「オバサン自認の自虐」は封印でよし。求められても無視でよし。


たしか7月号のSPUR
能町みね子さん久保ミツロウさんとラジオ番組をはじめる前、
「女芸人の人がするみたいな自虐ネタはやめようね」と
お互いに確認したというようなことを書いていました。


ブスとかオバサンとか
そういう系統の自虐ネタはやめようということですね。


日常のさまざまな場面で(特に老若混ざった宴会など)
ついサービス精神から、
自らをオバサンと定義してふるまい、
明るく笑い、気をつかい、
若い子をうらやんで見せる…。


そういった振る舞いを女性に求めることが
親しみの表現だと思い込んでいる男性もいますしね。


この「オバサン自認演技」ですが、
なかなかビミョーなものなんです。
一筋縄ではいかないの。


たとえば、30才ぐらいの女性だとしましょう。
他の女子が、20代前半なんかだと
「オバサン自認演技」を求められることがあります。


でも、ほら、30才ぐらいだと、
「20代女子に負けていないどころか、
むしろキレイだったりする」場合も多いじゃないですか。
だから男性も「オバサン呼ばわり」することで
その女性への関心を冗談っぽく表明できたりするし、
女性も余裕シャクシャクで受け流せたりするんですね。
基本、「女性として遇されている」ことを感じられるからです。
大人の余裕と錯覚できるギリギリの感じ。


しかし、それもつかの間。
年とともに変わってきます。
「女性として遇されない」ことは
揺るぎない前提になっていく。


オバアサンがオバアサンを自認して過剰にそれらしくふるまい、
オバサンがオバサンを自認して過剰にそれらしくふるまい、
オジサンがオジサンを自認して過剰にそれらしくふるまう・・・。


これって一人だけがそんな「演技」をしても
「芝居」は動き出さないので
ほかの人もなんとなく役割を演じなくちゃならないのが難です。


割り当てられる役は、
もの知らぬ若者、
恋人募集中の若者、
若い女が好きなオッサン、
恥じらいのなくなったオバハン…。OH!


世代間の違いをことさらに強調し、
「古さ」と「新しさ」をことさらに強調する
なれあいの退屈な喜劇。


あれですね。
心を開いてその場にはいるけれど、
「オバサン自認」の誘いは
微笑みつつも無視を基本姿勢にしたいですね。
(不快なときは、もちろん不快な表情で)



人間、心の底が
小さく傷つくことを
けなげに笑って受け入れちゃいけません。


能町さんは、もう一つ、いいことをおっしゃってました。


女性は、釣りバカ日誌のハマちゃんとスーさんみたいに
すごく年上の女友だちを持つのもいいんじゃないかということ。
そういうの、男性より少ないように感じると。
ところどころ敬語で、基本はタメ口で、
みたいなことです。


これもいいなあ。


すごく年上の友達。
すごく年下の友達。
ところどころ敬語で
基本はタメ口。





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オバサン化した同級生と会ったとき

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過度な低姿勢は、「ほめてね」の 婉曲的さいそく?


先日、スーパーで
おじいさんが若い女性の店員さんに
とても丁寧に何かを尋ねていました。

萌える。

そういうおじいさんに萌える。
だいたい、いいお顔をしているんですよねー。

もう、何度も言っているけど、


「丁寧」って、
年を重ねた人にとって
最大の魅力であり武器だと思います。



自分をふりかえっても
年をとってくると
そんなつもりがないのに
偉そうにしてしまう瞬間があるので
気をつけないといけません。


飲食店からタクシー、家庭内まで
全方位に尊大という人は
男性に多いけども、
中高年女性にも結構、
ぞんざいな口をきく人がいるように思う。


世の中の人々に
どんどん年下が増えるからなあ。


ま、たしかに人生の先輩ではあるし
自分の子どもみたいな年齢の人を相手にして
教えたくなることもあるし、
わからないわけじゃないですが、
それでも「丁寧」をベースにしたほうが
やっぱりいいよなーと思います。


