「独白」を「おしゃべり」へ。「カイゴ・デトックス」、満員御礼。



ワールドカップ日本代表の感動的な戦いに、
早すぎる梅雨明けと暑さに、
そして台風に…とわたしのブログどころでない日々を
お過ごしかと思いますが、
ちょこっと、お知らせさせてください。


わたしが、このブログともうひとつやっている
ウェブマガジン「どうする?Over40」主催の
介護トークイベント「カイゴ・デトックス」の参加申込を
昨日より受けつけています。


介護の体験談は、
女優さんなど有名人による
「手記」というカタチの独白が、
多いように感じます。


そこにつく「壮絶」という言葉、
「献身」という言葉が、
ときには、脅しのようにも映り、
そっとページを閉じる人も多いのではないでしょうか。


みんなで集まって、
「独白」を「会話」に、
「おしゃべり」にしてデトックスできないか。
悪口だって言っていいじゃないか。
なんなら、おいしいお弁当も食べよう。
おやつも食べよう。
お茶も飲もう。


・・・そんな感じで気楽な企画を練りました。
名づけて「カイゴ・デトックス」
(誰も気づいていませんが、マツコ・デラックスにかけています)


介護当事者の方、これから介護するだろう方、興味がある方、
いまはないけどその場にいてみたい方、大歓迎です。


         kaigo1_convert_20180703145006.jpg
           (イラストは中島慶子さん


そういうわけで
オバフォー介護ミーティング、参加者募集!
おいしいお弁当とおしゃべりでデトックスしませんか?



おいしいお弁当食べて、
おしゃべりしてデトックスしましょう。
「カイゴ・デトックス」in 東京
~黒い気持ちに黒く寄り添う~



日時:7月29日(日曜日)12時スタート
            (11時半受付開始)

場所:ニュー新橋コワーキング

東京都港区 新橋2-16-1 ニュー新橋ビル305C
     JR・地下鉄新橋駅 日比谷口または烏森口 から徒歩1分。

参加費:3000円(おいしいお弁当、飲み物、おやつ付)

お弁当:麻生要一郎さんのお弁当

発案・企画:ミカス←麻生さんのお弁当との出会いや説明もこちらに。

主催:どうする?Over40

★イベント・プログラムなどの詳細は、こちらでご確認ください



たくさんの参加申込、ありがとうございます!
ただいま、フォームより申し込んでいただいた場合は、キャンセル待ちとなります。
今回ご参加いただけなかった場合も、フォームに書き込んでいただければ、
次回開催の際、事前にご連絡し、優先予約していただけます。
ぜひ、ご記入ください。

なお、申込してくださった方には、必ず全員にご連絡いたします。
もうしばらくお待ちくださいませ。


参加ご希望の方は、以下のフォームからどうぞ。
昨日より続々とお申込みいただき、
あと少し、お席があります。
お早目の申込をおすすめします。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「カイゴ・デトックス」参加申込みフォーム


お会いできるのを楽しみにしています!




フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク



「もう、年がわからないパラダイス」の住人になる。



犬の散歩で顔見知りが増えました。


自分よりグンと年上の飼い主さんや
グンと年下の人なら、
「年上だな」「若い人だな」とは思うものの
そうでない場合、
なんだか、あんまりわかりません。


いっしょに連れている娘さんを見て
「…ということは、45歳ぐらいかな?」
とか思う感じ。


「カラフルな色のシャツを着てキャップをかぶり、
いつもきれいにしている」なんてことになると
わたしのなかでは、自動的に
「年下の可能性大」ゾーンに振り分けられます。
ふとした瞬間に「うん?あの白髪は、同い年ぐらいか?!」と思ったりするけれど、
それでもやっぱり正確な年齢まではわからないのです。


つい「自分より、年下だろうと思ってしまう」傾向、大。


年上の人についても
「年上だろうなあ」とは思うものの、
それ以上はよくわかんないです。


60代といわれれば、そうかもしれないし、
70代といわれれば、そうかもしれない。


わたしの脳は、「年がわからないパラダイス」か。


年上にも、年下にも
態度や言葉づかいは変えないので
別にそれでいいんですけどね。


ただ、自分のなかで
何かが融解しているというか。
何かの境目があいまいになっているというか、
なんか、そういう
「まざりあっていく」変化を感じる日々。


なんだろな、これ。


自他の年齢にこだわらなくなっているのかもな。


みんながそうなら、
それこそ、「年齢がわからないパラダイス」の住人になるってことで
最高なんだけどなあ。





フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。爽子さんの「絵手紙オーライ!」公開されています。筆の勢いを感じます。→国宝?鳥獣戯画

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク



ブラトップ着用時に待つ、「臀部」と「腹部」という二大難所。


何年か前、ブラトップを買ったら
ものすごく着にくかったので
「ラクなはずじゃないのか!
やだ。汗かいたカラダにこんなの無理!」と投げ出したら、
上から着るのでなく
下から着るのだと知りました。


タンクトップやワンピースと一体化しているとはいえ
「ブラ」と名のつくものを
下から着る、とは奇態なこと。


前でホックを止めて後ろにずらす、
という方法はかねてよりありましたが、
下から入れて上にずらす、とは。
同じ「ずらす行為」とはいえ、
似て非なる行為。
何が違うって距離が違います。


頭頂からいけば50センチほどの移動距離で済むのに
いったい何をどう考えたか、
わざわざ一番遠い、足からアプローチして
延々1メートル以上も移動するとは。
ヘアバンドを足から通して頭に巻くようなものじゃないですか。
酔狂だ。


しかも、途中には、
「臀部」と「腹部」という
2大難所が控えているのです。




「ブラ」と名のつくものを
「ヒップ」サイズまで引き延ばす申し訳なさ。
その直後に、「腹」という難所を超えるために
「ブラ」のフィット感の要である「アンダーバスト」部分を引き延ばす、
「これ、大丈夫か」感。
「伸びきって戻らないんじゃないか」感。


ひところ、コマーシャルで
スムーズな模範着用を見せてくれた
スレンダーな吹石一恵さんのようにはいかないのです。


今年、わたしは、
「アクティブシームレスブラミディアム」のダークグレイを買いましたが、
後ろが×印になっているため、油断しました。
×印に足を入れると複雑化しそうなため
暑い部屋で汗をかきながら
上からかぶったのです。


するとどうでしょう。
首のすぐ下の、ぼんのくぼのあたりで
後ろ側の布が、まるでホースのように丸まり、
ぐるぐる状になってしまうではありませんか。
なまじフィット感があるために
ひっぱってもなかなか布状に広がりません。
フー。ひと苦労。


ユニクロのオンラインショップで口コミを見たら、
●アンダーがきつくて着脱しにくい人は、
下から履くようにして着用するといいかもしれません
●難点はアンダーバストがほぼ伸縮しないので、
脱着がかなり、しづらいです。



やはり下からであったか!!


肩ひもも落ちないし、
後ろが×印でちょっとかわいいし、
もんのすごくフィットして動きやすいし、
二つの難所を超えれば、
いうことなし。


着脱時、超ユルユルで
着てしまえば、ぴったりフィットという
夢のブラトップ、できませんかねえ。





ウェブマガジン「どうする?Over40 」主催の介護トークイベントに
参加申込をくださった方、全員にメールをお送りしました。
メールが届いていない、という方は、こちらからご連絡ください
その際、申込時のものでなく
必ず受信できるメールアドレスをお書きください。
ご連絡、お待ちしています!


フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。昨日はこちらにも書いています。今回の水害についても言葉足らずですが書いています。

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク



「年をとった親」と 「子のアドバイス」は相性が悪いと知っておく。


娘が赤ちゃんのころ、
長崎の実家にビデオを送ったら、
父から「ありがとう」という電話がありました。


「あ。見た?」
「見たばい。ありがとう」
「おもしろかったやろ?」
「おもしろかったよ」


うん?なんか変だな。
いつもと違うぞ。
話が弾まない。
いつもの「かわいかねーーーー!」がない。


後日、姉から
「お父さん、ビデオデッキが動かんごとなって
見てなかったらしいよ」と聞きました。


正直に「まだ見れていない」と言うと、
「えええ!なんでーーー!
あそこのボタン押して、
こうして、ああしてみた?」と
わたしが騒ぎ立て、指図してくると思ったんでしょうね。
そして、それがイヤだったんでしょうね。


