失礼なことを言われたり、されたりして
かっとなるとか・・・そういう「怒り方面」の感情は、
自分でも把握しやすいですよね。
カチーンときたり、
ムカっときたり、
そういうの。
それとは逆に「悲しみ方面」って
なかなか把握しにくいと感じるのです。
父がなくなったときも、
高揚しているのか、緊張しているのか、悲しんでいるのか、
よくわかんなかったなあ。
「この程度でいいのか。この場合の悲しみは」と
自信がなかった。なんか、ぼんやりしてしまうんだなあ。
ドラマでは、「怒り」と同じくらい
「悲しみ」の表現には典型的なものがありますよね。
・雨にぬれるのも構わずひたすら歩いたり
・まんじりともせず夜を明かしたり
・ベッドやソファにつっぷして号泣したり
・ひどく酔いつぶれたり
・思い出の場所に行って時を忘れて、気がついたら夜になっていたり。
ああいうの、現実には、
なかなかないんじゃないかな。
わたしも「ここはベッドで号泣だな」ぐらいの
チャレンジはしたことがありますが、
やってはみても、演技っぽくてやめてしまう。
(きっとそういう人、多いと思う)
「悲しみ」って、実は、
それにふさわしい「表現」が用意されていないものかも。
中身は、複雑なのに表現方法がない。
せいぜいが、「泣く」くらい。
それでは到底足りない場合も多いし、
それでは大げさすぎる場合もある。
・・・なんてことを、
今週初め、わたくしごとで恐縮ですが、
うちの犬が突然「余命2カ月です」と
告げられたときに思ったのですよ。
別の病気を疑っていて検査していたら、
肺に大きな腫瘍が見つかりました。
病院から帰ってきた夫からその話を聞いたとき、
泣きながらも「演技っぽい??」とか
「わたしって意外と大丈夫なのかな」とか
「これからの時間、どうなるのかな」とか、
「いなくなるってどういうことだろう」とか、
そんな感じで「よくわからないまま」過ごしてきたんですよね。
感情を通常モードから
非常モードに切り替えるのが億劫。
というのも、何か非常事態が起きたときに
わたしの場合、必ず一瞬よぎる気分です。
そのときから、少し時間がたって
「よくわからないまま」というのが
わたしのいまの「悲しみ」の状態なのだということが
わかってきました。
悲しみのサイズがまだ計りきれないんです。
というわけでよくわからないまま、
なにか、もうひとつ集中できない感じで過ごしています。
犬の名前は、パロン(バでなくパです)。
メス。雑種。体重12キロ。
公園でスーパーの袋に入れて捨てられているのを娘が見つけ
そのとき、生後2か月ころと診断されたので
七夕の日を誕生日として祝ってきました。
ああ。もうすぐ14回めの誕生日がくるんですねー。
やっぱり自分ちの犬は、かわいい。
世界で一番、かわいい。
世界で一番、いい匂いです。
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