自動化している行動にポロリと出る老化現象に注意せよ!

お風呂に入ろうと思ってから、
実際に湯船に浸かるまでの行動は、
ほぼ全自動プログラム状態。

体重計を棚の下から引っ張り出して
数値を「0」にして乗っかって
ガッカリと肩を落とすところまで
ほぼオートマチックです。

ところが、

先日、クレンジングクリームを顔に塗りたくって
ティッシュでざっとぬぐいとり、
「あ、トイレ、トイレ」と
トイレのドアを開け
便座のふたを開け、
よっこいらしょと座ったとたん、
「あれ?わたし、さっき、トイレ入ったよ」
と思いだしたのです。


立て続けに2度入っていたのですよ!トイレに。


この間の行動はオートマチックなので
いったい何と何の行動の間に
トイレをはさんだのか、
はっきりとは思いだせません。


いずれにしろ、わたしの「全自動入浴システム」に
誤作動が起きている。



先日、スーパーでこんなことがありました。


その食品専門スーパーは、
車いす対応の大きめトイレが男女兼用でひとつあるのみ。
横開きのちょっと重たいスライドドアが
1センチほど開いていたので
スーッと開けたら、


ご高齢の女性が、
いま、まさしく、腰をあげたところ。
スローモーションでゆっくりと下着をずりあげようと
なさっているところでした。


頭を下げて、目で「すみません!」と言い、
あわててドアをしめましたが、
この方の場合は、「全自動外出時トイレシステム」に
誤作動が起きているわけですね。


「施錠」というプロセスが抜けている。


これは「全自動家庭内トイレシステム」から
しばしば「閉扉」および「施錠」が抜けることによって
外出時にも発生しやすくなっているゆえの現象かと思われます。


どうも、思うんですけど、
日々の行動のなかでも


全自動化されている行動の周辺に
「あら?」というような老化象徴現象が起きる



くれぐれも留意したいと思います。


トイレに行く回数が増える冬がもうすぐですしね。
気のゆるみをはじめ、
もろもろのゆるみに気をつけねば。





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【関連記事】「その重ね方、信じられない!」と大ブーイングでした(笑
スカートの裾は、なぜ、タイツの腰ゴムに巻き込まれるのか問題。

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ユニクロのウルトラライトダウンと2014年新作についてなど。

一昨年、長崎の姉が、
「この色のダウンば着とるとは、
おばあさんばっかりやけん、あんたにやる!」
(この色のダウンを着ているのは、
おばあさんばかりだから、あんたにあげる!」)
と言ってユニクロの濃いローズ色というのだろうか、
ダウンジャケットをくれました。


大ヒットしたウルトラライトダウンですね。
(最初に発売されたのは2010年ごろ?)



↓もらったのは、こんな感じの色です。鮮やか!


uniqlo.jpg



本当におばあさんばかりが着ていたのかというと、
そんなことはなくて、
「若い人が着るような鮮やかな色を買った!」と思ったのに
自分より年上の人が着ているのを見てガッカリした、
ということなんじゃないかと思います。


それにしても、「ダウンを家で着るもの」にしたのは、
このウルトラライトダウンの功績ではないでしょうか。



軽くて、
温かくて
楽だもんね。



昨年、わたしの幼なじみ(ジャム作りの名人)が
古民家を買って住みはじめたのですが
(「トトロ」のメイちゃんたちの家みたいに素敵な家)
「縁側の板張りのスキマから地面が見える」らしく
あちこちから入る風で寒すぎるというので、
「ウルトラライトダウンを買うべし!」と言ったら、
「近くの店には、XLまでしかない!」と嘆くので、
「こうなったら送るしかない!」とネットで購入してプレゼントしました。
(彼女はネットを使ってないし、
オンラインなら品物によっては3XLまで買えるんです)



古民家に住む「ボリューミー★ジャムおばさん」(略してVJO)の
救世主となったようで一件落着。
めでたし、めでたし。


昨年発売されたヒートテックルームウェアというのも
温かくていいそうですね。


「この秋のユニクロ、どんな商品があるのかなあ?」と思っていたら、
"服ヲタ"が選ぶユニクロの14秋新作 何を選ぶべきか?
という記事をみつけました。
男性向けの記事ですが、女性の方が書いているので参考になりますよ。






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【関連記事】姉は面白い人物なんです。こちらにも登場しています。
「わが裸体」という衝撃!

