大切な人であればあるほど、約束の内容は小さく手堅く。


「あなたのことは任せて」とか
「君の面倒は見る」とか、
「それは心配しないでいい。なんとかする」とか、
その言葉を聞くだけで、全身が心地よい安心感に包まれるような、
それまでの不安が嘘のように消えてしまうような、
なんだか、ほっとして、
この先の人生は安泰なような、
もう、この勢いでパーっと焼肉でも食べに行きたいような
そんな気分になってしまう言葉の数々。


ま、ここまで大仰でないにしても
その応用版や縮小版のような言葉を
(「その仕事がダメだったら、探してあげる!」など)
聞いたことがあるような気がしますが
その言葉どおりになったという記憶はほとんどありません。


よくよく考えてみると、あたりまえなんですよね。


こういった「全面的に任せてくれ」系の言葉は、


(1)期待を背負うというカタチをとりつつ、事の解決を先延ばししたい
(2)相手の期待にとにかく応えたい、今、喜ばせたい
(3)高揚感や一体感から、つい言ってしまった


ときに出る言葉なので
そもそも、その言葉が根を張る「地盤が弱い」んですね。
ユルユルなのです。


こういう言葉を多めに使ってしまうタイプは、
気のいい人だったり、
優しかったり、
親分肌だったり、
親分肌をきどったりしますが、
「場の雰囲気に流される」という共通点があり、
その意味で弱い。
言葉の根っこにある地盤が弱いのです。


でもねえ。
頻繁には使わないにしても
「あなたのことは任せて」と言ってほしいのだろうなあ、
「大丈夫、わたしもやるよ」と言ってほしいのだろうなあ、
という期待を感じたとき、
そのプレッシャーに負けずに
沈黙を貫いて
安請け合いをしないというのも、
これ、なかなかに難しいのです。


だって、だれにでもサービス精神ってあるからねえ。


それが親友の頼みだったりすると余計に難しい。
つい「任せて」って言っちゃう。
「なんでもするよ」って言っちゃう。


が。


言わないでおきたいな。
そこは言わないで、
ぐっとこらえて、
その後の具体的な行動で示したいな。


大切な人であればあるほど
約束の内容を小さくしておきたい。


地盤がゆるゆるの言葉は、
威勢がよくなりがちだから、
期待を高めて、
失望も招く。


口にした途端に、プレッシャーになることもある。
言葉どおりに頼られると
重荷になったりもする。


できることを言う。
できることをやる。
それを積み重ねる。
「できること」の地盤だけが固い。
足をとられず、ゆっくり歩いて行ける。
まわりに広がる風景も楽しめますな。





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