私空間における自分とその周囲の「佇まい」が語るもの…映画「FAKE」



今日は、佐村河内守氏のドキュメンタリー映画「FAKE」を見てきました。
いろいろ書きたいけど、これから見る人も多いでしょうから、
グッとがまんして内容にはふれず
このブログ的な切り口から書いてみますね。


映画を見ている間、


どこまでが真実なのか。
何が嘘なのか。
これは、本当か?嘘か?…と
佐村河内氏の佇まいや発言や奥さんとのやりとりに
意識を集中させて見ることになるんですが、


そこまで集中できた理由の幾分かに、


●佐村河内夫妻の住むマンションが
 ちょっと意外な感じを与えるほど端正で品がよい
●ポーチにも玄関にも一切ものがなく整然としている
●室内も物が少なく、不自然じゃない程度にきちんと片付いている
●太った美猫が居心地よさそうにくつろいでいる
●佐村河内氏の両親の感じがいい
●登場する飲み物や食べ物がどこか愛らしく、食べ方も愛らしい



などの要素があると感じました。
「うさんくさいに違いない」というこちらがわの期待を無言でくじき、
ゼロレベルに近いところまで戻す、というか。
わたしなんか、マンションのポーチあたりの映像で
「あ、あれ?」って思いましたもん。


これが、もし、もしですよ。


とにかく派手でセンスの悪いマンションで
雑多なものが山積みにされた玄関や廊下で
大事にされていないであろう、みすぼらしい猫がいて
行儀のわるい夫妻と感じの悪い両親…だったらどうでしょう。


それらの発する雑多で膨大な情報に意識が向かい、
そこから「佐村河内夫妻の素」が推測されて、
(よく似た隣のおじさんは、こんな感じだから、この人もこうだろう的な)
ご本人たちの言葉や表情、しぐさ、やりとりに
集中でできたでしょうか。


できなかったと思うな。


森達也監督がインタビュー


理屈よりも、佐村河内さんに会って話をして、
絵になる男だなと思ったのが最初の感覚でした。

それは彼だけでなく、奥さんがいて、
猫がいて、暗い部屋があって、
窓をあけるとマンションの下を電車が通っていて
という状況を含めて、これは映像だなと思ったんです。


と語っておられますが、
なるほど!と思いました。


佐村河内氏は、私空間における
自分とその周囲の「たたずまい」で
監督と作品を引き寄せた。


いろいろあっても、そこは真実だと思いました。


そうそう、この映画館で二つのびっくり仰天事件があったんですよ!


ひとつは鑑賞後、茫然とエレベーターを待っていたら、
「カリーナさんですか」と見知らぬ美女(お世辞でなくほんとに)に
声をかけられて狼狽し、心拍数があがって挙動不審になったこと。


もうひとつは、トイレで
なくなったはずの細い布ベルトが
「あれ、なんかゴロゴロするな」と思ったら
タンクトップとシャツワンピースの間から
出てきたこと!感動の再会!
(どんな状況でそうなっていたのかは、
わたしにも謎だから聞かないで)


そういうわけで刺激たっぷりの映画鑑賞でした。


まだの方はぜひ。




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