ファンデーションは2トーン暗め?シミも隠れ小顔になるって。


先月号の話になってしまうんですが
CLASSY.9月号を読んでいたら、

「あら、ずいぶん若向きのファッション誌ね。
さては、それ、この前の美容院で読んだのね」と思った方、
ご明察!



濱田マサルさん提言
「デイリーブランドを着るなら
キチンとメークしなきゃ!」



という記事が載っていました。


スタイリストの方がどちらかというと
ゆるめの発言をするところに
濱田さんがバシッと持論を展開するような流れの対談記事です。


しかも、ここでいうデイリーブランドは、
「手頃な価格の服」というような
おおざっぱな定義でなく、


UNIQLO・ZARA・GAP・PLST・無印良品の5つ。


で、こういうものを着るなら、
少なくとも、


●ベースメイクはちゃんとやれ。
●アイラインで目の周りをグルッと囲め。
 (マスカラもあればなおよし)


と。

さらに

どんなにイヤでも、


ファンデーションは
ツートーン暗めのものを選べ。



と。

2つ、下ですよ!
2つ色が黒いほうですよ!


白く塗るとおばちゃんになるし
(これは「今日のこていれ」の芹沢先生編でもありました)
暗めのほうがシミも隠せる、と。
小顔にも見える、と。


で、おっしゃっていることを煎じ詰めれば、


●安い服はすっぴんや
すっぴんに近いナチュラルメイクで着るな。
貧相に見える。

●「おしゃれ」とは「リッチ感の演出」である。
リッチ感は、髪と顔と服のバランスで作るもので
お金をかけることで生まれるものではない。

ってことのようでした。

さらに、
髪にカールを一つ加えるなら、
メイクを一つ減らすつもりでいなさい。
(これもバランス的なことですね)

で、ここからが面白いなあと思ったのですが、


ストレートヘアも
カールひとつ分と考えて
メークの盛りをひとつ減らせ、と。



ストレートヘアは
バランス的に「プラス」ってことですね。
「ゼロ」とか「マイナス」ではない。


なるほど。
・・・というわけで
今日は全編受け売り記事。


そういえば、葉子さんもリッチ感について
「今日のこていれ」で教えてくれていました。
(イラストはリッチじゃなくてヌードでした。これもバランスだな 笑)





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【関連記事】「リデアル」このときに紹介していたんだなあ。
ヘアメイクさんとの質疑応答&日本版Advanced Style

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人間関係を「大きな家」に変えてイメージして楽しくするコツ。


世の中にはいろんな人がいる…
ということはわかっているものの、
その「いろんな」を理解するのは難しいので、


わたしは、自分とその周囲の人を
「大きな家」をイメージして考えるようにしています。



わたしが、大きな家のリビングにいるとします。


「おーい!ちょっと来て~!」と
わたしが、大きな声で呼びかけたら、


身ひとつでビュンとやってきて
リビングのテーブルに座ってくれる人。


少し時間がかかるけど
いろんなもの(自分の好きなものや得意なもの)を
いろんなバッグに詰めてやってくる人。


決して一人では来ないで
家族や親せきやいろんな人といっしょに来る人。


「はーい」と返事だけして
自分の部屋から出てこないけど
ノックすれば自室に入れてくれて
いろいろ教えてくれる人。


わたしの家には入ってこないけど、
ばったり会えば、
話してくれることもある人。


・・・というように
シルバニアン・ファミリーのおうちを大きくしたような風景を
イメージして考えるようにしているんです。


こうやって人間関係を空間に変えてイメージすれば、
誰もかれも自分のテーブルに座らせようなんて
都合のいいことを思わないですみます。


その人それぞれの住まい方によって、
「あ、部屋を訪ねてノックしてみようかな」とか
「メモ書きをポストに入れておいてみよう」などと
距離の取り方を
いつもより丁寧に
考えられるようになるんです。
(念のために書いておきますが、
すべて「イメージ」であって
実際の「住まい」ではないですよ)


わたしたちは、
どちらかというと、
最初に例に出した


「おーい!ちょっと来てー!」と呼びかけたら、
身ひとつでビュンとやってきて
リビングのテーブルに座ってくれる人、ばかりを
「親友」だとか「真心のある人」としてとらえる傾向にあると思うし、
わたしも、そんなふうに考えていた時期がありましたが、
いまは、「それってちょっと違うな」と思うようになりました。


