これ「が」なのか、「も」なのか、「と」なのか、それが問題だ。


木曜日の夜に大学生の娘が友だちを連れて帰ってきました。


晩ごはんの麻婆茄子は食べてしまっていたので
「よし。鶏肉の塩レモン焼きを作ってあげよう!」と言い、
鶏もも肉に塩レモンをまぶして焼き、
残っていた菜の花のおひたしと
白菜や水菜やえのきなんかをさっと炊いたやつと
いっしょに出しました。


食卓を見てみると、
夜遅くに出したとは思えない華やかな彩り!
食事の健康指数をぐっと引き上げる菜の花の濃い緑!
トマトを添えた鶏肉の塩レモン焼き!
白菜や水菜のくたっとした感じもいい!


「おいしい!」という声が
「この昆布の佃煮、超うめえ!」
「まじ、この佃煮すげえ!」と
この記事にも書いた松前屋の昆布に集中していたことに
憮然としたものの
勢いよくガガッと作る自分にほれぼれし、


わたしって、こういうのが一番向いてるんじゃね??


と思いました。



「こういう」というのは、
「予期せぬ客を歓待して、
ご飯を食べさせる肝っ玉母ちゃん的行動」です。


いっそ、こっちの道に進もうか。


しかし、ほんとに、こういうの「が」一番向いているのか。
そこ「が」問題であることを、わたしは知っています。


わたしの姉ちゃんは、
ターシャ・テューダーのドキュメンタリーを見て憧れ、
「退職したら、実家の庭でガーデニングをする!
そういう人生がいいよねえ!」


と言っていましたが、
実際に退職したら
「雑草と虫がなにより嫌い」なことに気づき、
庭をほぼ全域コンクリートで埋めてしまいました。


わが姉ながらあっぱれ。荒療治。



つまり、


そういう人生「が」いいよね!
じゃなくて
そういう人生「も」、見ている分にはいいよね!


だったわけです。


わたしも

こういうの「が」一番向いてるんじゃね??

ではなく、

こういうの「も」、たまにはいいよね!

なのかもしれないから、
こっちの道に進もうと決めるのは早計。
もう少し考えよう。


人って、疲れていたり、壁にぶちあたっていたりすると、
こういうの「が」わたしのしたいことなんだ!
こういうこと「だけが」できていればいい!
と思いがちですが、


こういうの「も」、ああいうの「も」
と複数あったほうがいい場合が多いんですよねえ。


いざ、「これだけ」となったときの
そのシンとした魅力のなさときたら!!



こういうの「と」、そういうの「と」、ああいうの「と」
当面は、「と」でつないで、
だましだまし、やっていこうと思います。




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