ちょっと前になりますが、
「Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続」を見ました。
70年代から現在までのデザイナーの作品が100点以上展示されているんですが
入ってすぐのところに
山本耀司氏の作品(主にドレス)がずらーっと並んでいて圧倒されました。
うわー。
かっこいいなー。
美しいなー。
端正だなー。
こういうことだったのかー。
・・・と80年代に知っていたつもりの
「Y’s」というブランドのすごさを思い知らされた気がしました。
山本耀司氏や川久保玲氏がパリコレでデビューした時の
現地の報道も展示されていて
その文面を見ると、
当時とは違う文脈で読めるんですよねえ。
今回、しみじみしたのは、
80年代って、日本がはじめて
世界の表舞台で正式に評価された年代だったのだな。
ということでした。
社会学者エズラ・ヴォーゲル「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が
出版されたのが1979年。
80年に大学生になったわたしは、
もう日本が「豊かになりすぎている」気がしていたけど、
それは半分は当たっていたものの、
半分は違っていました。
だってそうだよね。
敗戦から35年。
そんなに時間、たってないもの。
山本耀司さんの作品に感銘を受けたので
「服を作る」という本も買ってきました。
(以下、抜粋)
「父親(戦死)が生きていたらファッションデザイナーには
ならなかったと思います」
「母親が一番のファム・ファタルだったのでしょう」
「僕は母親から溺愛された。溺愛というのは一種の虐待に近いのです。
だから僕は虐待された子供が持っている屈折した一面を
ちょっと危険な一面を持っている」
居並ぶドレスがすべて
前に向けて背筋を伸ばし
後ろを振り返ることなく
歩み出すように見える理由は、
追いすがっても仕事に行く
「お母さんの後ろ姿」と重なっていたと知り、
なんか、深い感慨。
わたしは、学生時代、親のすねをかじっていたころにだけ
Y’sを着たことがあります。
自分で稼ぐようになってからは一度も着ていません。
これからまた着るかどうかはわかりませんが、
そういうことを知って
「服を着る」ってことをしてみたいなあと思いました。
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