人には、それぞれ
長年の間に培ったコミュニケーションの方法があるし、
大事なものもあるし、
得手不得手もある。


身ひとつなんて絶対無理!って人もいるし、
わたしだって無理かもしれません。


この「人を家でイメージする」方法は、
想像力次第で無限に広がるので
「いろんな人」の「いろんな」のあり方を
具体的にイメージするのに役立ちます。


コミュニケーションの方法も
宴会がいいのか、お茶会がいいのか、電話がいいのか
手紙がいいのか、糸電話がいいのか、
動物好きなら伝書鳩がいいのか、
犬のおまわりさんに頼んだほうがいいのか、
などいろいろ考えられるし、
自分との距離も見えやすくなります。


たとえば、わたしは大阪、あの人はニューヨーク。
言語も文化も違うけど
ちょっと興味あり。
でも遠いから、会わないままでもいいや。


というような納得の仕方もできますよ。


おススメです。





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ママ友に思う。「好き嫌い」については優柔不断でいい。

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買い替える行為は、思っている以上にアンチエイジング。


壊れて使えなくなった機能があっても
すべて使えないわけじゃないから、
修理しないで、もしくは、買い替えないで
そのまま使っている、なんてことありますか。


わたしですか。
もちろんあります。


その代表格が、ビルトインコンロの
魚焼きグリル。
壊れたまんまで
もう、2年ほど経っています。


人生って
ないならないで
済むもの、多し。



とはいうものの、


一人暮らしの姉の家(わたしたちの実家)は、
お風呂のドアこそようやく新しくなっていたものの
今度は手桶が割れていたり、
台所の棚の扉が壊れていたり、
なんか、こう、ビミョーにあちこちが
「壊れたまんま」や
「代用品で済ましたまんま」になっていて
「ないならないで済む哲学」が
相変わらず、すみずみまで実践されておりました。

姉とわたしが祖先から継承した


「ないならないで済むものは、
放置したままで過ごすDNA」



どんだけ強力なんでしょうか。


しかし。


わたしは、気づいているのです。


「ないならないで済む哲学」や
「壊れたまんま、代用したまんま主義」が
日々のちょっとした快適さを
常にかすかに、しかし明らかに損なっていることを。


なんてことを思っていたところ、


友だち数人と話していたら、
「実家のお風呂のお湯が長時間たまらないけど
修繕しようと言うといやがって困る」
「母は、ファスナーの引手が壊れた洗濯ネットを
千枚通しを使って開閉している。
百円ショップでも買えるのに!」
などと口々にボヤくではありませんか。


「ないならないで済む哲学」は、
年を重ねるごとに独自の深まりを見せ、
ついには、洗濯ネットの開閉に千枚通しを動員するという
「面倒くさいから、
ないならないで済ませているはずが
別の面倒くささを発明して我慢する」という
珍妙な事態を招くのですね!


ちゃんと買おう。
ほんと、ちゃんと買おう。
姉ちゃん。そして、わたし。



そして
「だれよりも自分が、
いつも、心から寛げる快適な部屋に暮らすお年寄り」になろう。
(それって新陳代謝の積み重ね。究極の夢かもな。)


ウェブマガジン「どうする?Over40」
「これ、買った」(仮題)という連載を始めようか、と言っているのも、
「ちゃんと買う楽しさ」を
自分が感じつづけたいからなのかもしれません。


「欲しい」と思うこと、
そして「迷う」「決める」「買う」
そして「お金を払って手に入れる」こと、
この一連の行動は、
たぶん、思っている以上にアンチエイジングの真髄。


貯金の多寡に関係のない
人生のスタイルなんだと思います。





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【関連記事】同じようなことを言っていますね。
健やかな「買い物」は、健やかな心身の証だ。

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肉親はすべて生きている限りわずらわしい、という真実と価値。


2~30代向けの「家仕事」に関するムック本には、
70歳前後の女性たちが登場して
「モノを厳選した暮らし方」を披露していました。
(お二人ともメガネ&白髪ショート&編集者)


若い女性読者にとっては、
母親かそれ以上の年の先輩女性たちが指南してくれる
「足ることを知って生まれる豊かな暮らし」。


モノがあふれている実家と比べ、
そこで段取り悪く暮らすグチの多い母親と比べ、
ため息をつく人もいるかもしれませんね。


わたしもそうだったけど
30代になると
「肉親のわずらわしさ」や
「『贈り物』という名の不用品のわずらわしさ」、
「日々の単調さと雑多さというわずらわしさ」を、
いやというほど痛感するようになりますもん。


