攻めのヘアスタイルへの反応。「故意か?事故か?」のふり幅。


家に帰ると娘の幼なじみのダイ君が遊びにきていました。
大学の春休みで帰省したそうです。


ダイ君は、変身していました。


髪は、渡部豪太風をさらに無造作にふんわりモシャモシャさせたようなパーマ。
大きめの黒ぶちボストンメガネ。
紺色のアラン模様のセーターの下には、
ギンガムチェックのシャツ。


どこかの芸大にいてもおかしくないし、
デザイン系の専門学校にいてもいいし、
なんなら、グーグルにスケボで出社してきて
デスクに座る空気を読まないプログラマーでもおかしくない。
そんな感じ。


「ダイ君!それいい!もう、それでいこ!
そういうキャラ立ちした髪型が好きな女子は、
10人に一人ぐらいは絶対いるから。
おばちゃん、若かったら、そのタイプ。
教室で見かけて、話してみたくなるタイプ。
それでいこう。
いままでの路線は、競争率高すぎたよ」


なんかもう、おばちゃんのおせっかいがさく裂していますが、
2才のころから知っているダイ君とは、
「独自のモテ路線はどこにあるのか」を
ああでもない、こうでもないと語りあうのが
長年の習慣なのです。


ダイ君は、その前日、
もう一人の幼なじみのおかあさんに会ったらしく
そのおかあさんは、
何度も髪を盗み見るようにしながら


「ダイ君、その髪は、
ダイ君がしたくてした髪?
それともしたくなかったのに、
そうなってしまった髪?」


と聞いたそうです。


「ああ。いや、これは美容師のおじさんに任せて
やってもらいました」


「そうか…。ってことは、
どっちでもないのかあ」と
納得したような、しないような反応だったとか。


そのおかあさんの質問の意図は、
つまるところ、


君のその髪は、故意か?事故か?


ということですね(笑)。


本人は、その髪型で街を歩くことに
何の抵抗もないらしいので
それなりに気に入っているのでしょう。


クルクルくせ毛の外国人の男の子が、
そのままオシャレ系オタク青年になったようで
とてもキュートでした。


それにしても髪型ひとつとっても、
「それだ!」と思う人と
「事故なのかな?」と心配する人、
「受け狙い?」(居酒屋の店長さんに言われたらしい)と笑う人など
さまざまいるんだなあと
改めて思いました。


「それだ!」があれば、
「事故?」もある。



おしゃれの好みって
それぐらい、ふり幅が大きいんですね。


でも、10人にひとりでも
確実に「それだ!」と感じる人がいるほうがいいと思う!


わたしたちも「それ、事故?」を恐れず、
攻めていきましょうぞ。


それにしても若い男性がキュートに見えるって
とってもいいですね。
いたずらっ子と知性が混じり合ってできる魅力だなあ。





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