長く話すと「映像のどこがかわいかったか」
と聞かれるかもしれず、
それには答えられないから(まったく見ていないのだし)
一刻も早く電話を切ろうとそわそわし、
挙動不審になってしまった。


「年をとった親」と
「子のアドバイス」は、
相性が悪いです。




母がまだ元気なころ、
近所の商店街にあるブティックに
頻繁に足を運び、
涼んだり温もったりしながら
他のお客さんも交えて世間話をし、
時にはお茶も飲ませてもらって
結構、値の張る服を買ってきていたときには、
姉が、「こんな服でこの値段は高すぎる!
もっと品揃えのよか店はあるやろう!」
と助言・提案という名の干渉をしていました。


姉にしてみれば、
もっと繁華街にあるオシャレなブティックや
百貨店で買えばいいじゃないかと言いたかったんでしょうが、
そこには、バスに乗っていかないといけないし、
長居できないし、お茶も出してくれないし、
世間話もできない。


母にとって
「若い気どったショップ店員」から服を買うより、
多少、すすめられるままにお金を使うことになっても
「近所の気心の知れた奥様ブティック」のほうが
よかったんですよね。


そんな姉も60代後半になり、
長崎の実家に一人暮らしをしていますが、
「リフォーム会社の男性営業マン・ワダさん」に
あれこれとお願いしています。


もともとは父母が大規模リフォームを頼んだときの担当者で
姉が実家に戻った段階では、
「会社をやめて独立したワダさん」になっていました。
その独立したワダさんに外観などのリフォームを頼み、
そこからずっとお世話になっているようです。


わたしから見ると、
どうも、もっといい素材がありそうだし、
なんとなくいい加減な工事に見える部分もあるのですが、
台所の水道が水漏れしたときは、
すぐに駆け付けてくれて手配をし、
鼠が出た!と騒ぐと
殺鼠剤をかかえてやってきて
屋根裏にもぐって入れてくれたそうです。



「ねえちゃん!このお風呂のドア、何?
探したら、もっとよかリフォーム会社あるよ!」
…と助言・提案という名の干渉をしたくなるときもないわけではありませんが、
「もっとよかリフォーム会社の担当者」は、
水漏れの原因を探ろうと
台所に腹ばいにはなってはくれないだろうし、
屋根裏を匍匐前進はしてくれないでしょう。


本業の信頼度70点に
その他の貢献30点で
合計100点。



そういう評価の仕方もあるし、
その「本業」にそれほど高い完成度を求めていない、
ということもあるかもしれません。


両親はすでに亡くなりましたが、
この記事を書いて
自分の頭にとめておいて
娘にアドバイスをされたら、
「わたしの求めているものは、
本業の完成度だけじゃないからね」
と遠くを見つめるようにして
思慮深げに言ってみようと思います。





フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。台湾に暮らすあずみさんが、「台湾の介護」についてレポートしてくださいます

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク



「客観的真実」との出会い!不意打ちだけに、ションボリ。


自分のことを「おばさん」「おじさん」と言いはじめるのは、
人によっては30代ぐらいからでしょうか。
「おねえさん期」「おにいさん期」が
またたく間に過ぎると
長い長い「おばさん期」「おじさん期」がはじまります。


もう、ずっとおばさんでいつづけるような。
「おばさん期」が永遠に続くような……。


土曜日のことです。
いつものように夕方、犬の散歩をしていたら、
60代後半ぐらいのメガネの男性が、
公園のトイレに入っていきました。


40代が前期おじさんなら
50代が中期おじさん
60代は後期おじさん、でいいのかな。
70代をおじいさんと呼んでいいのか、という疑問もありますが、
「いつからおじいさんか」問題は、
簡単に答えが出そうにないので
「おじさん期」を10年ごとにざっくり刻むとしたら
その人は、「後期」に入ると思われるおじさんでした。


日常の景色になじむ、年相応のおじさんとでも言いましょうか。
「自然」とでも呼びたいような服装と雰囲気。
とりたてておしゃれでもないが、だらしなくもない。
目立たない、安心できる「後期おじさん」です。


そのとき、「スーちゃん!」と声をかけられ
振りむくと柴犬をつれた中学生の女の子が立っていました。
名前を知らないのでスー目線で
わたしは「おねえちゃん」と呼んでいます。
この流れでいうと「前期おねえちゃん」ですな。



そのおねえちゃんが、
「スーちゃんのパパも…」と言うではありませんか。


うん??