最後は介護される身にもなるわけだしね。
「ありがとうございます」って
心から言える人のほうが
尊大な人より大事にされますって。


そんな具合に「丁寧」の魅力に気づいたら、
かつては憧れていた
「凛とした」とか
「威厳ある」とか、
そういう雰囲気づくりは、
どうでもいいと思うようになりました。


そういう「硬い」方向は、もういい。
バランスが悪くても、
幼さが残っていても
「柔らかい」方向をめざしたい。


「丁寧」は「へりくだる」とも違うんですよね。


自分を上におくのは
そりゃだれにでも嫌われるから論外としても、
自分を下に置くと
何となく相手も上機嫌になって
スムーズに進むような気がしますが、
心のなかに知らず知らずに「下剋上衝動」を
育ててしまうから、やめたほうがいい。


下に置くのは
「わたしのこともほめてね」の
婉曲的さいそく。



丁寧で対等。


もう、これを、
いついかなるときにも
心がけたいです。





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【関連記事】こちらの過去記事もどうぞ♪
「低姿勢だけど失礼」へのクレームは?

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島田順子氏のヘアスタイルを完ぺきに再現する神戸マダム。



昨日、電車のなかで
「島田順子さん風」の人を見ました。


島田順子さんが好きな人はたくさんいるし、
憧れている人も多いですよね。


そんな島田さん好きな人が
島田さんをマネをしたとして、
「ああ!あなたは、島田順子が好きなのね!」と
10人が10人ともに思わせるには、
あの髪型がポイントになると思います。



白髪のエアリーなまとめ髪



といえばいいでしょうか。


「白髪」という「老婆」の記号と
「ロングヘア」という「現役」の記号とが
「無造作(にみえる)なまとめ髪」によって
頭上でゴージャスに融合し、
何ともいえない危ういバランスを生み出す
あのスタイルです。


かっこいいけど、難易度高い。


というのが大方の女性の感想かもしれません。


あれやると、速攻、老婆になるんだよねー、
わたしの場合、とか。



昨日、電車で見かけた人は、
島田順子さんの髪型を
ほぼ忠実に再現しておられました。
髪色もボリュームも。
前髪を持ち上げた高さだけが
やや島田さんより低いかな、という感じ。


服装は、白いノースリーブのハリのあるワンピースで、
髪型に比べるとやや島田度は低かったですが、
マダムな感じの上品な人でした。


気骨を感じましたね。
「こう、ありたい」という気骨。
強い憧れと実行力。


あの髪型の一種の「凄味」は、
必ずやあるに違いない(島田順子さんにおいてすら)
「壮絶に老婆に見える瞬間」を
恐れずに引き受けるところにありますね。


自分自身という作品に「若い女」と「老婆」のコラボは許すが
「おばさん」の介入は許すまじ、の精神。



この方のブログ、島田順子さんの「顔絵」が楽しく、文章も面白いですよー。




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【関連記事】書いていることが若い気がします(笑)
老化を先取りする、という戦略。

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私たちのリアクション。かわいくて何が悪い?

仕事先で会議の休憩時間に
「黒ごまチーズケーキを試食する」
という出来事があったんです。

時刻は、3時すぎ。
試食だけど、おやつ。
10人近く(男性7~8人 女性2人 含わたし)、
みな、なんとなく浮き足たつ。
みな、どことなく笑みこぼれる。

「ほほー、そうですか」と
トイレから帰ってハンカチで手を拭きながら身を乗り出すA常務。
よろこんでるな。

「なになに?黒ごまですか」
とケーキを切る人の肩に、あごを乗せるようにして
その正体を確認しようとするB課長。
待ちきれないんだな。

で、食べてみると、
「これはこれは、意外にズッシリ!」とか言っちゃって。
ちょっとグルメレポート的になっちゃたりして。

老い(わたしが最高齢)も、若き(30才ちょいの男子)も
一様にうれしがる。


ハタ、と思いました。


こういうときのわたしのリアクション、
うれしさがこぼれるあまりに、上機嫌になって


やや「かわいい」に寄ってないか、と。


いやいやいや、
名誉のために言っておきますが、
ことさら大きな声を出したり、
声を裏返らせたり、
語尾をあげたり、
クネクネしたりはしていませんよ。


ただ、なんというか、
「わー、すごい!」とか
「わー、美味しそう!」とか、
「うん、美味しい」とか、
そういう反応の「全体のニュアンス」が
やや「かわいい」に寄ってないだろうか。


