ああ。老化とともにダイナミックになる「着脱」の範囲よ。



年寄りくさいことを書くと
「夢がない!読みたくないわ!」と嫌われないか心配になりますが、
そんな恐れをものともせずに書くことが
「攻めの姿勢」でもあるとするならば
それこそがチャレンジ!若さの証にほかなりますまい!
というわけで今日は、入れ歯の話です。


わたしは、まだかろうじて自分の歯のみで生きておりますが、
夫は、先日、奥歯をぬいて「部分入れ歯」の人になりました(合掌)。


食事は別段、フツーで
食べたいものを食べられるようでよかったのですが、
食後、必ず、洗面所に立つ。
すみやかに、立つ。


そして、おそらくは、歯を外し、
ジャージャーと流水で洗っている。


その音を聞きながら、
わたしが気になるのは、


外食後、どうするのか?!


という問題です。


外食後、歯磨きできなくても大変ストレスなのに。
(歯と歯のすき間があいているので
そこに食べものがつまるからです。わたしの場合)


夫に尋ねると、
「うん?レストランや居酒屋は、個室に洗面のあるトイレも多いよ」と
別段、気にしている様子もないのですが、
世の中すべてが洗面付きトイレではなかろう。


百貨店やショッピングセンターでごはんを食べたあとは
どうするのか。
あのシワやシミが目立ちにくいオーバー気味の照明のなか、
こじゃれた洗面ポールが居並ぶ空間で
メイク直しにいそしむヤングレディを隣に
入れ歯あらいラスカルになれるのか。
オフィスの昼休みのあとはどうなんだ。
同僚と上司のうわさ話に花を咲かせながら、
歯をはずせるのか。


いまだかつて、そんなレディ、見たことないぞ。


がまんしているのかなあ。
ウェットティッシュ的な何かで
拭いているのかなあ。


…と思いましたが、
いま、これを書きながら、
からだの不自由な人や赤ちゃん連れの人など
あらゆる人があらゆる目的で使うことのできる
多目的トイレがあった!と思いつきました。


あってよかったな、多目的トイレ。


でも、多目的トイレがなかったら??
どうしているのかな。
やっぱり、がまんかな。


ドラマ「グレイス&フランキー」シーズン1の第1話で
お金持ちなマダム役のジェーン・フォンダ(79歳)が
帰宅後、鏡台に座ってまず「部分かつら」をはずすという
リアリティのある良シーンがありますが、
常に時代を切りひらいてきた、このジェーン・フォンダや
ファッションアイコンでもあるジェーン・バーキンといった
両ジェーン大女優あたりに、
「部分入れ歯をはずす」というシーンも演じていただけないものか。


そして、老いとともに
「着脱の範囲が広がり、より一層、ダイナミック」になること。
衣服の着脱にとどまらず
歯、髪など「肉体の一部」をも着脱するのだ、
そういうものなのだ、ということを
世に広めていただくわけにはいきますまいか。


わたしが入れ歯になるまえに見たい。
いや、ほんとに見たいのか。
そんなシーン。そんなジェーン。





フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。メルマガ<オバフォー世代。ちょっとした集まりに何を着ていく?何を着ていった?>前後編に分けて配信しました。購読無料です。現在、800人以上の方が登録くださっています。こちらから。

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク