年を食うからこその鮮度!「パリッときれいなもの」とグンゼシャツ。


取材の現場で男性ディレクターが
20代の男性デザイナーに
「50歳を超えて仕事があるフリーランスには、
やっぱり理由があるわ」と言っていました。


少し離れた机に座り、
じっと話に聞き耳を立てる
50歳をとっくに超えた女コピーライター(←私)。


いかんせんデザイナーが20代と若く、
自分の話ばかりしたいタイプのため、
「そうですかあ」と適当に流そうとしています。


ちょっと待ったあーーー!
「その理由はどこですか!?」と聞け、聞いてくれ、
あんたの将来のためでもあるよ。
なんならちょっと距離は離れているし、
唐突ではあるけれども、
「それ、どこですか?どんな理由ですか!?」と
私が聞こうか、聞きましょか、と振り返ったら
時、すでに遅し。
仕事の段取りの話に移っていました。残念。


そのディレクターは、40代後半。
それまでの話の流れでは、
50代のカメラマンが、自分と同じ今年流行の
コーデュロイのジャケットを着ていた、
というようなことだったので
「おしゃれや身だしなみは大事」ということだったのでしょうか。


もしかしたら、
「自分と好みが合う、が大事」かもしれませんけどね。


でも、何となく「服装」に関連したことなんじゃないか。
そこから、「仕事への姿勢」について
言及しようとしていたのではないかと思いました。


もし、服装だとしたら、
「50代を超えて仕事がある服装」って
なんなのでしょう。


数日後のことです。
クウネル5月号を読んでいたら、
フード&インテリア スタイリストのCHIZUさんが素敵でした。


そのCHIZUさんが
同誌のなかで「肌触りがよくて、型崩れせず、
白さをキープできるTシャツ」として
グンゼの学童用子どもグンゼ160センチを
あげていたのです。


インターネットでも
CHIZUさんが同じシャツを紹介している記事を見つけました。


「年齢や立場的に、
“洗いざらし”や“ラフ”な服がそぐわない
シチュエーションが多くなってきたんです。

会う方や、行く場所をわきまえた格好を心がけたいし、
大人だからこそいつも、パリッときれいなものを
着ていたいじゃないですか」


とグンゼ学童用シャツを愛用する理由を
語っておられます。


「パリッときれいなもの」


これに尽きるんじゃね??


と思いました。


50歳を超えて
●なれ合いじゃない
●惰性じゃない
●新しい気持ちで仕事に取り組む
●TPOをわきまえる

これらの姿勢を示すには、
「パリッときれいなもの」を着ているって
かなり大事じゃね??って思いました。


前述した男性ディレクターの真意はわかりませんが、
彼はいつも服装に気をつかっています。


全部じゃなくても、
どこか一点、
特に白いものが
パリッときれい、は効きますな。


いくつになっても
「鮮度」が大事だと思います。
若作りが過去に向いた行為なら、
鮮度は、いまと未来に向いた行為。


CHIZUさんご愛用のシャツは、これですね。
1枚、税込475円!買おう。






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「その年齢の経験は、その年齢でしかできない」という人生の法則。



スーパーのATMに並んでいたら、
20代前半にしか見えない若いお母さんが
2歳ぐらいのお兄ちゃんの手を引き、
ベビーカーに赤ちゃんを乗せて
袋から出したお金を何度かに分けて
慎重に入金していました。


袋分けの節約をして
いくつかの口座にお金を貯めているのかな。
堅実で偉いな、と思いました。
若いお母さんには節約上手な人が、多いですね。


そして、そのとき、不意に、


この若いお母さんの経験している子育てと
35歳で出産したわたしの経験した子育てとは
まったく違うんだ!と雷に打たれたように思ったのです。
大げさすぎる表現ですが、ほんとに思ったのですよ。


時代が違うとか、
子育ての方法が違うとか、
そういうことがいいたいのではありません。
精神的な落ち着きがどうの、ということでもない。


彼女が22歳だとしたら、


「22歳で経験する子育ては、22歳でしか経験できない」
「35歳で経験する子育ては、35歳でしか経験できない」


というあたりまえのことに改めて気づいたのです。


わたしたちの「経験」って
すべて「そのとき」と分かちがたく結びついているんですね。
「時」と離れ、「時」に左右されない
だれにも共通する普遍的な経験なんてない。


子育てしかり。
旅行しかり。
勉強しかり。
恋愛しかり。
なんだってそうです。


「いつでもできる」
「いまじゃなくてもいい」と
わたしたちしばしば口にするし、
そうアドバイスもするけれど、
そりゃ確かにいつでもできるかもしれないけど、
でも、「その年齢の経験」は
「その年齢にしかできない」んだ!