もっと、落ち着いたほうがいいんじゃないか。


かつての「料理の鉄人」(「アイアンシェフ」じゃないほう)の
審査員だった岸朝子さんの
「おいしゅうございました」みたいな、
あんな感じとか。
そういうのが「年相応」なんじゃないか?
さすがに「しゅうございました」はなくても
あの声のトーンとか、そういうの。


どうも、わたしは、
思わず感動したときや
すごく驚いたときの表現が
やや「かわいい」に寄ってしまう傾向があるぞ。


・・・・と思ったけど、


かわいくて何が悪い?



52歳という「パッケージ」の外見が
どんなに渋かろうと苦かろうと、硬かろうと
「かわいい」「甘い」「かよわい」といった
柔らかいベビーリーフだって
混じっているんだ。


というわけで


かわいい、野放し。


でまいります。





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【関連記事】ときめきがなくても、かわいくていいんだ(笑)
「基礎代謝」ならぬ「基礎ときめき」の問題

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「過去と現在のダブル&トリプル体験」という切なさ含みの妙味。


いくつぐらいからかわからないけど、
「過去と現在のダブル体験」をするようになったなあと思います。
ときには、「過去と現在と未来のトリプル体験」になるときもある。


えっとね。どういうことかというと、
ある場所を訪ねたときなんかに、
「若いときだったらこんな感じかな」という思いと
「いま現在の感覚」を行き来するような感じ。
それが「ダブル体験」。
これなんか、もう、しょちゅうですよ。
観光なんかしちゃうとね、もう。


「トリプル」になると
そこに「これからはどうなるのかな」とか
「今度はいつ会えるのかな」とか
そういう「再び」の可能性を探る思いも含まれる。
何十年ぶりに幼なじみと会ったりすると
トリプルになるな。
なんか、ちょっと切ないの。


こんなふうに
過去・現在・未来を行き来することで
体験がより豊かに、趣き深くなる面もあるし、
現在という一瞬への熱狂度が低くなるという面もある。


昨日、夫婦で法隆寺に行ったんですよ。
もう、まさしく過去と現在の「ダブル体験」ですよ。
デートでなく、子連れレジャーでなく、
高齢者夫婦というほどじゃないけど、
そっちに近い熟年夫婦の神社仏閣めぐり。
楽しいような、淋しいような。


horyuji.jpg



しみじみするしかないじゃないの。



しかも、法隆寺周辺が
トップ・オブ・ザ・世界遺産、
国内世界遺産界のスーパースターというのに、
拍子抜けするほど、ひなびている。

そうか、スーパースター法隆寺は、
スターらしからぬ
地味な日常を過ごしておられるのだな。

なんだか、いろんな意味で深いぞ。


horyuji2.jpg
↑西院伽藍の回廊の美しさ


今回、生まれてはじめて
観光ボランティアの方に案内をお願いしたのですよ。


ガイドさん(60代ぐらいの男性)が
いい人で、おもしろかった。


「玉虫の厨子」の前では、
「ほとんどのところが汚れて玉虫の輝きは見られませんが
一か所、輝くところがあるんですよ。お見せしましょう」
と言うや否や、
ミニ懐中電灯の光をピンポイントで厨子にスパッと当てる。
すると、そこに玉虫の輝く羽根の光がキラリ!!