だからこそ、
雑誌に紹介される「すっきりと美しい暮らし」は
憧れをかきたてるのです。


でも、わたしは、50代になったから、
もう大人だから、
そんなに簡単には
雑誌のなかの人には憧れないぞ。
ちょっとは憧れるけど、でも、
全面的には憧れないくらいに成長したよ。


なんでかな、
なんで憧れないのかな、
と考えたら理由がわかりました。


すべての肉親は、わずらわしい。


とわかったからです。


肉親はすべて
生きている限り、わずらわしい。



肉親だけじゃない。
他人の好意にも
日々の繰り返しにも
すべてに「わずらわしさ」が宿っている。


生きている間はつねに
わずらわしいのです!



死んだら、わずらわしくないよ。
そのどれとも、
もう、会えないし。
なにも言ってこないし。


自分とつきあうのだって
わずらわしいといえば、わずらわしい。


このわたしの怠惰さと勤勉さ、
他人の親愛と勝手さ、
日々の爽快さとかったるさ、
そういったものが混然と、
あるところには放置され、
あるところには積み重なり…。


そのままにしておけば雑然と無秩序になる日々を生きながら、
そのなかで力技のようにして
「快適さ」を成立させている住空間。
そういうのが好きだ。
現実と美意識のせめぎあいに
その人らしさを見て
「ああ。いいなあ!」と思う。
(住空間を見る妙味!)


生活という「雑多」を
今はやりの断捨離だけでなく
「なだめすかし」や「妥協」という方法も動員して
なんとかかろうじて「快適さ」のほうにもっていく。


その手腕を身につけて磨いて、
日々のあらゆる雑多をいつくしみ、なだめすかし、
細かいことに目くじら立てず、
しかし、譲らぬところは譲らず生きていきたい。


あ。だとすれば、
ムック本に登場しているお二人の女性は、
「出家している」とも考えられますね。
だから、厳しく美しい。





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【関連記事】これも、年の功。役立ちます(笑)
「面倒くさ度」を計れるのって、「おばさん力」の極致かも。

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きれいになる「努力」と「報酬」のアンバランスを解決する方法。


ちょっと前に、
まるさんにいただいたコメントだったと思うのですが、
「年をとると若いときほど
変化や効果が感じられないから
おしゃれへの意欲がわきにくいんじゃないか」というようなことを
書いてくださっていて
「ああ、そうだ、そうだ!確かにそうだ!」と思いました。


たしかに、ヘアスタイルを大きく変えたり、
いつもと違う洋服を着ても
「あら?あんまり変わってないんじゃない?」
と感じることが増えていますよ!


たとえば、女子高校生が
素顔の制服姿から
派手なメイクと服装に変わると
同一人物とは思えないほど変身できますが、


年をとってくると、


ヘアスタイルや衣服という「覆い」を破って、
生身のルックスと表情が強く主張する!



この、強烈な「何を着ても私」感、なに??


きれいになろうとする「努力」と
きれいになったと感じる「報酬」のバランスが悪いわけですね。
それゆえに、努力をするのが面倒になるわけです。


では、この「面倒くさい問題」をどのように解決するか、
なんですけどねーー。


昨日、電車の窓に映る自分の姿をため息とともに眺めながら
ある結論を導きましたよ。それは、


外出先の鏡やウィンドーに映る自分の姿に
一喜一憂しない!



もう、これしかないなと。


・・・というのもですね。


先日、温泉旅行に行ったんですけど、
そこで自分より高齢の女性たちを
たくさん見かけたんですね。


やっぱり、みなさん、
同じといえば同じですが(若い女性たちだって同じように見えますから)
ちょっと気をつけて見ると
話し方やたたずまいや姿勢や雰囲気が異なる。


あー。この違いは、
ながーい時間をかけて作られているんだなあ。



といまさらながら思ったんです。


教訓風に言ってみるなら、


今日の努力も今日の怠惰も
すぐには表れない。
しかし、降り積もる。



いろいろやってみて
ちっとも効果が出なくても
がっかりしなくてもいいんだ。


敵は、むしろ、その一喜一憂。





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【関連記事】力作イラスト付です!(笑)2年前の記事です。
「年齢ショック事件」は、価値あるワークショップだ。

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シルバーウイークに旧友と会い、それぞれの「不憫」が感応する。