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「大あくびデトックス」で表面化。「親の化けの皮」ははがれる。


先週の土曜日は、仕事で朝4時ぐらいまで起きていたんです
(正確には、日曜日の朝ですね)。
だから日曜日は、立て続けにあくびが出る日だったのです。
ありませんか。あくびがどこまでも、いつまでも出る日。


わたしは、それを、
思いっきり、あくびをすることでストレスや疲労を体外に排出する
「大あくびデトックス法」だと考えたいですね。


汲めども尽きせぬ泉のような、
こんこんとわき出る温泉のような、
そう、あくびの源泉かけ流しといってもいいなあ。
癒しの源泉。
寛ぎのパラダイス。
もう、あごだって、はずれちゃっていい!
涙だって流れるままにしておこう!
なんなら鼻水も出ちゃっていいよ!
一種のグチャグチャリラクゼーション!



そんなあくびを、日曜の午後に、ソファで思いっきり楽しんでいたのですよ。


そのときです。


「前から思っててんけど、
何で、そんなに大きなあくびするん?」



というぞっとするほど冷たい声。
まるで音もなく忍び寄っていた殺し屋から、
首筋にひんやりとした銃口をつきつけられたような質感です。
(刑事ドラマを見たときの想像ですが)
声の主は、高3の娘。


わたし、ソファに寝ころんだまま、仰ぎ見るようにして「は?」
娘、立ったまま上から目線で「その大あくび、めっちゃイヤ。やめてな」



うぅわ。憎らしい言い方。なんだ、こいつ。



な、なんだ、その最後通牒を突き付けるような、
大げさに冷淡を気どった言い方は。


しかも、なんで、こっちが弛緩しきったところに
鋭利な刃物で切りかかってくるように言うのかな。
こういうときにぴったりの比喩があったぞ。
そうだ、そうだ。寝首をかく、だ。


あのね、弛緩といっても、いま、わたしは、並みの弛緩じゃないんだからね。
いわば、弛緩の絶頂期。弛緩のピーク。
古代ローマなら五賢帝時代、平安朝なら道長時代なんだから。


今まさにピークだというときを見計らって水を差す、
「不快感」という反論しにくい武器をふりかざした
クーデター的意地悪さに腹が立つ。無礼者め。


ま。家族とはいえ、「いびき」とか「あくび」とか「くしゃみ」とかに
異様に力が入っていると不快なもんですからね。
不快だったんでしょ。反省しますよ。はい。


しかし。


あーだこーだ言い返しましたけどね。
なんというかね、根本が無力。
親という存在の本質的な無力さに
「大あくびデトックス」で向きあうはめになりましたよ。


親は、子どもの「不快感」の表明には、
とことん弱い生き物ですよ。
なんでか。
そこに、子どもの「成長」と
自分に対する「客観視」を見るから。
それによる関係の変質を見るからですよ。


親って子どもに客観視されると
化けの皮がはがれますからね。


そっかー。子育てってこういうプロセスをたどるのか。
そして「お母さん、これも捨てるよ!」的
強制断捨離シーンになるのか。
あれも一種の不快感表明ともいえなくもない。


化けの皮がはがれてちょっと幻滅して、
そののち、人生経験とともに再評価・・・って感じが
一番いいんですかね~。
しかし、そこに計算できない「老化」が待ってますからね~。
なかなか、どうして一筋縄ではいきませんね。


■今日、「物語る私たち」(←音が出ます)という映画を見ました。こちらのコメント欄に感想も書きましたが、とてもよかったです。





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【関連記事】4年前にも娘にこんなことを言われてたんですね(笑)
「若く見える」バトルは永遠なり。