とか、


「橘夫人念持仏厨子」というものがあるんですが、
その阿弥陀三尊像の下に広がる「蓮池」の様子を見るために
「はい、後ろを向いて。鏡を顔の前に当て角度を少し変えて~」
言われる通りにすると
蓮池の彫刻がくっきり見える!
(フツーに見ると高いところにあるから見えない)


とか。


法隆寺がいかに
ハイテクで
アカデミックで
周囲の度肝を抜く存在だったかを
うれしそうに語ってくれるから、
もう、ドキドキしました。
脳内コンピュータグラフィクスが立ち上がりましたよ。


法隆寺、カッコイイ。
観光ボランティアさん、素敵。


途中、簡素な休憩所があるんですけどね。
自動販売機の冷たい飲み物は
ことごとく「売切」で
無料で飲めるお茶サーバーのお茶は、
やけどするほど熱かったです。


参道の喫茶店で食べた
「昔ながらのかき氷」は、
ちゃんと昔ながらだったし、
テーブルの上には
「100円の占い」も置かれていたし、
「昭和の保存」という観点からも遺産度高し。


奈良、もっと歩きたい。



それにしても
過去・現在・未来を切なさ含みで行き来するので
「ああ!!この一瞬をつかまえなければ!」と
前のめりな「幸せダイブ感」が生まれるのも
この年ごろの特長ですな。





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【関連記事】去年の今ごろは、こんなことを書いていました。
「あきらめない」はオールマイティな力だ。


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過去にしんみり浸ろう。生きるための「つっかえ棒」だから。


「前を向こうよ」と励ますことあっても、
「後ろを向こうよ」とはめったに励まさないので、


前を見る=よい
後ろを見る=よくない

前を見る=若々しい
後ろを見る=年寄りくさい


というイメージが何となくあるんでしょうね。


前を見る=将来の夢
後ろを見る=昔話



というイメージもあるなあ。


とにかく「後ろ」はダメなんですね。
年を取るにしたがいどんどんどんどん増えていくにもかかわらず、
過去という「後ろ」を振り返る行為は
どうも評価が低い。


ヒマな感じ?
やることない感じ?


そのかわり、どんどんどんどん減っていくにもかかわらず、
未来という「前」を見つめる行為だけが
あちこちで推奨される。
自分も自分に言い続ける。前を見ろと。
80歳になっても、90歳になっても「前」を見るんだ、と。


本当にそうなのかな。
そんなに「前を見る」のはいいことなのかな。
・・・と、このところずっと考えていました。


2009年に自殺した加藤和彦氏の追悼本を
最近になって読んだんです。
巻頭は盟友きたやまおさむ氏のインタビューでした。


-----------------------------


ぼくは自分自身をセンチメンタルな人間だと思います。

精神分析をする精神科医ということもあり、
情緒的なもの、未練がましいもの、
未練がましいことを人間の大事な部分だとも思っています。

それに対して、後ろを振り返らず前向きであること、
闘うためには後ろを向いたら負けである、
という生き方をしたのが加藤和彦だと思います。

後ろを切り捨てたい人間と
後ろを向きながら前も向かざるをえないと言う葛藤をどう生きるか、
という個性の違いですね。



-----------------------------

こうやって一部分だけ抜粋すると
淡々とした印象を受けますが、
きたやま氏の追悼文(死の直後の10月19日 朝日新聞)を
重ねて読むと真意がわかります。


昔話に花を咲かせ、
ともに老後を過ごすことを楽しみにしていた仲間として、
そしてこれを食い止めねばならなかった医師として、
友人として、実に無念である。



過去の思い出に浸り、
未練ったらしく振り返り、
ああでもない、こうでもないと思う、
その後ろ向きの感傷は、


前に倒れないための「つっかえ棒」でもあるのか。



過去は「老いれば老いるほど増える宝」です。
使おう。めでよう。浸ろう。
タイムマシンにお願いして。





★ウェブマガジン「どうすr?Over40」のおしゃべり会を開きました。写真もあります⇒

【関連記事】そう、みんな静かに。だからつっかえ棒を準備してね。
みんな静かに閉経を乗り越える。偉いと思います。

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オバアサンになればなるほど、オジイサンが嫌いになるのか!?