ATMから離れて
お兄ちゃんをせかすように歩かせ
ベビーカーを押すおかあさんは、
何を思い、何を喜び、何を悩んで
何に憧れ、何に焦り、何をあきらめているのか。
どんな欲望を抱えているのか。
どんな鼓動、脈拍、新陳代謝なのか。


その若い肉体に宿る混沌とした心情のすべてが、
「22歳にしかできない子育て」だ。

(22歳かどうかわからんけども)


わたしたちは、いつだって
いまの年齢にしかできないことだけを
経験しているのですね。


だからこそ、いつも新しいともいえるし、
いつも少しだけ早すぎたり、
手遅れだったりするんだなあ。





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サイクルの短いヘアカラーの面倒くささ、という克服しにくい問題。



茶色い厚めのロングカーディガンに茶色のパンツ。
白いスニーカーにイラストの入った白い布バッグの
いい感じに肩の力の抜けた服装の女性が歩いていて
「いいなあ。スニーカーが真っ白なのと
バッグの軽い感じがいいなー。
やっぱり布バッグ、いいなー」と思って見ていました。


しかし、惜しむらくは、その頭頂部。


カーディガンとほぼ同じ明るめの茶色の頭頂部が
かなり大きく退色し、白髪も出ていて
白髪と薄毛のダブル効果による「頭頂部寂しい現象」出来。


これなあ。これ。
2週間もするとこうなるからなあ。
おしゃれな人も
ちょっと油断すると、こうなるのよなあ。


翌週の日曜日です。
犬のトレーニングで
「おかあさん!(わたしのこと)
スーちゃん(犬のこと)、上手に歩けていますよ。
写真撮っておきましょうね!」と
トレーナーの先生がほめそやしながら撮影した
わたしと犬の後姿の写真を送ってくれました。


うん。たしかにスーは、
ひっぱらずに上手に歩いている。


が!


わが頭頂部に寂しい現象、発見!


そう。わたしも頭頂部がすでに
白髪と薄毛のダブル効果で
すこぶる寂しくなっていたのです。


めっちゃ薄いやん!!


(1)重い腰を上げて美容院を予約する
(2)美容院でヘアカラーをする
(3)ホッとする。
(4)少しずつ白髪が出る
(5)気になるが、頻度の高いヘアカラーに逡巡
(6)部分染めを家でやってみてお茶を濁す


この毛染めプロセスにおける

(1)意を決する(重い腰を上げる)
(2)やるべきことをやる
(3)ほっとする

から

(4)少しずつ白髪が出る


の間が短すぎるのです。
あらゆる新陳代謝が緩慢になるくせに
頭髪の「伸び」だけは早すぎる。


わずか2週間ほどの短いサイクルで
意を決したり、ほっとしたり、気になりだしたり、
逡巡したり、お茶を濁したり、
いろんな気分が混じり合う面倒くささよ!


わたしの姉ちゃんは、
おしゃれでも素敵でもなんでもないが
「年とったら、何はさておき髪ばい!」が持論。(長崎弁です)


コーラスサークルに入っているから
ずらっーーと整列し
目の前に並ぶ人々の頭頂部を
子細に比較検討するんでしょうね。
頭頂部だけに遠慮なく観察できるし。


何はさておき髪か。


・・・とつぶやくだけつぶやいて
小手先の白髪隠しで、今日も仕事に行ってきます。
頭頂部は、スーパーミリオンヘアで隠すから大丈夫!(これほんと)





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異性へのときめきの表現にこそ、「こなれ感」が大事。


ある番組で
若いイケメンの人気俳優が
地方のまちを訪ね、
そこで出会った中高年女性と語らい、
カラオケを楽しんでいました。


俳優さんは、とても感じがよくて
女性たちをオバサン扱いすることなく、
丁寧でフラットな対応。


社交的で明るい女性たちは、
素敵な人気者に会えたことがうれしくて
ちょっと照れつつ、はしゃいでいました。


おばちゃんらしいハイテンション、といえるでしょう。


でも、わたしは、その心中がわかる。


自分のなかにある
若いころと変わらず
異性を前に胸をときめかせている「乙女」のはじらい
自分の年齢や容姿を
いやというほど知っているがゆえの
「大人」のわきまえとはじらいが、
二律背反的に心中で激しくせめぎあい、
その結果、「おばちゃんらしいハイテンション」になって表れるという
心理的葛藤の結果なのです。


いくつになっても、
異性が美しかったり、かっこよかったりすると
年齢に関係なくドキドキしたり、
動揺してしまったりするのですが、
その取扱い方に本人が一番、困る。


ときめいてしまった瞬間、
そのことに動揺し
年齢を思ってはじらいをそのまま表すことを
自分に禁じ、相手にも悟られまいとする
ハイテンションによる隠ぺい活動!