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「ごきげんよう」の小堺一機氏にオシャレを学ぶ。


愛読しているスージー鈴木さんのブログに
「白黒の『時間ですよ』から1970年の赤坂の街を妄想する」という
すてきな記事があり、そこに、こんなことが書かれています。


とりわけ当時の堺正章だ。加瀬邦彦の著書にある当時堺評。
「洋傘を銀座の傘専門店に持ち込み
きれいに巻きなおしてもらう。
ただそれだけのために雨の日には必ず銀座に立ち寄る。
本当にオシャレな人っているんだなと驚いた」



どうですか。このオシャレぶり!
1970年前後のことだそうですよ。
世のオシャレを自認するあまたの人々は、
銀座で傘を巻きなおして
ついでに顔も洗ってから出直しなさい。


そのオシャレな堺正章さんが先週、
30周年を迎えた「ごきげんよう」に出演して
こんなようなことを言っていました。


「(司会の小堺一機氏が若いころ)オシャレなジャケットを着ていて、
おそらく当時、数十万したんだろうが、
『芸能界では3回ほめられたらあげなくちゃいけないんだよ』と
ウソをついて3回ほめたら、しぶしぶジャケットをくれた。
悪いことをしたなと思って、次の機会に代わりの品を持って楽屋に行ったら、
ジャージを着ていた。もう二度とホメられたくなかったんだろう(笑)」



そうか。なるほど。


と思って翌日も見たら、
今度は、中村玉緒さんが出ていて


「小堺さんのいいところは、オシャレなところ!
ロケに5日行ったら、靴を5足履き替える!
芸能界にもそこまでの人はいない!」


と力説しておられました。


そうか。この人もオシャレなんだな。
若いころから大好きなジャケットを着ていたんだな。
靴にもこだわっていたんだな。


いや、オシャレなんだろうなとは感じていましたが、
こんなふうに具体的なエピソードを知ると、
傘の堺さん、靴の小堺さんとして心に残ります。
(あ、みなさん、どっちも堺ですよ!!堺シニア、堺ジュニア的な!)


何が言いたいかと言うと、
毎回、その結論に到達して
毎回、自分はできないんだけど


年をとると
おしゃれを楽しみ、
丁寧に手をかける人には勝てないな、と再認識。



小堺さんは自らのガン闘病の話とあわせて
アンチエイジングについて
こんなふうに語っています


ちょっと長くなるけど、引用しますね。


例えば「アンチエイジング」っていっても、
その意味を取り違えちゃいけない。

だって、いつまでも"美魔女"がいいかっていうと、
「そうかなあ?」って思いませんか? 

「あの人100歳だってよ」「ふーん」なんて会話、嫌でしょ? 
アンチエイジングとは"維持する"ということ、
例えばカメラマンの方なら目は大事にしたいでしょうし、
ピアニストなら指とか耳とか。

そうやって維持することが結局、
全体に行きわたると思うんですよ。

どこか自分の大事にしたいところを大事にしてあげると、
体って長屋じゃないけど連携して
「おー、隣のはっつぁん頑張っているぞ」なんて感じで、
他の部分も一緒に元気になってくれる気がするんです。



なんか、めちゃめちゃいいですねー。

自分の大事なところを大事にしてあげる。
長屋が比喩なのもとってもいいな。






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★「どうする?Over40」に土曜日夜9時公開の ≪往復書簡≫SEX and the AGE がスタートします。 私とあきらさんとの往復書簡です。「性」や「欲望」などについて語っていくつもりです。ホホ。どうなることやら。

【関連記事】こちらも参考になるかもしれません♪
「20%の法則」おしゃれ感を表現!