東南アジアの某国で働いているO君が帰ってきて
うちでいっしょに鍋を食べました。

O君は、夫とわたしの共通の友人なんです。


ずっと前に離婚した奥さんのお母さん(つまり元義母)から
「お金を貸して」と言われて
「2万でいいなら、毎月振り込みましょか」と言って
元奥さんに内緒で仕送りしているらしい。


おおお。


O君は、まったくもってお金持ちじゃありません。
しかもいま、現地の会社では
年下の上司に「あなたの存在価値はどこにあるんですか!?」と
詰問される超ハードな状況にあるらしい。


現在もまだ、元奥さんの住むマンションのローンを支払い中。
養育費も息子さんが就職するまで
「自分の最低限の生活費以外は、ほぼ丸ごと」払い続け、
結婚生活には、いろいろ問題はあっただろうが、
離婚後は、ヒジョーにまじめな払いぶりでした。


・・・ま。友だちの欲目もあるんでしょうけどね。
わたしたちが知らないことも
たくさんあるだろうし。


そこに「元義母への継続的な仕送り」事案。


「もうさ、自分のこと考えていいんじゃない?」
「結婚しなくても、気の合う女友だちを見つけるとか」
「そもそも老後の貯金、あんの?」
「日本に帰ってからの家、どうすんの?」
と矢継ぎ早に質問してしまいます。


しばらくして


夫 「その仕送り、○○ちゃん(元奥さん)に対する
   復讐の面もあるんちゃうの?」



あら?


O君 「あるかもな」


あるのか・・・。


そうかー。


いろいろあるんだなー。
もう、いろいろ。
復讐も、執着も、思いやりも、
自分の存在証明も、かつての絆も、
なんか、もう、いろいろあっての「月2万円」なんだなー。


そのあと学生時代の思い出話になったので、


「O君さ、いつもカーキ色のパーカー着てたよな。
あれ、似合ってたなあ」


と、何の気なしに言ったら、
びっくりするほど嬉しそうな顔してました。


過去のある瞬間の「姿」が
別のだれかの記憶に(それがわたしでも)「素敵なもの」として
鮮明に残っていたら、うれしいよね。
わたしも、そうだ。
言ってよかった。ほんとのことだし。


わたしは、O君と会うと
いつもちょっと「不憫」に思うのだけど、
それは、O君だけが不憫なんじゃなくて
わたしも、夫も、みんなそれなりにがんばってきて
いま、ここに、こんなふうある。
それをあたりまえのように笑顔で受け入れるしかない。
そのことのどこかに「不憫」要素があるんだと思うのです。


それぞれの「不憫」が感応しあうというか。


O君は、情けないところがいっぱいあるし、
自分を大きく見せようとして
「それ嘘だろ」って話もするけど
わたしにも娘にも、死んだ犬にも
一度だって偉そうにしたことがないし、
だれかに偉そうにしているところを見たこともない。
そういうところ、偉いと思う。


がんばれ。
お正月にまた
不憫な姿、見せてくれ。





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長年、身についた「習慣」の「手順」が結果を左右する!


48歳のときに
「このままでは早晩、総入れ歯になりますよ!」と
歯医者さんに最後通牒をつきつけられて以来、
数年かけて治療に励み、歯磨きにいそしんでまいりました。
(通院に関してはこのブログにもちょくちょく書いてきました)


以来、毎食後(治療直後は1日5回)
歯磨き粉は使わず、
1本の歯間ブラシと
2本の歯ブラシ
(縦1列ブラシと縦2列ブラシ 病院オリジナルのもの)を使って
あたかも台所の排水溝を大掃除するごとく
歯垢という歯垢を徹底的にとりのぞく、
「口内掃除」に励んでまいったのです。


そうです。
もう、それは、「口内掃除」。



仕事先のトイレで
女性たちがミントのさわやかな香りを漂わせながら軽やかに行っている
「口内爽快化ブラッシング」とは
似て非なるものなのです。


もうね、前歯の裏側を磨くときなんか、
歯ブラシが歯と歯ぐきの境目に確実に当たるよう
垂直に歯ブラシを立てて
小刻みに動かしますから、
顔面に棒が突き刺さったような状態になり、
歯みがきの概念を超えた
ホラーな「形相」になっておりますよ。


というわけで、
わたしが日々、もっとも真剣に取り組んできたもの、
それは、歯磨きという名の口内掃除なのです!