男性には、ときめきと欲情を露骨に出して
引かれる人も多いですが、
あれは、「俺はまだ現役」を
信じていられるゆえの行動ですね。


女性の場合は、
「もう現役じゃない」意識が強いので、
ときめきいたその瞬間、
おばちゃんに似つかわしい
「母ちゃん的振る舞い」にすがるように転換して
ごまかす、なんてことをしがちです。


ああ。わたしのなかの乙女。
わたしのなかのみずみずしいときめき。



ファッション誌には、
「こなれ感」という言葉が頻繁に登場しますが、
この、ときめきの取り扱い方にこそ、
「こなれ感」が必要なのかもしれません。


もはや、ほとんどの場合、
恋愛の対象でないことを受け止めつつ、
しっとりと女性的でいること。
なんかとっても大人な感じだ。
男性もそんな感じのほうが魅力的だったりしますねえ。


ときめきの取り扱いの「こなれ感」、大事と思う。





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年をとるごとに差がつく。「威張る怖さ」と「威張らない怖さ」


このところのパワハラ・セクハラ問題では、
わたしと同世代か少し上の年齢の
立場のある男女が、
ある人は会見場で
ある人は往来で
ふんぞり返って、威張っています。


もう、ここまで威張るなら、
最後まで頑張って踏んばって威張っていてほしい!


立場や支持を失ってもくれぐれも手のひらを返したように
「威張り」を「平身低頭」に変えたり、
「雲隠れ」に変えたりせず、
堂々と最後まで威張っていてほしい。
ここまでわかりやすく威張るくらいだから
それぐらいの覚悟はあるでしょう。
これまで、あまたの目下の存在に
覚悟を説き、無理を強いてきたでしょうから、
自分自身の覚悟を見せてほしいと思います。


威張れ。最後まで。
そこに誰もいなくなっても。


威張る人は、幼くてダサくて
ヒジョーにかっこ悪いですが、
実際に身近にいると怖いです。


威張り癖のある人には、
業界や会社で威張る人、
家庭で威張る人、
店で威張る人などがいて
年をとって現役から退いても
過去の威風で
威張って怖がらせようとします。


一番、身につけたくない怖さ。迷惑な怖さ。
いつかしっぺ返しを食らう怖さですね。
近寄らないに限ります。


威張る行為は、
どんなに功成り名遂げた人であっても
幼児性の発露にほかなりません。



しかし、「怖い」と感じさせる存在には、
別のカタチもあります。


「この人は自分に厳しいから怖い」
「手を抜かないから怖い」
「自分のやりたいことを貫くから怖い」
といったタイプの怖さ。


決して威張らないし、
いつもニコニコしているけれど、
淡々としているだけに
本質的に怖い。
見透かされているようで怖い。


年をとって身につけるなら、
そっちの怖さを身につけたいですねえ。
一芸に秀でた職人的怖さといいましょうか。


ああ、この人はだませない。
…と相手が思うから
口八丁手八丁の調子のいい人間が
近寄らなくなる利点もあります。


「有能」と「有能ぶる」のが違うように
「怖い」と「怖がらせる」のも違う。



さらに言うと、
ちっとも怖くないし
ときどきバカにしちゃうこともあるけど、
いなくなってみると
偉いことがわかった、っていうのは、
さらに粋でおしゃれで大人でいいですねー。


年をとっても煙たくなくて
気楽な存在でいつづけるってすごいこと。
なんならそれを崇高とさえ呼びたい。





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50代で犬を飼ったら、ほどよい悩みがついてきて人生が活性化した。


犬を飼うことは、「悩みを買う」ことだと
わたしは、声を大にして言いたいです。
そしてペットショップに
そう大書したポスターを貼っといてほしい。


子犬を飼って悩んだことのない人、
先々を心配したことのない人は、
いないんじゃないかな。
いるにしても、
ごくごく少数派だと思います。


そして、この悩みこそが、
犬を飼う醍醐味。
後々、振り返って
しみじみ味わう思い出となるのです。


犬を飼うことは悩みをもつことだと
はじめから知っておいたら、
焦りまくって体罰に走ったり、
リーダーになろうと柄じゃない行動をしたり、
根拠のない厳しいしつけに頼らなくて済む。


だから、はじめに言っておいて。
犬を飼うことは、
悩みを買うことだと。


思えば、前の犬のときは、
「小型犬に吠える」ことが悩みでした。
それは最後まで直せなかったから、
「すみません。小さなワンちゃんには吠えるんです」と謝って
吠えない距離を保ちつつ、その場を去るようにしていました。