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マクドナルドで女子高生をうならせる「大人の女たち」。

高3の娘が試験期間中にマクドナルドに行き、
「やっぱり、高校生の接客と大人の人の接客は違う!」
とやけに力説するんです。


ふだんは、学校帰りや休日に行くことが多いので
大人に接客してもらうことが少ないらしい。


「Aちゃんが、『玉ねぎ抜いてもらえますか』って言ったら
『はい』って言って
『いつでも、おっしゃってくださいね。どんな小さなことでも』やって!!
なんでも、やさしい一言、添えてくれはるねん。
Aちゃんと『すごいなあー』って盛り上がった」


と。


わたし「うん。やっぱり、おばちゃんは気がきくよね~」
娘「え?すごいキレイにしてはるけどな」
わたし「やっぱり主婦のパートさんはきめ細かいよ~」
娘「キリッとした人ばっかりやけどな」


テキトーに流しながら会話をしているつもりでしたが、
はたと、


わたしの「おばちゃん」って言葉に
異議申し立てをしている。


と遅ればせながら気づいたのです。


そういえば、一度も、「おばちゃんは、すごい」なんて言ってないぞ。


「大人の人の接客」
「すごくキレイにしている」
「すごくキリッとしている」



それを、悪気なく習い性のように
「おばちゃん」や「主婦のパートさん」に変換しているのは、
この私自身であって
目の前にいる高校生の娘と
その場で感動を分かちあったAちゃんではない。


マクドナルドで、
心のこもったプロの接客をしていた女性たちの姿は、
18歳の女の子たちの目には、
「キリッとしたキレイな、すごい大人の人たち」と映った。
それだけが事実。


その目に、不要な「くもりメガネ」を当てようとしていたのは、
わたし自身。
何してんだよ>自分。


そう思ったら、
颯爽と接客する同世代の美しい女性たちが目に浮かび、
それにひきかえダラダラグズグズしている
自分の「ぬるさ」が浮き彫りになって
もろもろ修業が足らん!と思いました。


若い子たちの「モノの見方」には、
素敵な萌芽があるのかもしれません。


「おばちゃん」って言葉も、
完全に消えることはないだろうけど、
次第に勢力が弱まっていくんじゃないかなあ、とか、
そんなことも思いました。





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【関連記事】「おばさん」関連記事が膨大にありすぎたので最古記事なぞ、どうぞ。
47歳って「おばちゃん?おばあちゃん?」

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「なぜか毎回、劣等感を感じさせる人の話法」をどう考えるか。


ごくまれにですが、


「わたしのまわりには、
こういうことのできるすごい人たちが
たくさんいるのよ!」


と語るその人の、
その「すごい人たち」のなかに
決して自分は含まれていないのだなあと
しみじみと感じさせてくれる人がいます。
なぜかわからないけど
その人と話すたびに、
かすかに劣等感を感じさせてくれる話し方。


その人のまわりには、
「ものすごく才能のある人」や
「とても面白い人」が大勢いるらしく、
彼らは、その人のことが大好きな様子です。
あれこれ心配してくれたり、
駆けつけてくれたりしている。


こういう「話法」は、
知りあいの会話だけでなく
ノウハウ本などにもしばしば見られます。


すべてを鮮やかに解決する生き方が、
小気味よく、勢いよく語られるため
若いころは発奮し、刺激を受けることもありました。


しかし、この方たちがそうというわけではありませんが、
森瑤子さんが実際にはあまり幸福な私生活でなかったことや
千葉敦子さんというジャーナリストの自分語りに
いくつかの嘘があったことをその没後に知り、
敬意は失わないものの、


語ることは、隠すことでもあるんだ。


と気づきました。

いまも、ノウハウ本などのなかには、


わたしは、こうしている。


と自信たっぷりに語る言葉の裏側に、
「そうはできない大勢の人間たち」への優越感が、
もれなく、ぴったりと張りついている場合があります。


そんな本に出合うと
発奮したり刺激を受けたりする前に、
「あ、この著者は、何か隠している」と感じてしまう。


威勢のいい煙幕表現だなと。


自分を隠すために煙幕を張る人の
「抑圧された孤独」を感じると
多少は我慢してでも理解しなければならないという気持ちになり、
自分に何かできそうな気がすることもありましたが、
空振りすることの方が多く、
その人の期待するものを提供できたことがないので、
年とともに敬遠するようになりました。