いまも見た目は、
ちっともキレイな歯ではないんですけどね、
かつてのように歯ぐきが腫れるなどの不調もなく、
平和な「歯暮らし」を送っています。


何ごとも習慣。


その「習慣」ですけど、
「その行為を日々繰り返して行う」のはもちろんなんですが、
「その行為の中身や方法を繰り返す」ものでもあるじゃないですか。


「毎日、歯磨きする」だけじゃなくて
「同じ手順で歯みがきを繰り返す」。


だから、だれだって
歯磨きしているし(わたしもずっとしていました)
部屋の掃除もしているし、
スキンケアもしているし、
ときにはダイエットや運動もしているし…
といろいろやっているわけです。


ただ、その手順が違う。


歯磨きでいうなら
口の中が爽快になればオーケーという歯磨きから
わたしのような「必死の形相de口内大掃除」まである。
ホワイトニングなどもっと美観を大事にするオーラルケアもあるでしょう。


食器の片付けでも、
食器を洗うだけの片づけもあれば、
コンロを拭き、壁を拭き、床を拭いて終わり、
という片付けもありますよね。


どんなふうにやるのか。
どこまでやるのか。
どこでよしとするのか。
それが結果を左右するんだなあ。


習慣の中身をたまに、ちょっと見直す


って大事なんでしょうね。
何事もマンネリ化しやすいわたしだけに思います。


ウェブマガジン「どうする?Over40」
同世代の性に関する連載「Sex and the Age」
おつきあいいただいているあきらさんがブログに、


石川善樹氏「最後のダイエット」の感想として


ダイエットというからには痩せるということなんですけど、
痩せるということより『いかに無意識でできる新しい習慣をつけるか』
という発想がクレバーだと思うんです。



と書いておられて「おお!ここにも習慣が!」と思い、
わたしもさっそく石川氏が主催する「減量シュミレーター」
登録してみました。


「無意識」も「よい習慣」も魅力的。
そしてスレンダーに💛








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秋がキタので欲しいものを考えてみた

【関連記事】2年前の歯医者さんネタです。
感情の「ひとつ手前」に伝えるべきことはあるのかも。

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「あ、わたしは自分を過大評価していた!」と悟った瞬間。


この前、仕事に行く道すがら、
思ったんですよ。


「あ。わたしは、実は、ながーいこと、
自分を過大評価していたんだなあ」と。
なぜか、ふいに。


過大評価って
「自信満々」や「大いなる野心」として
現われるものじゃないんだなと。


いや、そんな形をとることもあるでしょうけど、


●こんな仕事、本当はやりたくない
●いつか、こんなことをしたい。
●本当はこんな自分であるべきなのに。



みたいな、どちらかというと
自己嫌悪や現実否定、将来への希望みたいな顔をして
現われるんじゃないだろうか。
ちょっと「反省」に似ているから気づかなかったぞ!


なぜ、それを仕事に行く途中に思ったかというと
これもどうってことないことでねー。


この仕事、結構長いことやっているなあ

いつまでやるのかなあ。

そんなに長く続けるつもりなかったのに。


・・・と同じ道で同じように考えるからなんです。

その日も同じように考えていたんだけど、
いつもとちょっと違う結論に至ったわけですね。


あ。これがわたしなんだな。
この仕事を与えられ、
それを続けているわたしが、THE わたし。
それが現実。
事実という現実。能力の現実。



あー。そうか、自分では謙虚なつもりだったけど
過大評価していたんだなあ!!
マットな絵の具で塗ったみたいに鮮やかなピンク色の実をつけた
こぶしの並木道を歩きながら思ったのでした。


kobusi.jpg
人間の拳に似た実をつけるから「こぶし」だそう。
わたしが見るこぶしの実は、もっとピンク色です。


いずれ引っ越すつもりで買った
この古いマンションから引っ越すことは、
多分、ないだろう。


大規模なリフォームをすることも
おそらくない。


漠然と描いていた「いまと違う自分」になることも
ないに違いない。


なるほどな。そうなんだな。
ここだ。ここ、ここ。
これが、現実の「わたしという場所」なんだと。


大丈夫。
引っ越さなくても
大がかりなリフォームをしなくても
「かつて夢見ていた自分」にならなくても
できることはある。
やりたいこともないわけじゃないじゃないか。


そういうことなんだなーと
ストンと胸に落ちました。


あれから、一週間。
明日、同じ道を歩いて仕事に行きます。





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★ガウチョパンツには、こんな問題点が(笑)みんな経験しています!↓
「着まわせ!れこコレ~遅れて来たガウチョ(着回し以前)」

【関連記事】6年以上前の記事。多くの人に読んでいただきました。
40代。スタイルのある生き方へ。

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