「恋をしたい」という思いの箱に、みんな「物語」を飼っている。


わたしの友だちは、
近所のバーに活けてある花がどうもやぼったいので、
「ごめん。ほんとにごめんだけど、お金もなにもいらないから活けさせて!」といって
その店に花を抱えていき、
自分の気のすむように活けているらしいです


そして、


「今夜もBarに花を届けて、
歩いて帰ってくるんだけど。
月がきれいなままで雪が舞っていました」


とメールをくれました。
土曜の夜のことです。


なんですと。
BARに、花に、月に、雪ですと。


雪の舞う月夜をひとり歩く女性の姿が
目に浮かぶではありませんか。
ほどよく寂しく、ほどよく開放感。
BARの帰り道ってところが
ちょっと色気あるよねえー。


景色が「女」っぽいです。


年とともに色気は遠のくようで、遠のかないものだ。


と思います。


人によって
もう、まったく色恋を語らなくなる人もいれば、
「恋をしたい!」と言い続ける人もいれば、
実際に恋愛をする人もいれば・・・と
表れ方はさまざまですが、



新しい出会いへの希求と
みずみずしい感情の躍動への憧れ



は、男女を問わず、
きっと多くの人にあるんだろうと思います。


わたしにも、ありますよ。
感情の躍動への憧れ。



言葉にするならば、
「恋をしたい」というというのが一番近いような、
そんな得体のしれない感情の「箱」になかには、
自分だけの「物語」が眠っている。


この自分が主役として
永遠に優しく、いだかれるような
そんな極甘の「物語」をずっーーーと飼っている。


映画やドラマや小説から得た栄養を
ときに与えながら、
飼いつづける。


老いのなかには、
感情の躍動への憧れと
いたしかたない、
かすかな断念が含まれているんですねー。


憧れも断念も
よーく見つめると
柔らかいものです。


容姿は衰えても
みんな、極甘な物語の主人公。
それでいいんです。
おやすみ、全国のプリンセス。




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