わたしは、自分の生きる場所で、
失言したり、すべったりしながら、
率直に言葉を使いたいです。


それが、幸せへのノウハウじゃないでしょうか。





★ウェブマガジン「どうする?Over40」。≪往復書簡≫SEX and the AGE 始まりました。これから、面白くなりますよ♪

【関連記事】劣等感もいいものですけどね(^_^)古い記事です。
プチ劣等感に心が痛むとき。

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コストパフォーマンスから美魔女を考える、新機軸。


美魔女批判はあちこちで見かけますが、
その大半は「若づくりが痛い」というもの。
わたしは、「痛い批判」からはかなり昔に撤退したので、
その角度からの論評には興味ありません。


痛くてもいいじゃん、と思っているから。
「痛いか否か」の相互チェックのほうが
ずっとずっと面倒くさい。
その先に幸せなんてないよ。


でも、湯山玲子氏の


(美魔女が)かけるエネルギーと時間の膨大さとその結果、
得られるもののバランスの悪さが気持ち悪い。



という指摘は、


美魔女はコスパが悪い、
という意味なので、とても新鮮でした。


そっかあ。コストパフォーマンスの観点から
考えたことなかったなあ、と。


賞味期限を延ばすコスパの悪い作戦をとるんでなくて
賞味期限が過ぎて、男が向こうから来ないんだったら
こっちから行けよ、ってことですね。


手折られる花であろうとばかり思うな、と。
手折られる確率なんて、
限りなく低くなっているんだから、
自分から頭を下げてお願いしてみろ、と。


そこから


「人間力を総動員しろ」



となるわけですが、


あ。それなら、わたしにも
多少、恥を忍べばできるかも!
と思う人が多いんじゃないでしょうか。
(どうだろ?そうでもないか 笑)


人間力の総動員。


しかし、これは、いい言葉ですね。


だってほら、総動員ですから、
優しさとか包容力とか、誠実さとか
そんなもんだけじゃないですよ。
厚かましさとか、小狡さとか、計算高さとか、
これまでの人生で、
まがりなりにも「生き残る」ために使ってきた能力を
すべて総動員するわけです。
もちろん、面白さとか、教養とか、特技とか、
あれば性技とかも。


これ、「採用される」ことばかりに注力する
就職活動なんかにも通じることですよね。
「やる気」「まじめ」「積極性」などばかりを「自己分析」するのでなく、
「小賢しさ」「機転」「抜けめのなさ」なんかも総動員すれば
生きていく道はどこかに見つかるんじゃないか、という。


そして、ダメだったら

恥をかいて一定期間、しょんぼりして
なんとかくさらず、立ち直ると。
それこそ、人間力の極み。


湯山玲子氏と上野千鶴子氏の「快楽上等」の感想などは、
土曜日午後9時更新の
「SEX and the AGE」
さらに詳しく語る予定です。
(その内容はもっと先になりますが、
この土曜日公開分もおもしろいと思います)


東日本大震災直後の対談です。






★月亭つまみさんの
「第51回 (真性・仮性・憎みきれない)ろくでなし小説はこれだ!?の巻」
・・・いろんな「ろくでなし」が登場しています。
わたしは、もちろん「憎みきれないろくでなし」が好きです!

【関連記事】「痛い」問題についてはたくさん書いてきたんですよー。
「痛い」問題のカテゴリー


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「おつきあいのアンバランス」を短期間で是正しようとする弊害。


うちの実家には、「なんでも速攻で返す」文化がありました。


贈り物が届いたら、速攻、電話でお礼を言う。
そして速攻、お返しの品を買って送る。


誰かが訪ねてきたら、
最大限の歓迎を示すために
速攻、ほめる。
とくに子どもをほめる。
もちろん、当人もほめる。


だれかに何かしてもらったら、
心の底から感謝感激し、
その感謝感激を速攻かつ正確に伝えるために、
お金やモノなど、何かカタチのあるもので返さねばならない!
と家族全員で真剣に取り組む。


律儀といえば律儀、
礼儀正しいといえば礼儀正しい。
が、疲れる。


だれかが訪ねてきた場合でも、
自分たちのほうが「余計にほめる」ことになってしまい、
どこか「ほめられ不足」な気分になるし、
大げさに歓待しすぎるもんだから、
長期戦には耐えられない。
(つまり、あまり長居してほしくない)


