誰かひとりと上下関係なら、あらゆる人間関係を上下で捉えてるって。


この前、長崎の実家に帰ったとき、
姉の本棚から嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
を借りてきました。
読みたかったのでラッキー!
ベストセラーなので読んでいる方も多いのではないでしょうか。



帰りの新幹線で夢中になって読みましたが、
わたしが自分なりにあれこれと頭を打って悩んで
「こうじゃなかろうか」と試行錯誤してきたことが
いくつか書かれていて驚きました。


このブログに書いてきたことと重なっている部分が
実際にいくつかあるんじゃないだろうか。
いや、ほんとに。


しかし、「ああ。ここは!」と胸に刻んだ箇所があったので
そのことを書きたいと思います。


それは、「人は『わたし』を使い分けられない」というタイトルで書かれているなかの一文。


もしも、あなたがだれかひとりとでも
縦の関係を築いているとしたら、
あなたは自分でも気づかないうちに
あらゆる人間関係を「縦」でとらえているのです。



というところ!!!


対話形式の文章はこう続きます。


青年 じゃあ、わたしは友人までも縦の関係でとらえていると?


哲人 間違いありません。
   上司や部下のようなとらえ方ではなかったにしても、
   「A君はわたしよりも上だが、B君はわたしよりも下だ」
   「A君の意見には従うが、B君には耳を貸さない」(中略)というように。




グワーっ!


これは、本当にそうなんですよねーー。
なかなか徹底できないのだけど
ヒジョーによくわかります。


たとえ、上司と部下であっても
「本質的に対等(フラット)な関係」を築くことは可能なのです。
それは、体感上、非常によくわかる。


自分が上司の場合もそうですが、部下であっても、
相手(上司)を人間として理解しようとすること、
責任を相手の立場にのみ委ねないこと、
自分の意見を伝えることを放棄しないこと。


このような努力をすることが実は、
小さな子どもや青少年(実は犬や猫に対しても!)、
自分より立場が弱い(自分より下)と思ってつきあいがちな存在と
フラットな関係を作れる「肝」なんです。


ひとつでも「縦の関係」(上下関係)を築いたら、
あらゆる関係を「縦」(上下)でとらえている。



わたしたちの行動には、基本、例外はないんだなー。


「上から目線」とか
「自分を下げる」とか、
そういうことに過敏であるうちは
「縦の関係」に生きているってことですね。
ひっきりなしに上下を計りあう
「どちらが上か」牽制と、
自分を「どこに置くか」の迷いの連続。


フラットな関係を築くのは、
理想を描いていればできることじゃありません。


日々出会うあらゆる関係のなかで
思わぬことで傷ついたり、
承服しがたい気持ちを抱いたり、
意気消沈したりしながら、
そのときの自分の気持ちを静かに見つめて、
何よりまず自分自身の「プライド」の取り扱い方に習熟する必要がある。


プライドは必要だけど最小限でいいな。
大きいと持てあますだけ。








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