「パパ?」
「うん、スーちゃんのパパもいっしょ?」


その視線の先には、
あの「後期おじさん」の入った
公衆トイレ……。


あー。
あの「後期おじさん」を
うちのダンナと間違ったのか。
たしかにメガネだ。
そして小太りだ。


「ううん、来てない、来てないよ」とニコニコして言いながら、
わたしはうっすらと寂しかったのです。
この悪気のない、やさしい中学生の目に
あの「後期おじさん」と「かろうじて中期おじさんの夫」は同じに見えたのか。
そうか。そうなのか。


夫も「おじいさん」の扉に確実に近づきつつあるのだな。
ということは、わたしも・・・。



そういえば、
「おじさん」「おばさん」の胸のうち。というタイトルで
夫に道を聞いた女性が、
「あのおじさんが教えてくれたわ」と
家族に「あのおっさんが」的ニュアンスで雑に伝えているのを聞いて
ションボリしたことを書いています。


そうなのか。8年前の記事か。


あのときは、おじさんだったのか。


また、わたしの友だちが、介護施設にパートに行き
お昼を食べているとき、
職場の人たちが、「あの、年配の、ポッチャリした人」と
自分のことを話しているのを耳にし、
「年配」と「ポッチャリ」のダブル攻撃で、
午後からの勤労意欲のほぼすべてを喪失するほど
ションボリした事件についても書いています。
→(「年配」」というコトバの殺傷力。


気をつかわずに語られるときの
自分(や身近な人)の話題に含まれる
客観的な「真実」。



それは、いつも不意打ちだから、
ちょっとだけションボリしちゃうよね。

がんば。





フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。今日からSHOJIさんの「OIRAKUのアニメ」が始まりました。第1回めは、サマーウォーズ
★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク



「この機会についでに…」は、正しい選択か、気の迷いか?


この前の地震で寝室の本棚が動き、
本が飛び出して、そのまんまになっています。


寝室に大きな本棚を3つも置くことがそもそも問題なのですが、
ほかに置く場所もないので
本棚を再度、倒れないように固定して
それからそこに寝たい。
でなければ怖い。怖すぎる。


というわけで、いま、
わたしたち夫婦と犬一匹は、
リビングに寝ているのです。


わざわざテーブルを動かして。
そこに布団を敷いて。
不便です。毎日、すこぶる不便です。


なぜ、ちゃっちゃと寝室(和室です)を元通りにしないかといいますと、


(1)本棚に残っている本をいったんすべて出さなければ重すぎて元の位置に戻せない。
(2)すべての本を出すならば、その機会に不要な本をブックオフにでも売りたい。


と考えているからです。


そして、その「考え」は次第に、


(3)本をいったんすべて出して本棚を移動するという大事業を行うならば、犬のスーが暴れん坊だったころに破った壁紙も補修したい。
(4)ということならば、同じくスーが掘った箇所のある畳も変えたい。
(5)ついでにふすまも変えてはどうか。


というリフォーム寄りの構想へと変化を遂げてきました。


話を整理すると

本棚を元の位置に戻して固定する

という喫緊かつシンプルな課題が、

和室をプチリフォームしようかな

というやや複雑なプロジェクトに変ってきているというわけです。


公共事業が、あらゆる関係団体の意向を受け
予算規模を拡大させるようなものかな。


悩む。


この場合、最悪なのは、
「ついでにプチリフォームしたいと思いつつ、
決断できないまま時間が過ぎ、
ずっとこのまま」という事態だということはわかっています。
それだけは何としても避けねばなりません。


しかし、悩む。


スーがまだ9か月で成犬じゃないってのも迷いの種。
大人しくなったとはいえ、まだ何かやらかすかもしれぬ血気盛んな若犬。
でもな、だからといって、いったん本を入れてしまうと落ち着いちゃって、
ずっと破れ畳と破れ壁紙で過ごすことになりそうだな。


だめだ!それだけはダメだ!