相手がのんびりした人だと
「お礼の電話がない!」と気になり、
相手も同じくらい速攻派だと
物品と感謝の応酬が激しくなりすぎて、
いずれにしろ、いろいろ疲れるわけです。


借りをつくりたくない、という気持ちもあったんでしょうね。


うちの実家ほど極端じゃなくても、
「ほめ言葉の量や質のアンバランス」や
「気遣いの量や質のアンバランス」って
いつでも、どこでも、起こりますよね。
なかなか、割り勘って具合にはいかないものだし、
そもそもがアンバランスなものなんでしょう。



こういったアンバランスの是正を
うちの親みたいに短期間でやってしまおうとすると、
どうしても疲れる。




イライラするし、報われない気分にもなってしまう。
短期で「お返し」を回収しようとするから、
まったく返ってこない場合だってある。


お金持ちが悠然と長期投資をするみたいに
「アンバランスなんて、いずれ是正できたらいいわ」と
鷹揚に構えるのがいいんでしょうね。
さらにいいのは「アンバランスなままでいいわ」と思うこと。
金持ち、ケンカせず的な?


うちの実家の場合は、
一呼吸おいて少し長めの時間をとるだけでも違ったと思うなあ。


そんな両親を反面教師としたために、
わたしは、のんびりしすぎて
これもまた、かなり問題なんですけどね。





★「どうする?Over40」もどうぞ♪この方の描く女性たちも強烈です。ああ、「美容」室。自負と偏見のあいだ。

【関連記事】そんな父と母のいた家がたまらなく懐かしい。人気記事です。
ひょっこり顔を出す、狂おしい気持ち。

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「ほめるチカラ」は、弱者がよりよく遇されるための最後の武器。


一昨日は、実家の「速攻お返しグセ」と「ほめすぎグセ」について
「疲れるからなんだかなあ~」と書きましたが、
「あ。そういえば、悪いことばかりじゃないな」とハタ!と気づきました。


「ほめすぎグセ」のほうなんですけどね。


そういうわけでうちの親はどちらも、
何かしら見つけては、目の前の人をほめちぎるクセがあり、
そのわりに、自分はほめられないと
グチをもらすこともあったわけです(主に母親)。


しかし、この「何かしらほめてしまうクセ」は、
母が、認知症になっても健在なのです。
「打てば響くような会話」や
「大げさに感動する心の抑揚」などは
どこかに行ってしまいましたが、
「ほめグセ」だけは、
90歳の母のもとを去っていません。


いま、母は、長崎のグループホームにいるんですけど、
介護をしてくださる方の顔をしみじみ見て


「顔のきれいかね~」(きれいだね~)
「その服のよう似合うこと!色のきれいかね~」
「スタイルのよかね~!」と


ほめちぎるのです。


姉はそのグループホームに
週に複数回、ボランティアに通っているので
いろんな場面に遭遇しているんですが、
「お母さんは、ほめるけん。
やっぱり、けなすより好かれるよ」と言います。


ほめられ不足を長年、グチってきたけれど、
最後の最後で元をとっている。



と言いますか。
自分の親だから、ちょっとクールに言いますけど、
ほめるって


弱者が、よりよく遇されるための最後の武器


なのかもしれません。


あらためて「ほめること」のチカラを
教えてもらっている感じです。


たしかに、ほめるときって
なんとしてでも、そのことを伝えたい気持ちに
背中を押されますよね。


ほめずにいられない!というか。
あなたはすごい!と伝えたいというか。


母は、元気なころ、
もろもろグチってはいましたが、
ほめるときは、心の底からほめていたんだろうなあ。


そこらへん、わたしも受け継いでいたらいいなあと思います。





★「どうする?Over40」もどうぞ♪月曜日にこの記事も書いていたのでした。
「自分探しの旅」があるなら、それは「好き嫌い」の理由を根気づよく探ること。

【関連記事】このときのスティーブン・タイラーもほめ上手でした。
おじいちゃんでも素敵!に学ぶ。


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