子どもの遊びは、「どうしても立ってしまう戦いのリング」。


マンションのすぐ下に小さな公園があって
4歳から小学校低学年ぐらいまでの子どもたちが
大人数で遊んでいます。


「遊ぶ」という言葉が使われているからといって
彼らが、「にっこり笑顔」だと思ったらとんでもない。
もちろん「にっこり笑顔」や「げらげら大笑い」のときもありますが、
基本は「真顔」。


懸命な権利の主張
ときに下される理不尽な命令
マウンティングの応酬
突然の新ルール適用
涙声の抗議と号泣
合間に聞こえるボヤキや愚痴


こうやって並べると
ブラック企業みたいですね。
大変だ。
ものすごく大変。。
わたしならヘトヘトに疲れる。


ああ。大人でよかった。
家でゴロゴロしながら
「子どもたち、お疲れ!」って
呑気に構えていられるわたし、幸せ。


しかも、こんなに大変でストレスフルなのに
彼らは、翌日も同じように
やる気満々で集まって
同じように真顔で
主張し交渉し抗議し言い負かされ、
泣いて走り去ったり、
バタンと転んで絶望したり、
また戻ってきたり、
大げさに謝ったり、同情したり、
一斉に退屈したりしながら、
長い時間を過ごしています。


「あれ?静かだな」と思って見ると
全員いっしょに別々に下を向いて
夕暮れの砂場作業に没頭しているではありませんか。
残業、お疲れ様。


パワハラもモラハラも独裁もあるブラックな環境。
しかも、報酬なし。
家に帰っても「宿題、した?」とは言われても
「お疲れ様でした!」とはいわれないだろうから
ねぎらいの言葉をもらえる可能性も低し。


目下、君臨している「声の大きな子」は
いつまでその地位にいられるだろうか。
「声の小さな子」による静かなクーデターの可能性もあるだろうな。
次第に「命令」や「号令」という単純で強引な方法は
通用しなくなるからなあ。
下剋上だ。


ひとりひとりが、
それぞれの家庭の色を濃厚に持ち込んで
ぶつかりあいながらも関係をもちつづけようとする姿。
そんなにだれかとつながりたいのか。
「人間の業だね!」と言いながら
ひし!とかき抱いて泣きぬれたいよ。


子どもの遊びは、
「楽しみ」なんて生易しいものじゃなく、
「どうしても立ってしまう戦いのリング」だな。
遺伝子に組み込まれているのか。


ああ。わたし、生き延びられてよかった。
子ども、お疲れ。
今日のごはんが好きなカレーやハンバーグでありますように。
回転すしとかもいいね。





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