家は細かく手を入れるほうが、
「記憶や記録やゴミや壊れ物が堆積した家」にならない。



という名言もあるしなあ。(わたしの)


これを千載一遇のチャンスととらえ、
よっこらしょと
重い腰を上げてやっちゃいますかね。


今回は「ついでにこれも、あれも…」と思うとき、
どんな判断をするべきか、
という話題にしたかったのだけど、
「子犬の破壊力はすげえ」という印象だけが残った気がするな(笑)
ま、いいか。


それにしても、暑いですね。
おからだ、大事に。
室内の「冷え」にも用心ね。





フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。人気のお悩み相談、公開されています。今回の相談は、同僚のお悩み相談がウザい。

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系

関連記事

スポンサーリンク



「おなかの減り具合に敏感な人は、 心の機微にも敏感」説。



日曜に開催する「介護トークイベント カイゴ・デトックス」
キャンセルにより、2名様分の空きができました。
ギリギリのタイミングですが、「参加したい!」という方は、

こちらの詳細をご覧の上、記事下の応募フォームからお申し込みください。
お待ちしています。



ひとつの現場で取材・撮影がいくつも入っていて
ゆっくりと休憩がとれないとき、
「いまのうちにお昼にしてくださいね!」の
ひと言があるかないかは、とても大きいです。


それが言える人、好きだな。
人として信頼しちゃうな。


レストランや美容院なんかで
働いていてもそうですよね。
自分がアルバイトなら、なおのこと。


「はい、休憩、行って」
「いまのうちに、ごはん、言っておいて」


そのひと言が
忙しい仕事のすき間を縫い、
ここしかない!という絶妙のタイミングで
つまり「まだかなあ」とバイトが待ち遠しく思うより以前に発せられてこそ、
わがチーフ!わが店長!


おなかの減り具合に敏感な人は、
心の機微にも敏感だと思うな。



もう30年以上も前のことです。


ある事務所でバイトをしていたとき
給湯室の冷蔵庫に立派な柿が入っていました。
冷蔵庫に入れているとはいえ、
次第次第に熟してきて、
皮の色が濃くなり、細かいシワがよっていきます。
手でつかんだら、ズルリとむけそうです。


バイトのひとりの子が
当時30代後半の女性チーフに
「柿、みんなで食べませんか」と言ったら
何か理由をつけて許可されなかったのですが、
数日後、そのチーフが
給湯室で流し台に向かってあごを突き出すようにして立ち、
熟した柿を丸ごと手づかみで食べている姿を見ました。


ずぶずぶに完熟した柿の果汁を
ぼたぼたと流し台に落としながら食べるのが
この上なく好きなのだろうか。
それとも、「このままでは腐ってしまう」と思って
仕方なく食べているのだろうか。


会社や学校など
「自由に飲食してはいけない場所」にある食べ物は、
家にある食べ物の何倍も価値が上がり、
ある種の執着をもたらすのだな、と
そのどこか淫靡で強欲な「ひとりじめ」を見て思ったのです。


どんな時代になっても
世の中に食べ物があふれていても
人間は一定の時間を経ると必ずおなかが減るので、
食べものへの欲はあなどれません。


武田百合子の「富士日記」に
誰かの家を空腹なまま尋ね、
テーブルにあるお菓子を
「早く、どうぞ、召し上がれと言ってくれないかな」
と切望しながら座っている場面がありますが、
これも、わかる。
わかりすぎて忘れられません。


食べていいのかダメなのかわからないままに
「食べものがそこにある」限り、
「おあずけ」。
犬でいうなら、
「おすわり」「待て」のまま「よし」のない状態。
心のなかで流れる、よだれ。


目の前に食べ物を置いた、
もしくは何らかの流れでそこに食べ物がある限りは、
「どうぞ」と勧めないと酷ですね。
「いや、結構です」って遠慮されたにしても
その人は、そう口に出しただけで
食べものから意識を離すことができたはず。
不思議なものです。


ごちそうを前にした長い説教や
ごはんの時間を無視した行動も罪深い。


「おなか、減ってない?」と
しつこく聞いてくるオバチャンもあれですが
気にしないより、数億倍素敵!!
おいしいごはんを出してくれるなら
最高に素敵…
なんて書いてるわたしがおばちゃんなんだから
「おあずけ」おばさんじゃなくて
「どうぞ、どうぞ」おばさんであろう。