先日、マンションの入り口の前で
亡くなった犬のことなどを話していたら、
どこからそんな流れになったのか、


「年をとればとるほど、オジイサンが嫌いになる」


と60代後半か70代前半と思われるMさんが言いました。
するとその友だちのKさんも


「そう!何が嫌いってオジイサンが嫌い」(といって爆笑)。
「バスでも電車でも隣にオジイサンが来るのが一番イヤ!」(といって爆笑)
「自分もオバアサンやのに!」(爆笑)
「そうそう。自分もオバアサンやってわかってるよ。
わかってるけど、オジイサンはイヤ!」(爆笑)


と大いに盛り上がります。


わたしも、「そうですか。なんとなくわかります」と一緒に笑いました。
(ここで60代後半をオバアサンといっていいのか、
という問題は置いておいておきましょう)


その後にわたしの姉(65歳)から電話があったので話してみると、


「わかるーーー!わたしも60歳を超えてから、
オジイサンがほんと嫌いになった。
わたしが許せるのは、50代まで。あとは、キライ!」


え?想像以上の激しいリアクション。
しかも、全肯定。


さらに続けて、


「同じコーラスサークルのSさんは80歳だけど、
同じ年ぐらいのオジイサンに席を譲られるのが一番、腹が立つらしい。
でも、わたしが思うにそれは、同じ年ぐらいでなく、
もっと下の60代ぐらいの男性を言っているんだと思う」


うーん。話が複雑になっているけど、
姉も、姉の知り合いも
「オジイサンのすることなすこと腹が立つ」ってことは
よくわかった。
(60代の男性をオジイサンと呼んでいいのか
という問題もおいといてもらえますか)


この「オジイサンが嫌い」というセリフは、
男性の「バアサンはイヤ。若い女がいい」というセリフとは
ちょっとニュアンスが違います。


「オジイサンが嫌い」は「オニイサンがいい」と
イコールではない。

(若干、重なる部分はあるだろうけどもイコールではない)


「なんかね、もう、心の動きの鈍そうな感じが好かん!」


と長崎の姉は言っておりました。


わかる、と思いました。


子どものころは、おじいさんが好きだったのになあ。
おじいさんのそんな鈍さが好きだったのかなあ。
自分が俊敏だったから?


★ウェブマガジン「どうする?Over40」もどうぞ♪⇒「あいつら年下かよ」これから楽器をはじめるとしたら? 50歳の専門学校生Cometさんもがんばってますよー。

【関連記事】「どうする?オバフォー」の「あいつら年下かよ」と合わせてどうぞ♪
「年下の男の子」急増中

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服装は、「その場に赴くまでの心理的プロセスの表現」である。

わたしは、このブログのほかに
ウェブマガジン「どうする?Over40」というのをやっていて
先日、東京でメンバーやお世話になっている人たちと
「おしゃべり会」という名のランチ会を開いたんです。


2-e1408331592233.jpg

↑これがその模様。暗いけど中央のメガネがわたしです。



そのウェブマガジンでは、不定期にメルマガも出しているから、
その「おしゃべり会」をネタにして
配信したいなあと思ったわけです。


ひょんなことから、
「みんなが何を着てきたかを公開しようか」ということになり、
公開非公開は各自の自由ということにしたら、
みんなワイワイと
ワンピースはここの、靴はここの、バッグはここの、ネイルはここの、
と教えてくれました。


こういうことをしたことがなかったから
すごく新鮮でした。


で、これ、あちこちでやると
おもしろいだろうなあと思ったんです。
(実際には角が立つことが多いから難しいですけどね)


たとえば、親戚一同が集まる法要の場など。
それぞれが、どこの何を着てきたのか。


一人がフォーマルなスーツで
一人が着古したTシャツなんかだと
なんか、こう、その場に不穏な感じすら漂います。


たとえば、服装自由の会社。
みんなは、どこの何を着て出勤しているのか。
なぜ、その服を選んだのか。


この場合も自由とはいっても、
好ましいバラつきと
好ましくないバラつきがありそうです。


どうやら服装というものは、
その場に赴くまでの心理的プロセスを
内包したもののようです。


というよりむしろ、服装は、


「その場に赴くまでの心理的プロセスの表現そのもの」と


いってもいいかもしれません。


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【関連記事】同窓会の服装なんて、もう心理的プロセスの表現そのもの!
40代の同窓会。服装、どうする?

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