その時々、現実に即して、「希望」をつくりだして歩いていこう。


夫の入院から1週間ほどして、主治医の先生に
「転院後は、回復リハビリ病院に行くか、
意識の状態がよくなければ療養型に行くか。
見学などもしておいたほうがいいですね…」と言われ、
もう、転院の話!
そして、見学!!!???となりました。


なんせ「配偶者の長期入院初心者」なので
いろいろわからないことばかりです。


しかし、そうか。そうなんだな。
急性期医療の入院は、短期間なのだな。
次の入院先を決めるには、
こちら側の自発的な「見学」が必要なんだな、
ということはわかりました。


療養型の病院に行くと
リハビリ時間が少ないとのことなので
できるだけ回復リハビリの病院に行かせたい!
まだ、50代だぞ!若さに賭けようじゃないの!


親戚の理学療法士に聞いたり、
自分でもネットで調べたりして
評判・先進性・立地等で「ここ!」という病院を見つけ、
いまの入院先の退院支援部門と話をする前に
自分で予約して見学に行ってきました。
先週の水曜日のことです。


ピカピカに磨かれた清潔で居心地のいいロビーには、
まさかの犬!ゆっくりと起き上がり、
わたしと娘のほうに近づいてきます。
犬好きにはたまりません。


一日、宿泊してくつろぎたいような雰囲気の病院でした。
トイレ付個室は高くてとても無理ですが、
トイレなし個室は室料無料。
2人部屋もゆったりとして居心地がよさそうです。


専用の部屋はなく、
空間全体をリハビリ空間ととらえ、
あちこちで患者さんたちが
さまざまなリハビリに取り組んでいました。


いいなあ、ここ、いいなあと思ったのですが
肝心の入院中の病院から、まったく連絡がありません。
「退院支援を担当する看護師です。
どんなことでも一人で不安は抱えず聞いてくださいね」と
さわやかな微笑みを残して去った看護士さんも
以来、一度も現れず。
あなたは、どこにいるの?
そもそも、どこに行けば、
「どんなことでも相談できる」の?
どこで不安なわたしを待っているの?



待っていたら、時間ばかりが過ぎる予感、いや確信。



一昨日、病棟クラークの女性に
(事務職のユニフォームを着た人。その存在も知らんかった)
「転院先を早め早めに相談して
見学もしてくれと言われたが、どうなっていますか」と尋ねると
主治医の先生につないでくれて
先生が目の前で退院支援の医療相談部署に電話。


そして昨日。面会に行くが再び静寂。
「あともう一日ぐらい待ってもいいんじゃね??」という
遠慮がちで逃げがちな自分がささやくところを
「いや、そうはしておられぬ!」と奮い立たせ、
再度、病棟クラークの女性に
「どんな不安も相談してくれと言われましたが、
どこに行けばいいのでしょう。教えてください」
と言うと堂々とした立ち居振る舞いの看護師長が
口頭では謝罪はするが、頭は下げないという風情で現れ、
「1階入院相談のEを訪ねて
この後、お時間があれば話をしてください」


あああ~!!やっぱ、この一押し、必要だったんだ!!
Everybody、身内が入院したとき閑々と待ってちゃダメだぜ。
疑問は都度都度、聞く。待たない。
イライラしないで怒らないで我慢強く譲らないで主張する!
病院スタッフはみなさん超忙しく
目の前の人の治療やケアに奔走しているので
「ちょっとごめんなさいよ!この件、どうなってる!ちょっとだけつきあって」と
振り向かせなくてはならないのです。学んだ!


退院支援担当のEさんは、とても感じのいい人でしたが
カルテを探すなどあわてて資料に目を通しているのがわかりました。
(「すみません。5分お時間ください」と言われたし)
連絡はいっていても、準備はできていなかったのですね。
まあ、そういうものなのです。現場はつねに混乱しているもんね。


でも!


転院先の候補が並ぶリストを前に
(そのままでは文字の羅列でしかない)
「この病院には見学に行き、話を聞いてきました。
ここへの転院を希望しています」と言うと
そこからびっくりするほど話がスムーズになり、
その病院を第一候補に進めてもらうことになりました。


要望を明確に伝えたことで
先方がこちらの要望を踏まえた
「第二候補」も提案してもらえました。


自分で動いておいてよかった。
先行して動いてよかった。
誰が偉かったって、わたしが偉かった(笑)!



「配偶者の闘病」も
「病院内のシステム」も
「医療や福祉の仕組み」も
「すでに決められた流れに従う」ように思いがちですが、
そうじゃないんだ。
主体は、当事者である夫とわたしなのだ、と
改めて思いました。


まだまだハードルはありますが、
転院先が少し見えてきて
希望が生まれました。


その時々に
現実に即した「希望」を作り、
その光を見つめて歩んでいこうと思います。


※ツイッターでは、ウェブマガジン「オバフォー」のメンバーであり、
 言語聴覚士でもあるCometさんが、このツイートに返信するかたちで
さらに踏み込んだ体験を教えてくれています。あきらめちゃいかんですよ、何ごとも!
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※コメントやメールでアドバイスや情報をいただいています。
 お一人おひとりお礼も言わず、すみません。
 いますぐには実行できないことも覚えておいて、これからに生かします。
 わたしのために心をくだいてくださって心から感謝しています。
 ありがとうございます!





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