヤモヤします(笑)




★この人の発想は面白いなーと毎回思います。お暇でしたら、どうぞ→帰って来たゾロメ女の逆襲⑨ ~ひらがな表記についての思慮が浅い考察、の巻~

【関連記事】ヒールは、7センチ!と強調されています(^_^)
ティム・ガンに学ぶ?…隠れた主役はハイヒール

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