それって、ささいなことのようだけど
人間の本質的な美徳ですよ。


空腹、渇き、暑さ寒さ、眠気、疲労、痛み…
生理的な状況を慮ることが、一番の思いやりだと
年とともに思います。





フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。昨日はこちらにも書いています。日曜日は、「カイゴ・デトックス」。灼熱を生き延びて会いましょう。

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク



熱中症を招く、家庭内「エアコン権独占とエアコン文化の伝承」


ラジオを聞いていたら、
「酷暑の対処法」について
読者のメールが紹介されました。


「母がエアコン嫌いで絶対に使わせてくれないので
生まれてから一度も
家で涼しい思いをしたことがありません。
暑いときは、扇風機にあたりながら、
わきの下に保冷剤をあてています。
そうすると体温が下がります」。


一度もない!!??
あるのにつけさせない!!??


「エアコン権」を母だけが独占するパターンですね。


お母さん、いくつだろうな。
高校生か大学生のお母さんなら、
40代か50代??


エアコンを絶対に使わせない。一度も入れさせない。
もーのすごい意思の強さ。
もーのすごい我慢づよさ。
おそるべき支配統制力。


しかし、エアコン権、なかでもリビングのエアコン権は、
いまも家族のだれかが握っている、という家庭、
それなりにあるんじゃないですかね??
「エアコン、つけていい?」って
エアコン権をもつ人にお伺いを立てるスタイル。


しかし、「いいよー」って言ってくれる人ならいいけど、
ラジオの投稿者のお母さんみたいな人だと大変だな。
家族全員、熱中症予備軍。


高齢な夫婦にしばしばみられるのは、
あうんの呼吸で入れるタイミングが決まっているケース。
倹約と健康維持と快適さの折り合いをつけるかたちで
「夕方の入浴後」につけることにしているとか。(昼間は我慢)


わたしも数年前までは
お昼はできるだけエアコンを使わないようにしていたように、
「ある年齢以上の人間は、エアコンに対してだけ、
なぜ、ストイックになってしまうのか問題」の背後には、


長い時間をかけて築いてきた
「家庭内エアコン権の独占とエアコン文化の伝承」が
影響しているのではないですかね?




少し前までは、テレビや新聞も
タイマーをつけて寝ようとか、
健康のためにエアコンに頼りすぎないようにしようとか、
「節度あるエアコンの使い方」啓蒙に
チカラを入れていましたしね。


長年、「節度」あるつきあいを肝に銘じてきた分だけ、
急に「エアコンをつけましょう!!」と言われても
なかなか、「つけっぱなし」に舵を切れないのです。


昨日、犬の散歩で会った60代のおじさまも
「夕方までつけませんよ」と
想像するだけで暑くてぶっ倒れそうな話を
涼しい顔でしておられました。
(夕方からつける、という家庭内エアコン文化が根付いているのですね)



でも、わたしの心のなかにも
ちょこっとだけあるんです。


こんなにエアコンのなかにいていいのかなあ。
夏の過ごし方って、こんなふうでいいのかなあ。
夏の外界とのつきあいって、こんなだったっけ??


ノスタルジーですかね。


冬は締め切る。
夏は開け放つ。


日本の住まいのあり方が、
もともとそうだったせいかな。
快適なのに、ちょっとズルをしているような
つまんないような気がしています。
(冬は一日中温めても平気なのになー。不思議)




日曜に開催する「介護トークイベント カイゴ・デトックス」
キャンセルにより、2名様分の空きができました。
ギリギリのタイミングですが、「参加したい!」という方は、

こちらの詳細をご覧の上、記事下の応募フォームからお申し込みください。
お待ちしています。




フェイスブックツイッターで更新情報をお知らせしています。フォローしたら気軽に話しかけてください♪

ウェブマガジン「どうする?Over40」、ほぼ毎日更新しています。イラストレーター中島慶子さんのファッション記事、公開されています。おしゃれな人は熱意が違う!→自分メンテにワクワク〜♡

★いつも応援してくださってありがとうございます!ハッピースマイル

にほんブログ村 ミセス系
関連記事

スポンサーリンク