ファッションに「ケア要素」を入れてみるのはどうか、私たち。


前も紹介した気がしますが、「ケアの宛先」という本に、
こんな文章がありました。
すごく心に残ったので
コピーして机の横のボードに貼っています。

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(ファッションとケアは)同じなんです。
ファッションの場合だったら、
自分は体をもっている。

その体を持った者として他者の前に登場するときに
どう登場したらいいのかというのがファッションです。

ケアというのは、
手当とか声掛けとかで
体をつうじて他者にかかわりますね。

だから身体の問題と他者の問題が交差したところにある問題の典型が、
ファッションとケアである。


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なるほどなあ~と。


ファッションもケアも、
自分のカラダの問題と
他人の問題の「交差点」で起こる、かあ。




ここでいう「ケア」は
介護や看護、育児などを中心に
「自分以外を見守り、手当てすること」だと
理解しています。


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で、ここから、いきなり話を
自分勝手な方向に変えますけど、


がんばってオシャレして出かけるときにですね。
ちょっとだけ「ケア」要素を入れるっていうのは、
どうですかね。



「え?ケアって何?」


って聞かれると、
自分でもよくわかってないんで
答えに窮するんですが(笑)



「体を持った者として
他者の前に登場するときに
どう登場したらいいのかというのがファッション」



だというのは重々わかったとしてですよ。
そこに一握りの「ケア」要素を入れられないですかね、わたしたち。


TPOをわきまえる、というようなマナー的配慮じゃなくて
もうすこしカジュアルで臨機応変な
自分がこれから会う人に対する「姿勢」みたいなもの。


自分という人間のプレゼンテーションで
いっぱいいっぱいになっている姿って
あまり魅力的じゃない気がするんですよ。
年を重ねれば重ねるほど。


ファッションとケアの交差点には、
自分と他人の関係を考えるヒントが
いろいろ詰まっていると思うんだなあ。





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顔は、わたしの心の動きのすべてを記録した「折れ線グラフ」か。

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