わたしなりに
悩みと共存することを選んだわけですね。


ときを重ねるにつれ
わたしの「吠える気配」を察する技術と
「吠えない距離」を保つ技術が向上したので
さして困ることはなく
平和に暮らしていました。
どこを触っても嫌がらない、
獣医さんでも大人しい、
留守番の上手な
どれだけでも「待て」のできる
手のかからない犬でした。


昨年暮れに愛護センターからやってきたスーは、
犬づきあいは上手ですが、
留守番は下手です。


夫もわたしも時間の融通が利くので
なんとか時間を調整しながら
気長にトレーニングしているけど、
悩みといえば悩み。


自ら買って出た悩みです。


悩みはなくそう、なくそうと焦ると
対処療法になりがちなので
「悩みと共存」しながら
時間をかけて解決する姿勢が大事だなあと思います。
犬に限らず。


完全には解決しなくても
なんとなく平和にやり過ごせれば
それでいい場合もありますね。
これも、犬に限らず。


一病息災ならぬ一悩息災。


悩みは、生きている証。
絆を育てている証。
心が空虚じゃない証。


そう思うと
悩んでいる今という時間が味わい深く、
輝いて見えるようにも思えます。


ほどほどの悩みを連れてきたスーは、
だからこそ、目が離せず、
かわいく愛しい。


彼が十数年生きるとしたら
そのときわたしは、ほぼ70歳。
間違いなく最後の犬になるので
血気盛んな若犬の間を
悩み丸ごと存分に楽しんで
いっしょに山盛り散歩し
自分自身の70歳までの時間を
忘れえぬものにしたいと思います。


時間に限りがあることと
その先に体力・知力の減退があることを
意識の隅に置きながら、
「これでいい」と自らの日々を肯定し、
慈しみながら生きられるのも、
50代になって得られた、心の宝です。





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言葉より行動が真実。「会いたがられない」はサクッと受け止めて。


姉が中学校の先生時代の同僚に
仲良しふたりがいて、
いまも、しばしば会っています。
そのうちの一人とは、
先日、京都に旅行もしていました。


旅行に行った友だちがMさん、
旅行には行っていない友だちがKさんとしましょう。


Kさんは、姉より7歳ほど年下で
先日、退職しました。


仕事をしていたころから、
休日の楽しみはお昼から料理を作り、
お酒を飲んで昼寝をして
夕方起きて、また飲みながら
ゆっくりと読書をすることだったそうです。


お酒を飲むだけなら
外で飲んでもいいのですが
お昼寝が必須なので
いっしょにランチを楽しむことは極めてまれ。
ランチをしたとしても速攻昼寝に帰る、
という感じだったようです。


つまり、3人組のなかで
Kさんだけが、
やや「つきあいが悪い」わけですね。


「あんだけお酒ばっかり飲んどって
退職してから大丈夫やろか?」


後輩の行く末を心配しているのか、
自分と違う生き方を何とはなしに否定したいのか、
おそらくは、その両方からでしょう。
姉は、しばしばそう言っていました。


ところが、Kさんが退職してみると…。


家にこもるどころか、
本来のグルメっぷりをいかんなく発揮し、
あちこちに一人食べ歩きし、
意気揚々としているというではありませんか。


そうです。
こういう「行く末の心配」と
「自分と違う生き方を認めたくない」という
両方の気持ちが混じり合って描きだされる
「他人の未来予想図」は、
決まってハズレるのです!!(笑)


大きく迂回した自己肯定の欲求だからねー。


姉は、「やっぱり、自分の好きなことに
正直な人のほうが最後は強かね」
と悟ったように語っていました。


Kさんは、予想を裏切りアクティブになったとはいえ、
自分のペースで出歩きたいのか、
つきあいは相変わらずあまりよくないそうで


姉とMさんは、
なんとなく寂しいような、
少しは誘いに乗ってくれてもいいんじゃないか
都合のいいときばかり電話で相談とかちょっとどうなのよと言いたいような、
そんなこんなの悪口をふたりでぶっちゃけたいような
でも、それをしちゃおしまいなような
そんな、お互いの気分を何となく察しつつ
奥歯にもののはさまったようなKさん談義をしつつ
過ごしているようです。(あるよねー)


どんな言葉より、行動が真実なので
Kさんは友だちではいたいけれど、
それほど会わなくてもいい、
という感じなんでしょうね(笑)


まあ。そういうこともある。
「会いたがられない」ことは、
そういうものとしてサクッとうけとめたほうがいい。





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